京都信用金庫が描く組織の形。日本一コミュニケーションゆたかな会社を目指して。

京都信用金庫 本 店:京都府京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町7番地 設 立:1923年9月27日 従業員:1,001名〜 URL :https://www.kyoto-shinkin.co.jp/
▼POINT 職員の一人ひとりの意見を吸い上げ、改善することを加速させたい 職員の声をきっかけにTUNAGを導入 コミュニケーション活性化のためにあえて細かいルールで縛らない
京都信用金庫様が、「日本一コミュニケーションゆたかな会社」づくりを推進する一環として、株式会社スタメンが提供するエンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」を導入しました。 京都信用金庫様は、預金量、貸出金量ともに信用金庫業界No.1の規模を誇ります。京都を中心に、滋賀、大阪にも店舗を構え、地域に密着したネットワークを活かし、お客様のゆたかな暮らしのお手伝いをされています。 2,000人を超える全職員との“対話”を徹底して行い、「徹底的に対話する経営」をモットーとされている京都信用金庫様。職員との対話の中から意見があがり、この度、TUNAGを「社内コミュニケーションのインフラ」として選定頂きました。 コミュニケーションゆたかな会社づくりを進められている、京都信用金庫にて理事長を務める榊田隆之様、ゆたかなコミュニケーション室の新田様に、その導入の背景や目指している姿について、弊社代表の加藤とともに、合同記者会見でお話された内容をご紹介いたします。

「徹底的に対話する経営」を行うために

職員の一人ひとりの意見を吸い上げ、改善することを加速させたい

〜「コミュニケーションゆたかな会社づくり」のために、どういったことを成し遂げたいと考えていますか?〜 榊田様(以下敬称略):私たちは「徹底的に対話する経営」を行いたいと考えています。職員の一人ひとりを大切にし、意見を吸い上げ、PDCAをまわすこと。これを加速させていきたい。 そのためには「こういったものがあるといいな」という職員の声をいかにあげてもらい、キャッチするかが大事です。 職員間の距離を縮め、お互いの顔が見えて、分かり合える職場づくりの方が、そういった物が無い無機質な職場よりも現場から声が上がり、チーム力がきっと発揮できる。そう思うんですよね。 TUNAGはそれが実現できるものだと思い、迷わず導入を決めました。

職員の声をきっかけにTUNAGを導入

榊田:昔はそのような「現場の声」を拾うために、ミーティングをしたり、懇親会をしたりしていたんだと思います。もちろんそういったものもこれから必要でしょう。 しかし、それだけにとどまらず、加えて、職員同士がスマホやパソコンを通じてリアルタイムにつながり合う、そういった仕組みも必要になってくると思っています。 新田様(以下敬称略):今回の経緯で言うと、もともとは、職員の声をきっかけに、昨年の秋くらいからコミュニケーション促進ができるサービスを探していました。 “青年重役会”という制度で、東京出張へ行き情報収集をしていた際、TUNAGを導入していたある企業の人事担当の方からTUNAGを紹介されたんです。 TUNAGのカスタマイズの自由度、痒いところに手が届く作り込まれたサービスに魅力を感じ、問い合わせしました。 そこからは約30社くらいのサービスと比較検討しましたね。ただ、チャットツールでも社内SNSでもなく、“社内制度”をベースにコミュニケーションを促進できるというTUNAGの思想に共感し、導入を決定しました。 また、導入を決めた理由にはもう一つあります。私たちもこのような取組は初めてだったからこそ、しっかり支援してもらいたいと考えていました。 TUNAGなら専任のカスタマーサクセス担当の方に導入前からスタート時、その後の運用までしっかりフォローしていただけます。 他社事例なども伺いながら何度も議論を重ねることができ、同じ温度感で進めていただけたので非常にスムーズにスタートできたのはありがたかったです。

コミュニケーションのためなら、いつでも、どこでも、投稿してOK

細かいルールで縛らない

〜TUNAGの利用にはスマホやインターネット環境が必要になると思いますが、職場には持ち込み不可というところもあると思います。そういったところでどのように利用されるのでしょうか?〜 榊田:そうですね、社内には個人の携帯は持ち込み不可です。ただ、社内にはインターネット環境があるタブレットがありますので、社内で閲覧する場合は社内の業務用のパソコン、またはタブレットで見ることができます。 プライベートで職場を離れて見る場合は、ご自身の携帯などでログインして見ることができますので、使い分けをしています。 〜投稿するときは、「仕事が終わってから」などのルールがあるのでしょうか?〜 榊田:決めていないですね。いつでもどこからでも投稿していいですよ。社内でもコメントなどの返信はできます。カメラ機能を使う場合などは社外からになりますが。 そういうことも自由さが必要だと思います。隣の人に画面が見えたらダメだとか、気にしだしたらきりがないんですよね。そういったルールを決めていくことはもちろんできますが、TUNAGは業務用ではありません。 あくまでも社内のコミュニケーションをとることが目的ですので、社外でもオープンにし、家族や友達にも見せることもOKという前提で運用しようと思っています。 〜業務中でもOKということですか?〜 榊田:はい。いつでもOKです。私の場合は電車の中が多いですね(笑)あまりルールで縛らず、「気が向いたら使って欲しい」という感じで進めています。 心に響くことを写真と文章で伝えていく、その習慣づけが必要だと思っています。顔と個性が見える、そういうコミュニケーションをとっていきたいと思っていますね。

