TUNAG for UNION 第1号ユーザーの活用事例公開!〜TUNAGと共に歩んだ6年間の軌跡に迫る〜



クレジットカード会社である、株式会社ジェーシービーの企業内労働組合であり、約3,800名の組合員を抱えているジェーシービー従業員組合。

2018年から約6年間、組合活動の非常に大きな軸として、TUNAGをご活用いただいているジェーシービー従業員組合の中央執行委員長の斉藤様(写真左)と書記長の藤川様(写真右)に、TUNAGご導入前の課題から、活用後のリアルなお声や実績をお話しいただきました!

導入前の課題について

〜TUNAG導入前、どのような課題を感じていましたか?〜


斉藤:導入の1〜2年前から時給制契約社員が組合員化して増加したり、コールセンターで働く社員が多かったりと普段メールや社内イントラを見ていないような組合員が増えてきていました。その中で、「組合って何をしてくれる存在なのか」「組合の福利厚生って何があるのか」という声に触れられないというのがTUNAG導入前の我々の姿でした。

当時、イントラ自体が陳腐化していたわけではなかったのですが、産休育休で休業している人や会社のシステムに普段触れない人たちが増えていたのが当時の組合内の様子でしたね。また当時は、様々な福利厚生の申請を全て紙で受けていたためペーパーレスに関しても視野に入れながら専従者の業務なども含めてスリム化していきたいという課題もありました。

TUNAG導入について

〜TUNAG以外に検討していたツールはありましたか?〜

斉藤:当時は、ホームページ等も考えてはいましたがメンテナンスが煩雑だったり、煩雑が故に更新ができずに塩漬けになってしまったりという懸念がありました。そんな状況の時に、先代の委員長が社内コミュニケーション活性化というようなテーマのカンファレンスに出向きました。そこにあった御社のブースでTUNAGに出会ったんです。

また、TUNAG導入の決め手については、ペーパーレス化の話と合わせてスマホ時代が来ていたため、スマホでも見られるという点を重要視していました。そこで、スマホでも使うことができるTUNAGに出会い「これだな」という感じでTUNAG導入の話が進んでいきました。


TUNAGの運用について

〜TUNAGの運用方法や導入後の組合内の様子を教えてください〜

斉藤:見たことがない経験したこともないものが登場したということで、「組合の情報がスマホでも見れますよ」とか「ここから全部福利厚生の申請ができますよ」と言っても最初は分からなかったと思うんですね。なので最初は部分導入という形で全国に約100名いる執行委員で使い始め、「こういう使い勝手なんだな」とか「こういうことができるんだな」というのを経験していきました。

そして、全社導入となった時には各職場にいる執行委員が伝道師のように「こういう使い方ができるんだよ」とか「ここ触るとこういうメニューが開くんだよ」というように教えていきました。これにより、伝播できたんじゃないかと思います。

実際に最初の導入から1〜2年は、閲覧してもらったり開いてもらったりすることに注力していました。以前御社から「頻繁に更新されていないと見に行きませんよ。」というアドバイスをいただいたりもしたので、今日の1枚という形でとにかく写真を色んな拠点からもらって投稿し、タイムラインが毎日賑わっている状況を作って閲覧を増やしていくというのが黎明期です。

その後、コロナ禍をきっかけにぐっと利用が増えていきました。どうしてもイベントができない中で福利厚生の方に予算がシフトしたため、能力開発の補助など申請を受付け補助金を出すという形にしてTUNAGに入らざるを得ない状態にしていきました。

そうすると、ただ単に申請をしに来ただけでもタイムラインが目に入るので、「タイムラインにこんなことが流れてるんだ」とか「組合ってこんなことをやってるんだ」というようにだんだん閲覧が増えていきました。

藤川:私はTUNAGの導入当時、北海道支部の執行部のメンバーでした。組合員のメンバーからログインの方法・使い方に関して「教えてほしい」と言われることも結構あったので、色々と教えていました。

