rakumoボードの活用方法は?特徴や代表的な機能・利用者の口コミなども紹介

rakumoボードは、社内の情報共有を効率化できるクラウド型の掲示板として注目されています。シンプルな画面構成で、日々の連絡事項から社内イベントの告知など、さまざまな業務シーンで広く活用されているツールです。代表的な機能や利用者の口コミなどを紹介します。

rakumoボードとは?

rakumoボードは、Google Workspace連携型の社内掲示板サービスです。重要なお知らせやイベント情報、部門内連絡など、共有したい内容を視覚的に整理して表示できます。社員が迷わず必要な情報にアクセスできる設計となっています。

スマートフォンからも手軽に閲覧・投稿ができるため、オフィス外で働く社員にも、タイムリーな情報を届けられるのが特徴です。Google Workspaceのアカウントで利用できるため、新たなIDやパスワードの管理が不要で、導入後すぐに運用を開始できます。

Google Workspace を拡張する「rakumo ボード」|使いやすい社内掲示板・社内ポータル

rakumoボードの特徴

rakumoボードは、社内コミュニケーションの課題を解決するために設計された、多彩な特徴を備えています。代表的なものを確認していきましょう。

アイデアを形にできる社内掲示板

rakumoボードは、社員が日常的に抱くアイデアや、意見を簡単に投稿できる「社内掲示板」として機能します。従来のメールやチャットでは流れてしまいがちな情報を、掲示板形式で保存し、いつでも参照できる形で共有できるのが特徴です。

投稿した内容はテーマごとに整理され、視覚的に分かりやすい形で並ぶため、読み手が必要な情報にすぐアクセスできます。部門・部署内の情報交換はもちろん、組織全体での意思疎通にも役立ち、社員同士のコミュニケーションの強化に寄与します。

見やすく使いやすいインタフェース

誰でも迷わず操作できるインタフェースを備えており、初めて利用する社員でも短時間で使いこなせるのも特徴です。投稿画面は必要な項目が最小限にまとめられ、スムーズに情報を入力・公開できます。

また掲示板の一覧画面では、カテゴリーや期間などで情報を整理できるため、目的の投稿をすぐに探し出せます。社内の情報量が増えても混乱しにくく、業務効率化につながる設計も魅力です。

操作のわかりやすさは、ITに不慣れな社員がいる環境でも、導入しやすいポイントといえるでしょう。通知機能と組み合わせることで、日々の連絡事項や重要なお知らせを確実に届けられます。

Googleサイトとの連携で社内ポータルサイトを構築

Googleサイトと組み合わせることで、オリジナルの社内ポータルサイトを構築できます。掲示板の情報をGoogleサイトに埋め込むことで、複数の掲示板を統合したダッシュボードとして活用できます。 

Google Workspaceとの親和性が高いため、普段からGoogleのサービスを使っている企業にとっては、負担なく運用を開始できるのがメリットです。新入社員のオンボーディングにも効果的で、必要な情報に素早くアクセスできる環境を構築できます。

モバイル対応で外出先でもタイムリーな情報共有

rakumoボードはモバイルにも対応しているため、外出先から最新の社内情報をリアルタイムで確認できます。スマートフォンからお知らせをチェックしたり、その場で投稿したりできるため、テレワーク環境での情報共有ツールとしても役立つでしょう。

営業担当や現場スタッフなど、デスクに座る時間が限られる職種でも必要な情報を逃しにくく、連絡の不備によるトラブルの防止にも寄与します。移動が多い働き方でも一貫した情報共有ができることで、業務効率の向上やチームの連携強化にも効果を発揮します。

rakumoボードの代表的な機能

rakumoボードには、投稿・閲覧をサポートする基本機能に加えて、コミュニケーションを促進する機能や、管理者向けの運用機能などが備わっています。カテゴリー別に、代表的な機能を確認しておきましょう。

投稿・確認に関する機能

rakumoボードの投稿機能は、多様な情報発信ニーズに対応できる柔軟性を備えています。テキストだけではなく、画像や動画・PDFなどのファイルも添付でき、投稿の公開範囲は全社員から、特定のグループまで細かく設定が可能です。

さらに予約投稿機能を使えば、事前に作成した投稿を指定した日時に自動公開できるため、計画的な情報発信に役立ちます。既読確認機能により、重要な通知が社員に届いているか管理者が把握できるため、情報伝達の確実性が向上するでしょう。

コミュニケーションの活性化に寄与する機能

社員間のコミュニケーションを促進できる仕組みも、rakumoボードの代表的な機能の一つです。投稿に対してコメントを残せるので、気になる点や意見を気軽に共有でき、社員間の活発な情報のやりとりを生み出せます。

「いいね」やリアクション機能を使えば、コメントを書き込むほどではないが、共感や賛同の意を気軽に示せます。これは投稿者にとっても良いフィードバックとなるでしょう。

さらにメンション機能を活用すれば、特定の社員に向けて直接質問や依頼が可能となり、部門・部署の垣根を越えたコミュニケーションが生まれやすくなります。

運用・管理に関する機能

rakumoボードは管理者向けの機能も充実しており、掲示板の構成やカテゴリー・投稿権限の管理などを細かく調整できます。部門ごとに閲覧範囲を制限したり、特定の担当者にだけ編集権限を付与したりと、運用ルールに合わせて柔軟に設定できるのも特徴です。

