株式会社ファミリー 様
◆受賞ポイント
「家族のような絆で繋がる組織」を目指す中で、一貫して感情を伝え合うことを軸に、高いレベルで運用されています。その理由としては、推進委員会による社内の参画意識向上や経営者がメッセージとともに投稿をピックアップして称賛する仕組みなど、優れたバランスや徹底された運用体制だと感じます。その結果、従業員のパフォーマンス向上や定着率向上などの強固な組織を裏付ける成果に繋がっており、その2つを実現された点が高く評価されました。
規模別部門
1,000名以上
寿々グループ 様
300名以上999名以下
株式会社マイナビワークス 様
100名以上299名以下
株式会社ファミリー 様
99名以下
株式会社エコライフ 様
ベストルーキー部門
カンロ株式会社 様
ベストチャレンジ部門
株式会社北の達人コーポレーション 様
ベストエンゲージメント
カンパニー 受賞企業紹介
規模別部門 (1,000名以上)
寿々グループ 様
寿々グループ様は、福祉、介護業界で主に有料老人ホーム運営、訪問看護・介護などを行っています。 経営理念の浸透や各社のスタッフや取り組みを見える化する目的から、経営の答え合わせや現場のニーズに応えることをTUNAGで追求されています。
TUNAGアドバイザーのコメント
TERASやカスタムダッシュボードといった定量的な情報に、フィードバックコメントといった定性的な情報を重ねることで、コミュニケーションや情報交換の質を高めているように感じられました。「事故なし」が当たり前とされてきたことにエンゲージメントの関係があるのであれば、当たり前のことができていることを称賛し合えるような取り組みの強化を今後も期待したいです。
規模別部門(300名以上999名以下)
株式会社マイナビワークス 様
株式会社マイナビワークス様は、クリエイターや20代若年層の人材紹介を担う対面型人材サービスなどの、労働者派遣事業や有料職業紹介事業を行っています。s 他部門や異なるエリアでのメンバーや仕事の見える化、成長機会の創出を目的に、TUNAGを使って経営層・管理職では無くメンバークラス主体で盛り上げる仕掛けづくりをされています。
〈受賞コメント〉
株式会社マイナビワークス 管理部部長 仙波翔兵
賞を頂きうれしく思います。社員数が増えるにつれて、事業部間・拠点間のコミュニケーションやナレッジ共有不足に課題を感じていましたが、コロナウイルスによってさらに加速することが懸念されました。タレントマネジメントシステムのように人事主体ではなく、社員一人ひとりが能動的に使え、持続性のある仕組みを探していたところTUNAGに出会い、2021年3月に導入しました。 弊社ではTUNAGを立候補したメンバーで運営しています。任期が半年と短い中で、自ら考え、他のメンバーを巻き込んで行くことで、自然発生的に情報交換や共有が行われていきます。また、運営メンバーも次世代のリーダーとして成長していきます。結果、トップや人事部門からの働きかけが無くとも、自然と定着し、盛り上がっていく、ということを実感しました。 弊社代表の「社員一人ひとりがやりがいを持ち、充実した人生を送れる会社を作りたい」という想いを実現するためにも、引き続き社員主体の運営を進めていきたいと考えています。
TUNAGアドバイザーのコメント
最初はトップダウンという事例が多いですが、そうした事例は、一見効率的に見えて、最終的にはボトムアップへの転換において壁にぶつかります。この事例では、メンバーを公募で集めることでそこを回避しており、上下間での感情の共有はしばしば失敗することが多いですが、横での感情の共有はヒット率が高いことを「おもひでぽろぽろ」から感じました。
規模別部門(100名以上299名以下)
株式会社ファミリー 様
株式会社ファミリー 様は、登録済未使用車販売専門店として、岐阜県で自動車販売・車検整備・鈑金整備・自動車保険事業を展開しています。 従業員の「感情」のやりとりを促進して感情を伝え合うこと、一緒に働く人の感情を知れるようにすることを目的に、現場の声を取り入れることを重視したTUNAGの運用をされています。
〈受賞コメント〉
株式会社ファミリー 代表取締役社長 吉田正
