サンクスカードアプリ5選!デジタル化するメリット、運用事例をご紹介

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サンクスカードは、従業員同士が感謝や称賛の気持ちを伝え合うための手段として、企業内で幅広く利用されています。これまでは紙で運用するものが一般的でしたが、近年ではデジタル化したサンクスカードアプリが主流となってきています。

この記事では、サンクスカードアプリの選び方やそのメリットに加えて、実際にサンクスカードアプリを導入し、成功を収めている企業の事例も紹介します。サンクスカードアプリの活用を検討している方や、従業員間のコミュニケーションを強化したい企業は、ぜひ参考にしてみてください。

サンクスカードアプリとは?

サンクスカードアプリとは、サンクスカードをPCやスマートフォンなど、デジタル上で運用できるようにしたツールのことです。

サンクスカードは、従業員がお互いに感謝の気持ちを送り合う仕組みです。「サンキューカード」や「ありがとうカード」など、さまざまな名称が使われています。社内でサンクスカード制度を取り入れることで、社内コミュニケーションの活発化や信頼関係の強化が期待できます。

サンクスカードの運用方法は、紙とアプリの二種類に分かれます。これまで一般的であった紙での運用は、手書きで書いた人のぬくもりが伝わりやすい一方で、カードを用意する手間や渡す場所が限られるなどのデメリットがありました。アプリでの運用は、時間や場所に縛られず送付することができるので、働き方が多様化する中でも全従業員を巻き込んで取り組むことができます。

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サンクスカードをアプリでデジタル化する4つのメリット

サンクスカードをアプリで運用した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。4つのメリットをご紹介します。

場所や時間を選ばずに送付できる

サンクスカードをアプリで運用するメリットの一つは、場所や時間に縛られずに送付できることです。

紙のカードでは受け渡しに手間がかかり、特定の場所での配布が必要ですが、アプリを利用すればいつでもどこでも手軽にサンクスカードを送信できます。離れた社員にも手軽に感謝を伝えることもできるので、テレワークを行う環境でもコミュニケーション活性化を促進できます。

従業員の良い行いが可視化される

多くのアプリでは、サンクスカードの送付が他の従業員にも見えるようになっています。感謝されていることが周りにも伝わることで、承認欲求が満たされ、モチベーションアップにも繋がります。

また、サンクスカードにコメントなどのリアクションができる機能があるアプリでは、サンクスカードをきっかけとして従業員同士のコミュニケーションが生まれます。

マンネリ化を防ぐ仕組みが豊富

サンクスカードを運用する中で、マンネリ化に悩む企業も多くあります。サンクスカードアプリには、マンネリ化を防ぐさまざまな仕組みがあります。

たとえば、サンクスカードとポイント制度を紐付け、従業員にインセンティブを与えることで利用を促進することができます。

データから運用改善ができる

多くのサンクスカードアプリでは、利用データを収集し、分析して運用改善をすることが可能です。
紙の運用では利用データの収集には大きな手間がかかりますが、アプリを利用すれば簡単にデータ収集が可能です。そのデータを有効的に活用することで、運用の改善に活かすことができます。

サンクスカードアプリを比較する5つのポイント

サンクスカードアプリの導入を検討している方は、どのツールにしようか悩む方も多いでしょう。ここでは、アプリを選ぶ際に比較したいポイントを5つご紹介します。

①従業員が簡単に利用できるか

サンクスカードを定着させるためには、全授業員が簡単に利用できることが重要です。手続きや入力事項が多すぎると利用されない原因となり得ます。サンクスカードの送付がどのようなステップで行われるか確認するようにしましょう。

さらに、スマートフォンで操作しやすいアプリであることも考慮すべきです。スマートフォンから簡単に利用できれば、より手軽にサンクスカードを送付することができ、制度の利用促進につながります。

②サンクスカードが定着する仕組みがあるか

サンクスカードは、継続的に利用され定着することが重要です。従業員がサンクスカードを送ることにメリットを感じなければ、利用されなくなっていきます。ポイントなどのインセンティブや表彰制度など、従業員が利用したくなる仕組みを提供しているかどうかを確認しましょう。

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③感謝が他の従業員にも共有されるか

サンクスカードの運用において、誰が誰に感謝のメッセージを書いたのかが他の社員にも分かるようにすることは重要なポイントです。

褒められた内容を社内全体で共有することで、褒められた社員の自己評価と承認欲求を満たすことができます。この結果、従業員のモチベーションが向上し、組織全体にポジティブな影響を与えるでしょう。