さらに、投稿内容の公開期間を設定する機能により、古くなった情報が残り続ける問題を防ぎ、常に最新の状態を保てます。適宜投稿の更新や非公開への切り替えもできるため、管理者は掲示板全体の鮮度や、分かりやすさを維持しつつ効率的な運用が可能です。

他のサービスとの連携機能 

rakumoボードは、Google Workspaceをはじめとする各種サービスと、シームレスに連携できる機能も備えています。

例えば、Googleドライブとの連携により、会議資料や業務マニュアルを投稿に直接埋め込んで共有できます。

Google カレンダーと連携すれば、社内イベントの告知と同時にカレンダーへの登録を促すなど、参加率の向上につながる運用が可能です。

また、rakumoシリーズの他製品とも連携できるので、rakumoワークフローやrakumoカレンダーなどと組み合わせることで、統合的な業務環境を構築できます。

外部サービスとのAPI連携にも対応しており、自社の業務システムと組み合わせて、独自の運用方法を模索するのもよいでしょう。

rakumoボードの活用方法

rakumoボードは、組織内のあらゆる情報共有の場面で力を発揮します。全社向けの経営情報や重要な通知といった縦の情報発信から、部署内での日報共有や業務連絡といった横のコミュニケーションまで、一つのプラットフォームで完結できるのが強みです。

具体的な活用場面を見てみましょう。人事部門では、新入社員の紹介や社内制度の変更案内、研修情報の告知を掲示板に集約することで、社員が最新の人事情報を一か所で確認できる環境を整備できます。総務部門なら、設備メンテナンス情報や防災訓練の案内、来客予定などをタイムリーに共有し、施設管理の効率化につなげている企業もあります。

また営業部門では、成功事例や競合情報を組織全体で共有することで、個人に蓄積されがちなナレッジを組織の資産に変え、営業力の底上げを実現できます。

特にリモートワークが増加する現在、物理的に離れた社員同士をつなぐコミュニケーション基盤として、rakumoボードの重要性は高まっています。業界・職種を問わず、多くの企業が自社の課題に合わせた形で活用しているのは、こうした柔軟性の高さが理由といえるでしょう。

rakumoボードの評価・口コミ

rakumoボードを実際に利用している企業の評価・口コミも紹介します。導入の参考にしてみましょう。

【口コミ1】その他小売・卸売|社内情報システム(開発・運用管理)|従業員数:20~50人未満|契約タイプ:有償利用

出張先で撮影した画像をGoogleフォトにアップし、リンクをrakumoボードに公開・共有するといった使い方が便利。レスポンシブ化されているので、スマートフォンで見やすいのも良い。

他社の製品では公開した情報の掲載期限の設定ができなかったが、rakumoボードでは設定が可能で、新しい情報が埋もれずに済む点も助かっている。

【口コミ2】一般機械|社内情報システム(開発・運用管理)|従業員数:300~1000人未満|契約タイプ:有償利用

掲示板を目的別に分けて、必要な情報だけを効率的に共有できる。Google Workspaceの共有IDですぐに利用できる点も便利。テーマや対象者ごとに掲示板を分けられるため、情報が整理・確認しやすいのも良い。

投稿の編集機能やテンプレートが少なく、表現の幅が限られるものの、情報共有の漏れがなくなり、社内のコミュニケーションが活発になった。

【口コミ3】情報通信・インターネット|その他一般職|従業員数:100~300人未満|契約タイプ:有償利用

投稿をブログ感覚で閲覧してもらいやすく、後から情報の検索もしやすい。特に、画像を添付できたり「グッジョブ!」のリアクションができたりするので、誰が読んだのかすぐに確認できる点を評価したい。

テンプレート機能や複製機能があると、さらに便利に感じるが、重要事項やすぐに伝えたい情報がある場合、役に立つツールだと思う。

rakumoボードで社内の情報共有をスムーズに

rakumoボードは、Google Workspaceと連携できる社内掲示板として、組織のコミュニケーションにおける課題解決に役立ちます。直感的なインタフェースと充実した機能により、情報の発信から確認・フィードバックまで、一つのプラットフォームで完結できます。

社内に散らばりがちな情報を一元管理できるため、社員が迷わずアクセスできる環境を構築できる点もメリットです。モバイル対応により場所を選ばず利用できるので、テレワークを導入している企業にもおすすめできます。

無料トライアル版も利用できるので、まずは使用感や機能性を確認してみましょう。組織全体の情報共有スピードが高まり、組織の一体感の醸成にもつながります。

著者情報

人と組織に働きがいを高めるためのコンテンツを発信。
TUNAG(ツナグ)では、離職率や定着率、情報共有、生産性などの様々な組織課題の解決に向けて、最適な取り組みをご提供します。東京証券取引所グロース市場上場。

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