大切なのは、「きっかけづくり」

ニーズが無ければ、途中で改善すればよい

〜TUNAGにどんな制度をどれくらい載せているのでしょうか?〜 榊田:今は17〜18個ほど用意しています。4/1日以降は新入職員だけが見ることができ、新入職員のコミュニティができるようにする制度も用意していますね。 制度もカスタマイズが自由にできますので、制限がありません。ニーズが無ければ途中で変えることもできます。TUNAG側の方と一緒に話し合って「これはちょっと変えよう」「これを載せてみよう」みたいなことができます。
【京都信用金庫様がTUNAG内で運用される社内制度の一例】 ・サンクスメッセージ 日々の業務の中での感謝の気持ちを伝え合う制度 ・グルメマップ 会社付近のおすすめのお店を共有し、ランチや飲み会に活用する制度 ・おでかけスポット! 旅行や休日のおでかけにおすすめのスポットを共有する制度 ・リサイクル・エコミュニティ いらなくなったものを職場の方にあげることができるフリーマーケットの制度 ・京信ビジカジコレクション カジュアルフライデー実施時におしゃれな人を投稿する制度 ・リーダーズコラム 役員メンバーの考えやメッセージを発信する制度
〜基本のアプリがあり、色々カスタマイズしていけるということなんですね〜 加藤(株式会社スタメン):TUNAG内では他社様の事例も含め、全制度で2,000くらいが運用されています。各社ごとにカスタマイズできますので、本当にお客様によって全く運用方法が異なります。その自由度には制限がありません。 〜例えば、人事異動の内示など、そういった情報はTUNAGに載せるのでしょうか?〜 榊田:そういう固い話題はTUNAGには載せませんね。それは別の社内イントラに載せています。目的が違いますので、不便だとは思いません。 TUNAGでは、職員同士の“つながり”を作りたいと思っています。つながることによって、職員一人ひとりの人間性も含めて、職場全体に豊かさを出していけるのではないかと考えています。

「日本一コミュニケーションゆたかな会社」が実現できるツールとは

ツールに込められた“思想”が一致することが重要

〜他の社内SNSやチャットサービスとの違い、他に無いものは何でしょうか?〜 加藤:そうですね、TUNAGのサービスに込められている思想は他にはあまり無いかもしれませんね。社内SNSは、うまくやらないとなかなか活性化しない。という前提でサービスづくりをしています。 2:6:2の法則でいくと、真ん中の「6」の層に向けて開発しています。そういった方の社内コミュニケーションの「きっかけ」づくりとして、「制度」をフックにしているという点では、他のサービスには無い点ですね。 榊田:もちろん無料に近い形で使えるツールもあるのですが、私たちが大事にしたい思想がそのツールに入ってるわけではありません。 同じツールだとしても、「私たちが叶えたいことを実現できるツール」に、しっかりコストをかけて投資していきたいと思っています。これはコミュニケーション活性化が必要であるという経営判断です。 今後は地元の企業にもご紹介していきたいと思っていますね。TUNAGは大企業だけのものではなく、中小企業にも必要なものだと思います。

カスタマーサクセス担当の方と真剣に話し合い、職場改善を進める

榊田:「社内の風通しを良くする」これは経営にとって重要なことだと思っています。そういう意味ですと、ありそうで無かったサービスだと思いますね。これからの経営のキーワードであることは間違いありません。 良い会社づくりを行い、良いサービスを提供できる素地をつくる。そのためにTUNAGは必要なツールだと思っています。実際に、TUNAGのカスタマーサクセス担当の方と「職場をどうしていくか」ということを熱を持って真剣に話し合えているんですよね。選んでよかったなと思っています。 〜榊田様、新田様、お話いただきありがとうございました!〜 1940年設立の歴史ある京都信用金庫様が、このような新しい取り組みを推進する背景には、職員との対話を徹底し、人づくりを行いたいという榊田様含め、現場のみなさまの熱い気持ちがあることが一番の理由ではないでしょうか。 さらに、若手からベテランの方まで、職員のみなさんがこのような社内制度に積極的に参加し、成長を続けていることが、組織全体を強くし、お客様が満足するサービスにつながっているのだと感じました。 TUNAGでは組織改善を行いたいがどうやったらいいか分からない、施策がやりっぱなしになっていて効果が無い、そのようなお客様のご相談を無料で承っております。
▼『TUNAG』について 『TUNAG』では、会社として伝えたい理念やメッセージを、「社内制度」という型として表現し、伝えていくことができます。会社様ごとにカスタマイズでき、課題に合ったアクションを継続的に実行できるところに強みがあります。「施策が長続きしない」「定着しない」というお悩みがございましたら、「現在のお取り組み」のご相談を無料で行っておりますので、お問い合わせください。
TUNAG お役立ち資料一覧
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