私の毎日のルーティンワークが、社員全員の日報を見ることです。これがすごく楽しみでもあります。 その時の状況や感情を素直に日報に書いてくれるので、社員の心のバロメーターを知ることができ、毎日現場で様子を見ていなくても、上長からの報告とTUNAGがあれば、社員のことを知ることが出来ます。 人数が増え続けているからこそ、社員同士の繋がり、私自身も社員との繋がりを持つためにTUNAGはなくてはならない大切なツールになっています。
TUNAGアドバイザーのコメント
強化月間、動画配信などは、利用者を飽きさせないものとして評価できる取り組みです。TUNAG上の情報を利用者同士が参照しあっているのは意義がある成果だと思われますが、さらにその先、意思決定の質やスピードが上がってきたか、その背景にTUNAGのどのような利用法があるのか、検証されるとより良いと思います。
規模別部門(99名以下)
株式会社エコライフ 様
株式会社エコライフ様は、リフォーム・不動産事業を展開されており、主に家庭用蓄電池を始めとするエコリフォーム販売施工などを行っています。 社内のコミュニケーションツールを整理して報連相の仕組みを刷新する目的から、TUNAGを使って情報を一元集約し、コミュニケーションを強化する施策を運用されています。
〈受賞コメント〉
株式会社エコライフ 経営戦略室マネージャー 岸本浩
この度はエンゲージメントアワード受賞とのこと、誠にありがとうございます。 当初は社内コミュニケーションを円滑にするためのツールとして導入を決定し、運用開始から1年が経ちましたが、今や社内コミュニケーションにとどまらず日々の業務やマネジメントにおいても欠かすことの出来ない必須ツールになっています。 弊社では全社員の成長・発信・共有・相互理解の文化をたいへん重視しており、その点においてTUNAGの設計思想はまさに弊社が求めているものと一致しておりました。 CSご担当者様のご尽力もあり、Great Place To Work® Institute Japanが主催する「働きがいがある会社」小規模部門ランキングにて7位に入賞するなど、間違いなく社員の働きがいとエンゲージメント向上に繋がっており、素晴らしいツールに出会えたことに感謝しています。 今後も、TUNAGを通してさらなる人財の可能性を引き出せるような運用を続けてまいります。
TUNAGアドバイザーのコメント
TUNAGを徹底的に活用し、業務の効率化や組織づくりに活かそうとする姿勢に、いい意味で驚かされました。TUNAGを利用するのは業務の一環であるという社員への意識づけを、機械的にではなく真摯に行なっておられるところが、組織風土や社員同士の関係をよくするという一般的な機能との両立の背景にあると予想されます。
ベストルーキー部門
カンロ株式会社 様
カンロ株式会社様は、食品メーカーとして、飴を中心とした菓子、食品の製造および販売などを行っています。 部門や拠点、働き方などによる情報格差をなくし、人・部署・プロジェクトの情報をオープンに発信するWEB社内報として、双方向にコミュニケーションをとることができる仕掛け作りをされています。
〈受賞コメント〉
カンロ株式会社 コーポレートコミュニケーション本部長 内山妙子
2018年にコーポレートコミュニケーション本部が新設され、本部長として真っ先に取り組んだのがインナーコミュニケーションでした。 当時弊社は大きな変革期にあり、変化の意味を理解し受け入れながら2017年に掲げた長期ビジョンに向かって皆で同じ方向を向きたいという想いで、WEB社内報の導入を筆頭に数々の施策を行ってきました。 2020年からはコロナの影響でリアルのコミュニケーションが出来なくなったことで、ますますインナーコミュニケーションあり方が問われるなか、TUNAGに出会いました。 TUNAGは従来のツールでは難しかった双方向のコミュニケーションを実現し、また社内報のみならず業務連絡の機能も持たせることで、これまで情報が伝わりにくかった遠方拠点の社員とのコミュニケーションも可能になりました。いまでは各部各個人がTUNAGをどう活用するか検討するようになりました。 ツールとして優れている以上に、インナーコミュニケーションに全社員が目を向ける契機となったTUNAG。今後もどんどん活用させていただきます!
