自己肯定感とは?
子育てや自己啓発において「自己肯定感」という言葉をよく耳にするようになりました。
自己肯定感とは文字どおり、自分自身を肯定する感覚のことをいいます。
他の人と自分を比較して落ち込んだり、優劣をつけたりするのではなく、ありのままの自分を受け入れて「これでいいんだ」と思えるのが、自己肯定感の高い状態です。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感の低い人が自分を認め、自己肯定感を高めていくには、自分を客観的に見つめることから始めてみましょう。
不安や感情を言語化する
自己肯定感を高めるには、自分の中にある不安や感情を言語化してみましょう。「何に不安を感じているか」「目の前で起こったできごとに対してどんな感情を持ったか」などを書き出すことで、自分自身の状態を客観的に見つめることができます。
不安や悩みを書きだし、客観的に眺めることで、「1年前に比べてここは成長しているのでは?」と自分を認めるきっかけが見つかるかもしれません。1つでも自分のよいところを見つけられれば、そこを端緒に少しずつ自分を認められるようになっていきます。
第三者ならどうアドバイスするか考えてみる
また自己肯定感を高めるには、できるだけ自分を客観的にみることがポイントです。
たとえば、自分の周りに自己肯定感の低い人がいたとして、自分ならその人にどんなアドバイスをするか考えてみるのです。
自分と同じ悩みを抱えた人に対してどうアドバイスするかで、自分自身の考え方を変えるきっかけがつかめるかもしれません。アドバイスをする側に立って、一歩引いて自分の悩みを眺めてみましょう。
参照元:自己肯定感とは?低い人の特徴と高めていく方法|GLOBIS CAREER NOTE
自己肯定感が低い原因
自己肯定感の高さは人によって異なりますが、そもそもなぜ、自己肯定感が低くなってしまうのでしょう。
本人が養育された環境
自己肯定感は、自分が養育された環境によっても左右されます。
子ども時代に親や周囲の人たちに愛されていると感じながら育った人は、自分に自信を持つことができます。一方で、周囲から拒絶されていると感じて育った人は、自分は誰にも認められないダメな人間だという感情を抱きがちです。
特に、他者に世話をしてもらわなければ生きていけない生後2年間のあいだに十分な愛情を感じずに育った場合、他者への信頼感を育むことができず、自分へも他者へも不信感を抱きやすくなります。
参照元:「自己肯定感高い人と低い人」幼少期の決定的な差 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
ジェンダーなど社会的な要因
「女性は気配りができて当たり前」「男が泣くのはみっともない」など、女らしさ・男らしさの型にはめられて育った人は、自己肯定感が低くなりがちだといわれています。
周りの同性と比べられ、「こうでなければならない」と言われ続けた結果、自分に自信が持てなくなったり、自分の感情をみとめにくくなったりします。
一般的に期待されるジェンダーの役割を無理に実行しようとすることで自分の価値観がゆがみ、素直に自己を肯定できなくなります。
参照元:自己肯定感って何だろう 自己肯定感の低さに潜むジェンダーへの囚われ|三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」
自己肯定感が低い人の特徴
自己肯定感が低い人の特徴には、次のようなものがあります。
不安に振り回され、優柔不断になりがち
自己肯定感が低いとありのままの自分を受け入れられず、自分に自信が持てません。心のよりどころが自分の中にないため、他人から言われたことや外部環境の変化などで不安に振り回されやすくなります。
さらに、自信を持って決断ができないため、ものごとを判断する際、優柔不断になりがちなのも、自己肯定感が低い人の特徴です。
承認欲求にとらわれてしまう
