ダイエットが続かない理由と、社内制度が続かない理由は、同じ。

社内ポータル・SNS「TUNAG(ツナグ)」の3分でわかるサービス資料はこちら ※こちらは、TUNAG(ツナグ)のコンサルタントが、コンサルティングにおいて体験したことや感じたことをつづったコラムです。 1on1MTGやシャッフルランチなど、様々な社内制度や施策を行う会社の取り組みを耳にすることが多くなりました。一方、そういった制度は「一時的にしか盛り上がらず続かない」「効果が分からない」という声もよくお客様とのお話の中にでてきます。 一つ問題があるとしたら、それは、社内制度を「まずは入れてみよう」と入れるものの、その制度をそのまま改善せず運用していることです。

うまくいかなければ、問題を把握し、改善すること。

例えば、ダイエットする時、「昨日食べた食事では体重が減らなかったから、今日はもう少し野菜多めにしてみよう」などと、食事の中身を変えていきますよね。 会社で運用する社内制度も同じです。従業員の活用状況や反応によって改善していかなければなりません。ダイエットの例でいうと、体重が減らないのに、食事内容を変えず、同じものを食べ続けていることになります。それではなかなか痩せませんよね。 1on1MTGがそもそも活用されていないのなら、なぜ活用されないのか、どこにハードルがあるのかを見つけて、実施しやすいような仕組みを入れていくようにお話しています。 活用されているけど、「上司部下の関係構築に貢献していない」という反応があるのなら、1on1MTGの制度自体を、設計から改善をしていくことが重要です。 「なんだか1on1MTGが流行っているから、やってみよう」というやり方では、うまくいかないのです。
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データが無いから、打ち手が見えない

社内制度の運用や改善は、非常に長期的な視点が必要ですし、しんどく、根気がいることです。ポイントは、その活用状況や反応などを、できるだけデータ化して把握することです。 どの部署の誰が、月にどのくらい1on1MTGを行っているのか、全く行っていない人と比べて、上司と部下の関係の診断結果はどう違うのか……など、自社での取り組みの状況をデータで可視化していくことが大切です。 先週の食事と運動で何をしたかも分からない、結果、いくら痩せたのかも分からないという状態では、そのダイエット方法が正しいのかどうか、分かりません。 「先週は1日○○kcal以内に抑えた食事メニューにしたが、1kgしか痩せなかった。」というデータがあれば、「今週は歩く時間を1日20分確保するようにしよう」などと、どうすればよいかをより具体的に考えることができます。 このようなデータの蓄積が、うまくいっている「傾向」を把握できるようになったり、成功例に気づけるようになったりするのです。 「あの営業部の部長が行っている1on1MTGが効果的である」ということを、具体的なデータをもって説明できると、社内制度を運用する担当者の方も現場の方を説得しやすくなりますし、現場の方も納得感がありますよね。 そんなデータを集めることは、会社にとって非常に重要な資産になることは間違いありません。 あなたの会社では、社内制度などの取り組みの状況はデータ化されていますか? その社内制度に効果があったのか、社内の声や反応は可視化されていますでしょうか? TUNAG(ツナグ)ではそのようなデータが、制度の利用とともに勝手に蓄積されていきますので、あとは何をすべきかを考えるだけです。 ダイエットに例えると、勝手に毎日食べたものと体重を記録してくれて、アドバイザーが食事の提案もしてくれるようなイメージです。
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