TUNAGアドバイザーのコメント
総じて納得的でしたが、社内の動きについて敷居が高すぎない形で届けようとしていた点に、使いこなしのうまさを感じました。発信情報が過剰になったり的外れになって従業員に白けられないよう、今後も工夫を重ねていただきたいです。
ベストチャレンジ部門
株式会社北の達人コーポレーション 様
株式会社北の達人コーポレーション様は、北海道・札幌市を拠点にITマーケティングを活用した事業をプロデュース、運営し、通信販売などを行っています。 会社や他部署への興味関心が高いボトムアップ型の組織の醸成を目的として、サンクスカードの運用を中心により活用が促進するように会社からの情報の発信などにも取り組んでいます。
〈受賞コメント〉
株式会社北の達人コーポレーション 人事総務部 伊藤恵里香
弊社がTUNAGと出会ったのは、遡ること約3年前。もともと社内制度として根付いていたサンクスカードをオンライン化するために、何か良いサービスはないかな?と探していたことがきっかけです。 弊社は創業当時から社内のコミュケーションを活性化するために、1日1枚スタッフ間で“手書き”のメッセージを送り合う「サンクスカード制度」を導入していました。サービスを探していた2019年頃は、ちょうど東京支社を開設するタイミングでもあり、サンクスカードを始めとした社内コミュニケーションの取り方を変えなければならない時期でもあったため、TUNAGを見つけたときは「これだ!」と思ったのを覚えています。 実際に導入してみると、「サンクスカードが送りやすくなった!」とスタッフからの反応もよく、利用頻度が格段にアップ。導入から現在も利用頻度は落ちることなく、サンクスカードの制度利用は月平均4,025件程度を推移しています。(2021年12月時点で従業員200名程度) サンクスカードの利用推進は軌道に乗せることができていたので、2021年の取り組みとしては、「TUNAG=サンクスカードを送るだけのシステムにしないようにすること」でした。 トップメッセージやお客様からのお声などを掲載し、私たちが事業を行う上で最も大切な部分を積極的に発信したり、緊急時の安否確認や、新型コロナの最新情報の発信などをしたりして、社内で共有すべき情報をTUNAGに集約するようにしていきました。 今回は、そのような新たな取り組み・チャレンジを評価していただけたとのことで、大変嬉しく思っております。 こうして振り返ってみると、2021年も新型コロナの脅威が続き、弊社もリモートワークを余儀なくされる中でも、社内のコミュニケーションが活性化していたのは、やはりTUNAGがあったおかげだと思っています。 担当の方にはいつも質問攻めをしてしまいご迷惑をおかけしたこともたくさんありましたがいつもフォローをしていただき感謝しております。ありがとうございました!
TUNAGアドバイザーのコメント
業務上必要な情報を組織全体に届けるための工夫を主体的に行なった事例で、従業員の安心感や行動の安定性にもつながるものであり、他社が見習うべき点が多い内容です。今後は、管理者や従業員が新制度に関するアイディアを積極的に提案する風土を醸成していくとよりよいと思います。
アドバイザー紹介
TUNAGアドバイザー
神戸大学 准教授 江夏 幾多郎 氏
プロフィール
1979年生まれ。一橋大学商学部卒業。同大学にて2009年に博士(商学)取得。名古屋大学大学院経済学研究科を経て2019年より現職。専門は人的資源管理論、雇用システム論。主著に『人事評価における「曖昧」と「納得」』(NHK出版)など。
受賞部門・選定基準
対象期間 | 2021年1月〜11月 |
選定対象 | 2021年11月1日〜30日の募集期間中にご応募いただいたTUNAG導入企業 |
選定基準 | ■エンゲージメント・オブ・ザ・イヤー ベストエンゲージメントカンパニー賞の受賞企業の中から、テーマに沿って最もエンゲージメント経営の実践に取り組んだ導入企業様を1社選出し、2022年1月21日(金)開催のエンゲージメントアワード2021にて発表。 ■エンゲージメント・オブ・ザ・イヤー 業績へのインパクト、組織に対する変化の大きさ、活発な改善・運用体制の構築、 取り組みの自社らしさやオリジナリティを総合的に判定した上で選出。また2021年にTUNAGを導入し、ご活用のスタートダッシュをもっとも上手く切った企業を「ベストルーキー部門」として、自社の取り組みを過去と比較して、変化量のもっとも大きな企業を「ベストチャレンジ部門」として選出。 |
〈受賞コメント〉
寿々グループ 株式会社寿々 専務取締役 後藤悠介
トップの想いが人を介すと7割伝わり、又次の人には7割。最前線で働いてくださるスタッフのみんなに届く頃にはカルピスの原液が水になっている。何のために会社をやっているのか?スタッフが多くなればなるほど想いは伝わらない。そこにTUNAGのお話を頂きました。最前線で活躍するスタッフに直接言葉を送ることができる。その想いで早2年。 当初はなかなか効果的な活用方法が見いだせず、また、SNSに対して過度の警戒心を抱くスタッフも多く、登録率はかなり低いものでした。どうすれば登録してもらえるか。もっと積極的に活用してもらうためにはどうすればいいか。 運用スタッフによる月1回の定例ミーティングを行い、新制度の導入や既存の制度をブラッシュアップすると並行して、登録に消極的なスタッフに対しTUNAGを利用する意味や利点などを根気よく説明することにより、現在ではほとんどのスタッフがTUNAGに登録しております。 今では業務を行う上でなくてはならない情報共有ツールになっています。