「みんなを信頼し、全員で進める」ビジョンに立ち返り、リブランディングを進めるTABIPPOの会社作りとは

会社名:株式会社TABIPPO 従業員規模:〜50名 事業内容:「旅」を軸にしたイベント事業、メディア事業、マーケティング事業など 会社HP:http://inc.tabippo.net/
会社のビジョンに立ち返るきっかけ
「これでいいんだっけ?」という声がポツポツと上がってきていた

現場の声を集めていくと、「ビジョンに向かっていないのではないか」という課題につながった
庄司:そもそもそういう声が上がることが素晴らしいなと思ったのですが、実施されているコンパスカードですとか、行動指針の浸透がベースとしてあったからではないかと思ったのですが、どうですか? ※コンパスカード・・・TABIPPO様の業務の中で定めている行動指針に沿った行動をした人を称賛するときに贈るカード。TUNAG上で運用しています。詳しくは、こちらのTUNAG導入インタビューにてご覧いただけます。 浦川:そうですね。違和感が上がる声も、1つだとここまでのことにならなかったと思いますね。色んな場所で、色んな人がこの違和感を提言してくれていたのが大きくて。 声をあげないにしても、疑問に思ったことを少しずつ改善してくれている動きも見えていました。TUNAGでは、「週報」にみんなの考えが書いてあるので、そこで見えるところもありますね。 この1年、そういった細かい違和感の声を集めていくと、「課題が同じところにあるんじゃないか」というところに行き着いたんです。結局、「ビジョンに向かっていないのではないか」という違和感だったのではないかと。「全社員」を巻き込んだ組織改革
プロジェクトに分け、メインで動くメンバーに任せて進める

メンバーを信頼して、性善説で進めていく
庄司:組織を変えるために、まずはビジョンを再設定し、そのビジョンを達成するための組織、その組織をどう作るか、という流れで議論されたんですね。 TUNAGを導入するお客様でも、そのようなミッションをお持ちの方がいます。組織を変える、強くするというミッションは大変なプレッシャーだと思うのですが、どういう心構えで進めていくといいのでしょうか……? 浦川:働いている人たちを「信頼する」のが大事ですよね。TABIPPOが会社や事業の情報を常にオープンにしているのもそこがベースにあります。 制限が無い方が、みんなパフォーマンスを最大化しやすくなるじゃないですか。管理やルールでがんじがらめにするのは、性悪説に基づいているからだと思います。 庄司:性悪説、ですか。 浦川:働く人を信頼しておらず、会社にとってのリスクを減らしたい。そういう考えなのではないかと。ですが、うちの場合は、最初からみんなを信じて、パフォーマンスを最大化して成果が出せる環境を用意したいと思っています。 その環境が結果的にみんなの成長にもつながるはずだと思っています。だからこそ、勇気を出してどこか一部分でも自由にしてみたり、任せてみたりしてみるといいのではないでしょうか。組織改革において、会社が傾いてしまうような大きなリスクは無い

10周年という区切りを迎え、どういう会社にしていきたいと考えているか
もっとビジョンにまっすぐに向かう会社でありたい

ただ「働きやすい会社」を作りたいわけではない
庄司:TABIPPOさんが本当にやりたいことは「ビジョンを達成すること」というところに戻って見直されているんですね。 浦川:そうですね、個々の働き方を自由にフラットにしよう、という取り組みもずっとやってきたのですが、「働きやすい会社にしようという点に寄りすぎていないか?」という思いもありました。 もともと、自由に働ける、働き方が選べるという環境は、働くメンバーがストレスなく、無駄なく、仕事のストレスを限りなく減らしてまっすぐビジョンに向かってほしいという意図で作りました。ただ「好きなように働いていいですよ」というわけではないんですよ。 「旅を広める、旅の良さを伝える」というところにフォーカスしながら、事業と組織をつくっていきたいと思っています。 庄司:その見直しによって、今認めている働き方や制度が変わってくる可能性はあるのでしょうか? 浦川:可能性はあると思います。例えば、今は「旅をするならいつでも休んでいいですよ」という制度がありますが、「じゃあその旅行によって得られた経験や学びを、会社に対してしっかりアウトプットしてくださいね」という要求を出すこともあるかもしれません。 うちの場合、旅のメディアを運営しているので、運用におけるマーケティング知識に強い人は増えていると思います。ですが、観光地の知識を深め、新しい旅の提案ができるのか?という点では、学びが足りていないのではないかと。 庄司:最近では働き方改革の流れもありますが、働く時間が短くなったことで、ただ「楽になったね」「働きやすいね」という受け取り方をされてしまうと、たしかに良くないですね。 浦川:働きやすさは、あくまでもビジョン達成のためにストレスなく向かうために整えているものですよね。エンゲージメントを高めて、働く人がイキイキしながら成果にコミットして仕事に取り組み、会社や仕事に誇りをもって、ビジョンに共感して動いていけるか、が大事だと思います。ビジョンに共感し、応援してくださる周りの方の声に応えたい

▼『TUNAG』について 『TUNAG』では、会社として伝えたい理念やメッセージを、「社内制度」という型として表現し、伝えていくことができます。会社様ごとにカスタマイズでき、課題に合ったアクションを継続的に実行できるところに強みがあります。「施策が長続きしない」「定着しない」というお悩みがございましたら、「現在のお取り組み」のご相談を無料で行っておりますので、お問い合わせください。
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