また、共有された内容にコメントやリアクションを送れる機能が搭載されていれば、サンクスカードをきっかけとしたコミュニケーションも生まれます。

④データ分析機能を備えているか

サンクスカードをアプリで運用するメリットは、利用データを容易に収集できることです。蓄積されたデータを活用して、運用改善をしていくことで、より効果的な運用をすることができます。多くのサンクスカードアプリでは、データの分析機能が搭載されています。

ただし、このデータを管理者がどの程度の粒度で分析できるか、そしてデータの詳細をどのように確認できるかを事前に把握しておくことは大切でしょう。

⑤適切な運用コストであるか検討する

サンクスカードアプリの導入や運用にはコストがかかることが多いです。このコストが運用する目的に対し適切かどうか検討しましょう。

多くのサンクスカードアプリでは、利用者数に応じた月額課金方式を採用しています。ツールによって料金体系は異なるため、実際の総額を確認することが重要です。

サンクスカードアプリ5選

多くのサンクスカードアプリがある中で、おすすめのアプリを5つピックアップしてご紹介します。サンクスカードアプリの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

TUNAG


TUNAG(ツナグ)は、組織改善に必要な機能が揃ったオールインワンツールです。組織課題に合わせてカスタマイズできる機能のひとつに「サンクスカード機能」があります。

TUNAGのサンクスカードには、投稿にコメントやスタンプで反応できるリアクション機能や、社内ポイントとの紐付け、分析機能など、豊富な機能を備えています。豊富なデザインテンプレートが用意されているほか、経営理念や行動指針に関連づけたデザインなどオリジナルデザインも作成することができ、サンクスカードを通じた理念浸透も実現できます。スマホで誰でも簡単にサンクスカードを送れるのもポイントです。

サンクスカードとしても使える「TUNAG」の詳細ページはこちら

THANKS GIFT

THANKS GIFT(サンクスギフト)は、「感謝」をきっかけにコミュニケーションを促進するツールです。従業員と会社の相互理解を深めるための多彩な機能のひとつに「サンクスカード機能」があります。

THANKS GIFTのサンクスカードは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、送ったカードが見える化され、他の従業員にもその人の日々の貢献が認識されます。社内ポイントと紐付けたり、ランキング機能や表彰制度で称賛することも可能で、従業員のモチベーションにつながります。

Unipos

Unipos(ユニポス)は少額のインセンティブを送り合うピアボーナスを通じて称賛文化を醸成するツールです。

Uniposのサンクスカードは、感謝のメッセージにポイントを添えて投稿することができます。投稿はタイムラインにリアルタイムに反映され、共感した投稿には「拍手」を送ることも可能です。ハッシュタグを利用して理念浸透にも活用することができます。アナリティクスの機能で蓄積されるデータを活用・分析しして運用改善をすることも可能です。

RECOG

RECOG(レコグ)は、メンバー同士の 「感謝」「称賛」を通してコミュニケーションを活性化するアプリです。

「レター」機能で感謝の気持ちをを簡単に送ることができ、従業員の貢献や活躍が可視化されます。レターの送信は3ステップで誰でも簡単に利用できるようになっています。ポイントを送ることもできるので利用促進にもつながり、いいねやコメント機能でコミュニケーションを活性化する仕組みも整っています。蓄積したデータを見える化し、運用改善をしていくことも可能です。

タレントパレット

タレントパレットは、従業員の評価と報酬に焦点を当てたタレントマネジメントシステムです。機能の一部に「サンクスポイント」を付与できる機能を提供しています。

サンクスポイントは、社員一覧から簡単に付与でき、コメントも送ることができます。また、お返しのコメントもできるので、コミュニケーションが活性化します。ポイントのやりとりを集計し、ランキングを公開することもできるので、社員の参加意欲を向上させます。また、データを自由な軸で分析することもできます。

サンクスカードをアプリで運用する注意点

サンクスカードをアプリで運用する場合は、メリットも多い反面、以下のような気を付けておきたい注意点もあります。     

導入や運用にコストがかかる

サンクスカードアプリの導入と運用には一定のコストがかかることに留意する必要があります。アプリのライセンス料、トレーニング、技術サポートなどの費用が発生します。これらのコストを予算に含め、効果的な運用を確保することが重要です。