〜TUNAG導入後、閲覧率など定量的な数値で変化した部分はありますか?〜

斉藤:社内イントラ使用時は、システム上閲覧率が取れていなかったため私たちが目に見えて数値としてカウントできるものは、福利厚生の申請数でした。TUNAG導入後、ログイン率でいうと毎月5割は超えていますしタイムラインで情報発信すると1時間もしないうちに100〜200件くらいの既読がつくので、見に来ているなというのは目に見えて感じています。

そして何よりも福利厚生の申請については、申請のメニュー自体もTUNAGを導入しているが故に増やすことができ、この多数のメニューがあることによってそれぞれにマッチした人がTUNAGに入って来るようになりました。例えば、慶弔金などは以前からもありましたが、TUNAG導入後は主に、職業能力開発といった「ビジネス書を買う」「公的資格取得の勉強をする」など、学びに対して補助を出す制度を作り、予算も桁違いに増えています。このような福利厚生の申請の数は明らかに増えています。

特に、「資格取得の補助」が一番申請の数が多く、ざっくり言うと年間で700〜800件ぐらいの申請が来ていますね。また、以前よりも意見や相談事などにおいて声をあげやすくなったと思います。意見投稿や相談に関しては、以前からメールで「なんでも相談窓口」という組織に職場での悩み事を送ったりして相談ができる仕組みもありました。

また月に一回組合の意思決定に関して、審議をして議案を展開し代議員が議決の投票をする「代議員大会の審議」がありますが、その場で意見が出ることはあまりありませんでした。みんながいる場で手を挙げて発言しなければならなかったので、質問がしづらかったんだと思います。

それが今では、TUNAG上でコメントを入れる欄を作っているので、賛成・反対をプルダウンで選ぶのと同時に様々な意見が入ってくるようになりました。そういう意味で声を出しやすくなったと思います。例えば、この春に行った報酬改定に関する審議では、80件〜90件ぐらいコメントが来ていました。我々もすぐに抽出することで確認しやすくなりました。

藤川:産休育休で休業している方もTUNAGにアクセスして情報を見ることができるようになっています。実際に「会社と審議していることや動きなどを把握することができるのですごく助かりました。」という声を何人かから聞いています。場所を選ばないからこそ情報を届けることができるんだなと思っています。

また、私自身のこともTUNAGで発信することもあるので「TUNAG見たよ」と声をかけてくれて、それをきっかけに色んな話ができたりもします。気軽に投稿できるが故に話しかけてくれる人が増えて会話をするきっかけが生まれるようになったと思います。


TUNAGを活用して今後取り組みたいこと

〜TUNAGを通した未来のありたい姿や実現したいことを教えてください〜

斉藤:今現在はどうしても組合から発信してそれにみんなが反応し、応募したり福利厚生の申請をしたりというような動きになっているので、今後は組合員がもう少し発信できるような雰囲気になるとより良いのかなと思っています。

「こんなこともやれる組合なんだ」というように思ってもらえればその先で「私これやりたいんだけど、一緒にやる人いませんか」とか「一緒にライブ行きませんか」とか「鑑賞会やりませんか」とかミニマムでもいいので、イベントみたいなものが色んなところから上がってきてTUNAG上で飛び交うというように双方向で発信が生まれてくると組合らしいなと思いますね。

藤川:TUNAG内が我々発信ではなくても、組合員が自ら発信したもので勝手に運営されていたらそれが一番良いことだなと思います。動画だったり写真だったりをアップできるTUNAGだからこそ「各拠点のこの人の顔が見れる」とか「この人と繋がれる」というのが可能だと思うので、もっと繋がり自体を拡大できたらいいなと思います。

〜最後に、これからTUNAGの活用を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします〜

斉藤:何かを変えたいと思っていらっしゃるならば、「TUNAG」は必ず変わるきっかけになると思います。これがこれから導入しようとお考えの方々にお伝えできることかなと思いますね。例えば、情報発信一つとっても反応が見えるというのは今までにないことだし、申請をペーパーレス化できるとか。やっぱりTUNAGを導入するってことは絶対何かが変わるきっかけになるだろうなと思います。

藤川:TUNAG自体、使い方や動かし方次第で楽しみながら運用することができるので、体の一部のような欠かせないものになると思います。

〜斉藤様、藤川様、ありがとうございました!〜

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