紙の日報廃止で年間200万円のコスト削減。10年以上「離職率ゼロ」を誇るヤマトカンキョウがTUNAGで加速させるDXと組織の絆

「快適な環境づくりに貢献する」を経営理念に掲げ、浄化槽の維持管理や下水道施設の運転管理をはじめとした水道事業を中心に、地域に根ざしたサービスを展開するヤマトカンキョウ株式会社。
創業60年を超える同社は、10年以上離職率ゼロ、有給消化率98%という驚異的な定着率を誇る一方で、紙ベースの業務運用による非効率や、現場と経営層の情報の乖離に課題を感じていました。
TUNAGの導入により、年間約200万円のコスト削減と残業時間の劇的な短縮を実現した同社の取り組みについて、経営戦略部の西嶋様にお話を伺いました。
(取材日:2026年4月)
【課題】日報のための残業と、情報共有に課題
日報の「押印待ち」で発生していた膨大なコスト

〜TUNAGを導入される以前、貴社ではどんな課題を感じていましたか?〜
西嶋: 一番の課題は「日報」の運用でした。以前はすべて紙で運用しており、社員が帰社後に記入し、上長が内容を確認して印鑑を押す。さらにその上の役職者がまた押印するという、典型的なアナログ作業が続いていました。 この「日報を書くため」「ハンコを押すため」だけの残業が発生しており、上長も翌朝の業務時間を削って押印作業に追われていたんです。コストを試算したところ、人件費や用紙代を含め年間で約200万円もの無駄が生じていることが判明しました。
また、情報共有の面では、もともと社内のお知らせを掲示板に貼り出していたのですが、オフィスのリフォームでその壁自体がなくなることになったんです。これを機に、わざわざ掲示板を見に行かなくても、各自の手元でリアルタイムに情報を受け取れる環境を作りたいと考えました。
【決め手】使いやすさと親しみやすいデザイン
ノーコードで構築でき、現場が使いやすくて「ワクワク」するツール
〜数あるツールの中で、なぜTUNAGを選ばれたのでしょうか?〜
西嶋: 自由度が高いことはもちろんですが、ゼロから構築するのではなく、使いやすいテンプレートが豊富に用意されていた点が決め手でした。 また、他のグループウェアはデザインが事務的なものが多い中、TUNAGはSNSのような遊び心があり、「これなら現場の社員も楽しく使える」と直感しました。職人気質でこだわりの強い技術職が多い組織だからこそ、直感的な使いやすさは譲れないポイントでしたね。
〜現場で働く技術職の方々が使いやすいかどうかは重要ですよね。〜
西嶋:それが全てです。職人気質の技術職が多く、こだわりが強いので、少しでも使いにくいと不満が出ます。実際、紙の日報をそのままデジタル化した際も「この項目はいらない」といった要望がたくさん出ました。でも、要望が出ること自体、直感的に使えている証拠なので助かっています。
【取り組み】日報や運行記録の完全デジタル化と、経営陣の想いを発信
隙間時間に入力でき、帰社後の事務作業を削減
〜具体的にどのようにTUNAGを活用されていますか?〜
西嶋: まずは日報や運行記録を完全にデジタル化しました。スマホから簡単に投稿でき、前回入力した内容のコピー機能も活用できるため、定型の項目が多い場合でも数分で入力を終えています。50代、60代のベテラン社員も「紙の時より全然楽だ」とスムーズに移行できました。 また、全社員に社用スマホを支給し、行動指針にDXに関する方針を追加するなど、会社として本気で取り組む姿勢を示しました。
部署横断の「研修日報」が配属の判断材料に
〜日報は部署ごとに運用されているのでしょうか?〜
西嶋: 基本の日報は部署ごとに分けていますが、「研修日報」などは全管理職が閲覧できるように設定しています。新入社員が部署横断で研修を受ける様子をリアルタイムに追えるため、現場との調整がスムーズになりました。何より、本人の適性や成長度合いが可視化されるので、配属先を決める際の客観的で大きな判断材料になっています。これは紙の運用では決して成し得なかった、デジタル化による大きなメリットですね。
「街づくりの会社」というビジョンの浸透
〜経営層からの発信も積極的に行っているそうですね。〜
西嶋: 私はリモートワークが多く、社長も外回りが多いため、以前は「上が何をしているか見えない」という声がありました。今はTUNAGを通じて、私たちが何を考えているかを直接伝えています。 例えば、60周年を機に不動産事業を始めた際、「私たちは街づくりの会社である」というメッセージを発信し続けました。
【導入のポイント】現場の負担を最小限に抑えた「環境整備」と「指針」
.webp)
〜導入時、従業員の方はデジタル化に戸惑いませんでしたか?〜
西嶋: 驚くほどスムーズでした。実は、私が短期間に複数のツールを次々と導入していた時期だったので、社員が変化に慣れていたという背景もあります(笑)。
ただ、仕組みを押し付けるのではなく、環境整備は徹底しました。私物スマホを業務に使う心理的抵抗や通信費の負担を避けるため、全員にキッティング済みの社用スマホを支給しました。
また、精神論に留めないよう、行動指針にDXに関する方針を新たに追加しました。「まずは使ってみる」「分からないことは教え合う」という姿勢を朝礼でも繰り返し共有したことで、全社で前向きに活用し始める土壌ができたのだと感じています。
【定量効果】残業代や紙代など年間200万円削減
月20時間以上の残業が「30分以下」に激減
〜導入後、どのような効果が現れていますか?〜
西嶋: 日報のデジタル化やその他の業務改善を組み合わせた結果、月平均20〜25時間あった1人あたりの残業時間が、現在はほぼ全員が30分以下になりました。 管理職も、以前は判子を押すために1時間早く出社していましたが、今は隙間時間にもスマホで確認できる。この「いつでもどこでもできる」気軽さが、大幅な負担軽減につながっています。
【定性効果】「街づくりの会社だから」社員の雑談から溢れた理念への誇り
社員の口から自然と会社の理念が出るように
.webp)
〜組織の雰囲気やコミュニケーションに変化はありましたか?〜
西嶋: 先ほど、「街づくりの会社だというメッセージ発信をしている」と話しましたが、ある日、社員同士が雑談の中で「俺たちは街づくりの会社なんだから、こういう動きをしなきゃダメだよ」と話しているのを耳にしたんです。発信し続けてきた想いが、社員自身の言葉として定着しているのを実感して、目頭が熱くなりましたね。
また、「日報のコメントが翌日の話題になる」など、部署を超えたエンゲージメントの向上も感じています。
もともとエンゲージメントの高い会社だと自負していますが、より高まったと感じています。一人ひとりが「会社のこと」を「自分ごと」として意識できるようになったのではないかと思います。
【今後の展望】「自走する組織」を目指し、教育基盤をTUNAGに集約
自分たちで組織を良くしていく文化を
〜今後、TUNAGをどのように活用していきたいですか?〜
西嶋: 今後は、マニュアルの集約や社内テストの仕組みをTUNAG上で構築したいと考えています。特定の業務を任せるための合格基準を明確にし、教育の平準化を図るのが狙いです。 最終的には、私や社長が細かく指示を出さなくても、現場から改善案が次々と生まれ、自分たちで組織を良くしていく「自走する文化」を作りたい。TUNAGは、会社と人をつなぎ、その未来を支えるために欠かせないインフラになっています。
〜西嶋様、お話しいただきありがとうございました!〜

TUNAGがすぐわかる資料
3点セット
TUNAGのサービス資料や導入事例集を
まとめてダウンロードできます
資料をダウンロードする(無料)









