働きがいとは何か?エンゲージメントとの違い、具体的な取組事例などを解説

こんにちは、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」を提供している、株式会社スタメンの編集部です。 働きがいとは、会社と従業員の間に信頼関係が築かれ、各個人が自主的に仕事に取り組むことができる状態を指します。従業員が経営者や管理者を信頼し、自らの仕事に誇りを感じ、同僚との連帯感を感じることができる会社こそ、「働きがいのある職場」と言えるでしょう。 この「働きがい」を高めるためには、企業と従業員の間の「相互信頼関係」を深化させ、エンゲージメントを向上させることが不可欠です。 しかし、単に「なんとなく」の取り組みでは、その真価を発揮することは難しいです。 私たちが作成した「エンゲージメント向上施策50選」では、エンゲージメントを高めるための具体的な手法を、分かりやすいイメージ画像と共に紹介しています。ご自由にダウンロードください。 「エンゲージメント向上施策50選」のダウンロードはこちら 「エンゲージメント向上施策50選」 ダウンロード(無料)⇒こちらから

働きがいとは

自分の意思で仕事に前向きに取り組めることができる状態

“働きがい”とは、会社と従業員との信頼関係がある状態で、個々人が自分の意思で仕事に取り組めていることをいいます。 一言で“働きがい”といっても、働く人それぞれ、追い求めているものが違うため、働きがいとしてイメージされるものには個人差があり、明確な定義はされていません。 公益社団法人国際経済労働研究所 においては、働きがいを「ワーク・モティベーション」と定義しています。仕事へのモチベーションは、環境や条件といった要因から外発的に生まれるのではなく、仕事そのものから内発的に生まれることが研究により明らかになっています。 一方で、社会への貢献や自分自身の存在など価値観は人それぞれですが、仕事の中で何かしらの欲求を満たすことと捉えられることも多くあります。

働きがいに当てはまる要素例

前述のとおり、働きがいの感じた方には個人差があります。その中でも働きがいを満たすための要素をいくつかご紹介します。 1)信頼 ・会社と従業員、従業員同士の信頼関係や企業理念やビジョンの浸透が重要になります。 2)帰属意識 ・従業員が会社や業務、仲間のことを自分のことのように語れるようになることも大切なことです。 3)貢献 ・業績のような定量的な評価以外にも表に出てこない業務もしっかりと評価され、自分の業務が会社に対して貢献していると感じてもらうことも重要です。 4)愛着 ・従業員が会社や商品、仲間に対して誇りを持っている状態のことです。

働きやすさとの違い

「働きがい」と「働きやすさ」という言葉は似ているようで全く異なります。“働きがい”とは、前述の通り、個々人の内発的な要因がほとんどです。 一方で“働きやすさ”とは、外発的な要因が大半を占めています。例えば労働時間の管理、福利厚生制度の充実、産休育休が取得しやすい、などの企業側が従業員のことを考え提供する「職場環境」のことを指すことが多くあります。 「エンゲージメント向上施策50選」のダウンロードはこちら 「エンゲージメント向上施策50選」 ダウンロード(無料)⇒こちらから

働きがいを高めるために企業がすべきこと

働きがいを理解できていても、実際に従業員の働きがい向上のために取り組めていることはどのくらいあるでしょうか。 報酬や待遇の改善など、会社や仕事への「価値」に対しての対策に限られていることが多くありますが、働きがい向上のためにできることは、それだけではありません。ここでは、働きがいを高めるためのポイントを紹介いたします。

1)目的の明確化

当たり前のことではありますが、最も重要なポイントは「目的の明確化」です。働きがいを高めるための目的や理由が明確にされ、会社全体に共有をされていないと「なんでこんな事をしないといけないの?」といった意見が生まれ、従業員との溝が深まる一方です。 また働きがいを高めることは長期的な取り組みとなるため、それだけの時間を費やすための目的と理由も必要となります。

2)現状の把握

現状の課題を把握しなければ、いくら施策や打ち手の運用を繰り返しても効果は期待できません。従業員が何を感じているのか、どこに問題意識があるのか、課題の分析は欠かせないものです。 様々な社内施策を施策したとしても、文化醸成していくのは従業員のみなさんであり、経営陣だけの力で働きがいのある会社づくりをしていくことはできません。そのため、社風や従業員のことを把握することが重要なのです。

3)ゴールの共有

会社や従業員にとっての働きがいというのはどういうことなのか、働きがいの高い状態はどうのようなものかというゴールのイメージを共有することが重要です。 共有やイメージができないとゴールのないマラソンを走らされている状態になり、実現が難しくなるでしょう。最悪の場合、離職する従業員が増えてしまうことにもつながってしまいます。

働きがいのある会社が取り組んでいる事例

株式会社Plan・Do・See

GPTWによる日本での「働きがいのある会社」調査にて2010年から9年連続評価を受けており、2018年では従業員1,000人以上の参加企業の中で2位を獲得しました。 従業員1,000人以上の部門にてこのような評価が継続的になされるということは非常に難しいことなのではないでしょうか。 トップウェイター、トップレセプショニストなど、各部門のトップを決める大会として”おもてなしコンペ”を開催。年齢や業務が異なる部門へのエントリーも可能で、数字では表れにくい“おもてなし”を評価したり、さまざまなチャンスの広がる場所が用意されています。 参考:株式会社Plan・Do・See

