【組織サーベイに関する調査】サーベイ結果を開示しないと30.5%も満足度が低下。

サーベイ実施の満足度を下げる要因は「調査結果が人事施策や働く環境の改善に反映されていないと思うから」

エンゲージメント向上を支援するTUNAG(ツナグ、https://biz.tunag.jp/ )を展開する株式会社スタメン(東京本社:東京都千代田区、代表取締役:大西 泰平、以下 当社)は、2024年10月14日に組織サーベイに関する調査を実施しました。

その結果、組織サーベイ結果を現場のメンバーに開示している方が、組織サーベイに関する満足度が30.5%高い結果となりました。また、満足度を下げる要因の上位は「調査結果が人事施策や働く環境の改善に反映されないと思うから」「何に利用されているか不透明だから」でした。

■ 調査背景

昨今、人的資本経営への関心の高まりにより、組織サーベイ / エンゲージメントサーベイを実施する企業が増えています。人的資本経営を推進するにあたり、組織サーベイなどを通じて組織の現状を正しく把握し、適切な取り組みを実施していくことが重要です。

一方で、「従業員のサーベイ疲れ」も指摘されており、サーベイについて従業員側がどのように感じているか実態を把握するため、本調査を実施しました。報道の一資料として、是非ご活用ください。

■ 調査結果

<サーベイの意義と満足度>

「組織サーベイをやる意義はあると思いますか?」という質問に関しては、約9割が肯定的な意見を回答しているものの、「組織サーベイに対して満足していますか?」の質問については肯定的な意見を回答した人は6割に留まっています。

やる意義については肯定的な意見が大半を占める中で、満足度については否定的な反応も一部見られる結果となりました。

<組織サーベイの開示状況>

組織サーベイの結果が社内に開示されているかについて質問を行ったところ、約半数が現場にサーベイ結果を開示していないことがわかりました。

<サーベイ結果の開示と満足度について>

サーベイ結果の開示・非開示ごとに、組織サーベイに関する満足度を比較しました。

サーベイ結果が現場に開示されていると回答した群は「とても満足している」「満足している」の合計が81.1%であり、サーベイ結果が現場に開示されていないと回答した群では「とても満足している」「満足している」の合計が50.6%でした。

サーベイ結果が現場に開示されている方が組織サーベイに関する満足度が約30%高い結果となりました。

<組織サーベイに関して不満な理由>

組織サーベイの実施に不満を感じたことがある従業員を対象に、「組織サーベイに満足していない / あまり満足していないと回答した理由を教えて下さい(複数回答可)」という質問を行ったところ、最も多く回答されたのが「調査結果が人事施策や働く環境の改善に反映されていないと思うから」で、42.4%となりました。

次いで「何に利用されているか不透明だから」が26.0%、「回答結果を管理職や人事に見られることが嫌だと感じるから」が14.2%でした。

<サーベイ結果の人事施策などへの反映>

組織サーベイを実施する企業に所属する従業員へ「組織サーベイの結果は人事施策や働く環境の改善に反映されていると感じますか?」という質問を行ったところ「多くを反映できている」企業は12.9%に留まる結果となりました。

<組織サーベイの結果を活用して改善を期待すること>

組織サーベイを実施する企業に所属する従業員を対象に、「組織サーベイの結果を活用して改善を期待することは?(複数回答可)」という質問を行ったところ、もっとも多く回答されたのが「各個人の働きがい向上」で、17.4%となりました。

次いで「待遇の改善」が14.6%、「職場・オフィス環境の改善」が14.3%でした。

■調査概要

調査機関:株式会社スタメン
調査対象:組織サーベイを利用する会社の従業員と人事
サンプル数:396
調査期間:2024年10月14日〜2024年10月22日
調査方法:インターネット調査

TUNAG お役立ち資料一覧
TUNAG お役立ち資料一覧

さらにTUNAGについて知りたい方へ

資料も無料デモもお気軽にお試しください。

TUNAGの紹介・販売代理店募集中