自社の目的にあったツールの導入が必要

サンクスカードを運用できるツールは豊富にあります。自社に最適なツールを選ぶためには、サンクスカードを運用する目的を明確にすることが重要です。

運用の目的やニーズに合ったアプリを選択し、従業員が使いやすいものを選びましょう。目的に合ったツールを導入することで、運用の効果を最大化できます。

ツール導入が目的にならないようにする

サンクスカードアプリを導入しても、しっかりと活用されなければ意味がありません。

サンクスカードを運用する目的を明確にし、その目的が達成されているかを定期的に確認しましょう。サンクスカードアプリの利用データを分析して、運用を改善していくことが効果的です。

ツールは目的のための手段であることを忘れないようにしましょう。

サンクスカードをデジタルアプリで運用した事例

サンクスカードアプリを企業に導入して、実際に運用している事例をご紹介します。

株式会社BP


ウェディング事業を中心に展開し、2,000人以上の従業員を抱える株式会社BPでは、組織内で頑張りをしっかり褒める「承認活動」が不足し、従業員の頑張りを適切に評価できていなかったことが課題でした。

そこで、忙しい中でも取り組めるよう、スマホでサンクスカードが送れる「TUNAG」を導入しました。

TUNAGの導入後、3ヶ月で10,000回以上のサンクスメッセージが贈られるようになりました。「TUNAGタイム」という時間を設けてメッセージの習慣化を推進し、コミュニケーションの活性化を実現しています。社内にインフルエンサーになってもらえるメンバーを選び、熱意のあるメンバーから「感謝を伝える文化」を定着させていきました。また同社では、サンクスカードと表彰制度を紐付けて運用しており、サンクスカードを送った数・もらった数で評価しています。

たくさんのサンクスメッセージが贈られることで、プロフィールを見にいき顔と名前が一致してきたという声もいただくようになりました。サンクスメッセージがきっかけで多くのコミュニケーションが生まれています。

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株式会社ファミリー

岐阜県で自動車販売事業を展開しているファミリー株式会社では、日報を通じたコミュニケーションの活性化と従業員の離職対策について課題を持っていました。そこで日報運用と定着率向上の両方を叶えられる「TUNAG」を導入しました。

同社では日報運用の他に、従業員同士で良い行動を称賛する「サンクレカ」の取り組みを行っています。もともと紙で運用していたサンキューレターからTUNAGに移行して運用しています。1年で5,000通あったサンキューレターが、TUNAGへの移行で1.6倍の8,000回を超えるやり取りが生まれるようになりました。サンクレカの取り組みによって、感謝することや他の人の活躍を賞賛することが「当たり前である」という状態になり、友人や家族、お客様などの社外にも当たり前に行うようになったといいます。

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株式会社アワーズ

和歌山県にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」を経営する株式会社アワーズでは、「こころでときを創るSmileカンパニー」という企業理念を掲げ、理念経営に取り組んでいます。以前から運用していた社内SNSに限界を感じ、サンクスカードの導入も検討していた中で、自分たちの理念を具現化できると感じたTUNAGの導入を決めました。

同社ではサンクスカードをTUNAGで運用しています。これまでは紙などのアナログな方法で運用されていましたが、TUNAGでの運用では、サンクスカードを送り合うことが実際のコミュニケーションに繋がったり、投稿やプロフィールを見て会話のきっかけになったという話を聞くようになったといいます。TUNAGはクラウドサービスですが、投稿して終わりではなく、実際のコミュニケーションにつなげられるよう促しており、それが実現できています。経営側からも、従業員の投稿が可視化され、会社の動きが見られるので安心するといいます。

関連記事:従業員のSmileを創り出すアドベンチャーワールドの理念経営とTUNAG活用例

TUNAGについて

TUNAGはサンクスカードアプリとして豊富な機能があるのはもちろん、目指すべき組織像に合わせたサンクスカードの運用が可能となっています。

社内ポイントやコメント機能など使いたくなる仕組みのほか、スマホで手軽に感謝を伝えられるので、称賛文化を定着させることが可能です。

また、サンクスカードだけでなく、エンゲージメント向上や離職率改善など、それぞれが抱える組織課題に合わせた施策をTUNAGひとつで運用可能です。

少しでも気になる方は、ぜひTUNAGの資料をダウンロードしてみてください。

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