自己肯定感が低い人は、自分を他者に認めてもらえることで自分に価値を見出します。そのため、承認欲求にとらわれやすく、常に他者からの評価や他者と比べてすぐれたところをよりどころにしようとします。
自分の行動基準が「いかに他者から評価されるか」「他者から否定されないか」になるため、主体性に欠けてしまいます。
思い込みをしたり完ぺき主義に陥いったりしがち
常に他者からの評価を気にして顔色をうかがっていると、ちょっとした言動に対して「自分のせいで怒らせてしまった」「相手は今こう思っているに違いない」と感じ、思い込みをしやすくなります。これも自己肯定感が低い人の特徴です。
「仕事で失敗した」「人間関係がうまくいかない」など何らかの出来事があるたび、思い込みをもとに「やっぱり」と思い込みがさらに強くなってしまうこともあります。
また、他者から評価されるためには完ぺきでなければならないと考えることから、完璧主義に陥ってしまうのも自己肯定感の低い人の特徴です。結果として自己嫌悪や嫉妬、劣等感を抱くことも少なくありません。
自己肯定感が高い人の特徴
反対に、自己肯定感が高い人の特徴には次のようなものがあります。
自分に自信を持ち、他者の評価に振り回されない
自己肯定感の高い人は、「素のままの自分」を受け入れているため適度な自信を持つことができます。そのため、自分自身をよりどころとして自信を持って意思決定ができます。
自分に自信を持っているため、他者の評価を気にして振り回されることもありません。
自分の意思を持ち、主体的に行動する
自分に自信が持てると、考え方や発言も前向きで、自分の短所を気にするよりも長所を活かそうと考えられます。他者に促されるのではなく、「自分はこうしたい」と意思を持って主体的に行動できます。
自分の軸を持ちながら、相手の考えや意思を尊重できる人が多いようです。
失敗を恐れずチャレンジできる
自己肯定感の高い人はよい意味で楽観的なため、新しいチャレンジに対しても失敗を恐れず挑むことができます。
また、たとえチャレンジに失敗しても、気持ちを切り替えて再挑戦したり、前向きに反省して次に進むため、成長しやすくなります。
失敗を成長につなげることで、結果的に次のチャレンジにも挑みやすくなったり、次のチャレンジに成功しやすくなります。
自己肯定感が仕事に与える影響
自己肯定感が高いと、仕事にも好影響を与えます。
自己肯定感が高いと、仕事で活躍しやすい
自己肯定感が高い人は主体的に行動することが多く、仕事も自分ごととして捉えます。さらに、自分の短所を補い長所を生かせるので、業務の結果に繋がりやすいです。
また、前向きで新しいことにも挑戦する意欲があるため、周りから見ても業務を任せやすく、多くのチャンスが巡ってきてさらに活躍しやすくなります。
企業や組織にとっても、自己肯定感は重要です。自己肯定感が高い人は成長意欲やチャレンジ精神が旺盛なことが多く、活躍する人材に育ちやすいためです。
従業員の自己肯定感が高いと、会社の業績にも好影響があります。
従業員の自己肯定感を高めるアプリ TUNAG(ツナグ)
自己肯定感は、自分らしく人生を生きるための大切な感覚です。自分を認め、自信を持つことは、他者を認め尊重する姿勢につながります。組織の中に自己肯定感の高い人がたくさんいることで、個々の、そして組織の成長につながります。
コミュニケーションアプリ「TUNAG(ツナグ)」は、組織の称賛文化を育みます。
たとえば、業務で努力している人、がんばっている人をTUNAG(ツナグ)上で「褒める」ことで本人は認められたと嬉しくなり、周りの社員は自分もがんばろうとモチベーションにつなげることができます。
お互いに「ありがとう」の気持ちを送り合うサンクスカードの制度を活用するのもよいでしょう。ちょっとした気遣いや心配りをしてくれた社員にサンクスカードを送ることで、「自分の小さな行動を見ていてくれた人がいる」と自己肯定感を高めることができます。
TUNAG(ツナグ)を活用することで、お互いに感謝や尊重の気持ちが伝えやすくなります。社員同士が「ありがとう」「がんばってるね」を送り合うことで、組織全体の自己肯定感を高めていきましょう。