株式会社ディスコ

株式会社ディスコは、2018年、「働きがいのある会社」女性ランキングにおいて第3位に選出されています。 社内通貨を用いた「社内オークション」で自らの意志で仕事を選ぶことができる仕組みを運用しています。 高い金額が設定されている難しい仕事を落札する人もいれば、時短勤務者が終了時間が読める仕事を選ぶことができます。仮に時間までに終わらなくても、社内通貨を支払って同僚に引き継げば、お互い納得感をもつことができます。 社内オークションでは、他部門の社員も落札できるため、その業務の専門部署は必然的に業務クオリティを上げるため工夫をします。 社内の仕事の請負や依頼、物品やサービスのやりとりを、社内通貨を介して行うことで、個々人が経営者のように収支への感度や納得感、アウトプットの質を高める取組みを行っています。 参考:株式会社ディスコ

TUNAG(ツナグ)では、従業員のエンゲージメントを高め、働きがいのある会社づくりを支援します

従業員に働きがいを感じてもらうことは非常に重要なことです。働きやすさだけを追求していると、その環境が失われた時、従業員は去ってしまうかもしれません。 そのためにもTUNAG(ツナグ)では、エンゲージメント(企業と従業員及び従業員同士の信頼関係)を高めるための支援を行っています。企業のエンゲージメントの状態を定量的に可視化し、様々な施策のPDCAを回すことで「働きがい」向上にもアプローチすることができます。 TUNAG(ツナグ)のツールと専任のトレーナーにより、エンゲージメントを高めることから始め、真の「働きがい」のある会社づくりをしていきませんか?
▼『TUNAG(ツナグ)』について 『TUNAG(ツナグ)』では、会社として伝えたい理念やメッセージを、「社内制度」という型として表現し、伝えていくことができます。 会社様ごとにカスタマイズでき、課題に合ったアクションを継続的に実行できるところに強みがあります。 「施策が長続きしない」「定着しない」というお悩みがございましたら、「現在のお取り組み」のご相談を無料で行っておりますので、お問い合わせください。
「エンゲージメント向上施策50選」のダウンロードはこちら

『TUNAG(ツナグ)』で働きがいのある組織を作る

TUNAG(ツナグ)は、社内ポータルや社内SNSとしてスマホアプリ、PCで利用できるプラットフォームで、情報共有・業務効率化・コミュニケーション活性化などを目的に多くの企業様に活用されています。 様々な社内施策・社内制度を運用でき、ただ情報が掲載されるだけているだけのポータルサイトを「動きのあるもの」にして、従業員エンゲージメントの向上に貢献します。 伝えるべきメッセージや情報を従業員にスムーズに届け、従業員同士のコミュニケーションが活性化を促す。そんな循環をつくることができます。

 1)会社やトップからの情報発信

TUNAG(ツナグ)_社長メッセージ 経営陣が考えていること、会社の課題やビジョンなど、トップからのメッセージを発信する例です。代表が日々考えていることや会社の方向性などをコラムとして発信したりするケースが多くありますが、これまで「メール」で配信しても返信が無かったりと、反応が得ることが難しかったのではないでしょうか。 TUNAG(ツナグ)では、「既読数」を把握したり、気軽にコメントやスタンプなどを送るなどのSNSとして使いやすいという利点があり、メッセージの浸透に貢献しています。 拠点が離れていたり普段頻繁にコミュニケーションが取れなくても、TUNAG(ツナグ)を通してダイレクトに発信することができます。言葉や結果だけでなく、意図や背景までも含めて伝達できることがメリットです。 ビジョンや理念に触れる回数が増えることで必然的に浸透が進み、意思統一や意識レベルの向上を促します。加えて過去の発信を確認したり、新しく入社された方も閲覧できることで、早期立ち上がりに大きく寄与します。

 2)コミュニケーションが発生する活用事例「サンクスメッセージ」

TUNAG(ツナグ)_サンクスカード 日々の行動の中で感謝や称賛を送り合うサンクスメッセージを通して、個人の行動にフォーカスすることでコミュニケーションを生み出しています。 普段面と向かって感謝を伝えられない事や照れてしまう事、改めて感謝を伝えたい事などをピックアップし皆に共有することで当人同士のコミュニケーションだけでなく、多方面でのコミュニケーションのきっかけを生み出しています。

3)社内の情報共有が促進される活用事例

TUNAG(ツナグ)_情報共有 個人毎やチーム毎の日々の成功体験やノウハウの共有、課題や困りごとへのアドバイスなどをリアルタイムに共有することが可能です。 上司・部下や部署内での情報共有だけでなく、部署の垣根を超えた情報共有も可能で、横断的な会社の動きを見える化することでより一層の連携や新たな気づきを得るきっかけにつながります。

4)プロフィール機能の活用事例

TUNAG(ツナグ)_プロフィール TUNAG(ツナグ)には、マイページにプロフィール機能があります。趣味や特技、好きな音楽などのカジュアルなものから、学歴や職歴、受賞歴まで幅広く個人の人となりを把握することができます。(プロフィール項目は会社によって自由に設定できます) プロフィールをきっかけに思わぬ共通点を見つけて会話したり、部署移動後の同僚が一目でわかるので溶け込みやすい効果もあります。またタレントマネジメントなどの人材管理にも活用可能です。 社内ポータルを検討中の方は、ぜひTUNAG(ツナグ)の無料サービス資料をご覧ください。
社内ポータル 社内ポータル「TUNAG(ツナグ)」の導入効果
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