【無料あり】社内掲示板ツールを比較!タイプ別の特徴と選び方を解説

社内掲示板は、社内の情報を従業員へ一斉に届けたり、従業員同士のコミュニケーションを促進するために活用されるツールです。無料で利用できるシンプルなものから、チャットや社内ポータル、ワークフローなどの機能を備えたものまで選択肢はさまざまです。そのため、「どのツールが自社に合うのか」「無料のツールでも十分なのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

社内掲示板ツールを選ぶ際は、料金や機能だけでなく、導入目的や運用方法まで考慮し、比較することが重要です。そこで本記事では、社内掲示板をタイプ別の違いを解説したうえで、代表的なツールや自社の目的に合った選び方を解説します。

▼時間がない人のポイントまとめ

  • 社内掲示板は、社内のお知らせや業務連絡を共有する場。紙やホワイトボードを使うアナログ型と、オンライン上で情報を共有するデジタル型がある。
  • デジタルツールには、社内交流を促進する「社内SNS型」、申請や予定管理がまとまった「グループウェア型」、ノウハウを蓄積したい「ナレッジ共有型」などがある。
  • 無料ツールもあるが、保存容量やサポート、セキュリティなどの要件が満たないことも。導入目的や従業員の働き方、必要な機能に合わせてプランを選ぶことが大切。

社内掲示板とは

社内掲示板とは、社内に向けたお知らせや業務連絡を集約し、従業員が必要な情報を確認できるようにする情報共有の場です。全社員に伝えたい連絡事項や、部署ごとの共有事項、社内イベントの案内などを掲載することで、社内の情報窓口として活用できます。

社内掲示板の役割

社内掲示板には、主に以下のような役割があります。

  • 会社からのお知らせを全従業員に共有する
  • 業務連絡や社内ルールを一か所にまとめる
  • 部署や拠点ごとの情報伝達のズレを防ぐ
  • 社内イベントや取り組みを周知する
  • 従業員が必要な情報を後から確認できるようにする

社内掲示板の大きな役割は、社内の情報を整理し、必要な人に正しく届けることです。メールや口頭だけで連絡していると、確認漏れが起きたり、部署によって情報の受け取り方に差が出たりする場合があります。

社内掲示板に情報を集約すれば、従業員が同じ情報を確認しやすくなります。特に、複数拠点で働く企業や、現場勤務・テレワークなど働き方が分かれている企業では、情報共有の基盤として役立ちます。

また、会社の方針や社内の取り組みを継続的に発信することで、従業員が組織の動きを把握しやすくなります。単なる連絡ツールではなく、社内の認識をそろえ、コミュニケーションを支える役割を担っています。

アナログ型とデジタル型の違い

社内掲示板には、紙やホワイトボードを使うアナログ型と、オンライン上で情報を共有するデジタル型があります。それぞれの違いを整理すると、以下のとおりです。

アナログ型

デジタル型

確認方法

掲示場所で確認する

スマートフォンやPCから確認する

情報の更新

紙の印刷や貼り替えが必要

オンライン上ですぐに更新できる

過去の情報

保管や検索に手間がかかる

キーワードから検索しやすい

離れた拠点への共有

拠点ごとに掲示する必要がある

同じ内容をまとめて配信できる

アナログ型は費用をかけず、手軽に始められる一方、掲示されている場所に行かなければ内容を確認できません。一方、デジタル型は場所を問わず確認できるため、多拠点の企業やリモートワークを取り入れている企業に適しています。また、投稿の修正や検索がしやすく、閲覧状況を確認できるのが特徴です。従業員の働く場所や端末の利用状況を踏まえ、自社に合う方法を選びましょう。

社内掲示板ツールに付帯する主な機能

社内掲示板ツールには、文章や画像を投稿する基本的な機能に加えて、情報を確実に届けたり、従業員同士のやり取りを促進する機能が備わっています。

機能

できること

投稿機能

文章や画像、ファイルを掲示板に掲載する

通知機能

新しい投稿をメールやアプリで知らせる

検索機能

過去の投稿をキーワードから探す

既読確認

誰が投稿を確認したかを把握する

権限設定

投稿者や閲覧できる従業員を制限する

コメント・リアクション

投稿への質問や反応を受け付ける

社内掲示板を単体で利用できるツールだけでなく、社内SNSやグループウェア、社内ポータルの一機能として提供しているものもあります。

掲示板で情報を一斉に発信したいのか、従業員同士の交流も活性化したいのか、申請やスケジュール管理までまとめたいのかによって、適したツールは異なります。まずは、自社が社内掲示板を導入する目的を整理したうえで、必要な機能を検討しましょう。

社内掲示板ツール【社内SNS一体型】

社内SNS一体型は、会社からのお知らせを発信する掲示板機能と、従業員同士が交流できるSNS機能を備えたツールです。情報を一方的に届けるだけでなく、コメントやリアクションを通じて社内のコミュニケーションを増やしたい企業に適しています。

▼本記事でご紹介する社内SNS一体型ツール

TUNAG

【TUNAG(ツナグ)の特徴】

  • 社内掲示板やチャット、ワークフローなど、情報共有と業務効率化に必要な機能を搭載
  • スマホアプリでも見やすく、社用PCを持たない現場従業員やパート・アルバイトも利用できる
  • 組織の課題や運用方法に合わせて、機能や権限を柔軟に設計できる

TUNAGは、エンゲージメント向上と業務効率化を支援する社内プラットフォームです。社内掲示板のほか、社内チャットやワークフロー、サンクスカード、マニュアルなどの機能を備えています。

スマートフォンアプリにも対応しているため、社用PCを持たない店舗や工場などの現場従業員、パート・アルバイトにも直接情報を届けられます。掲示板への投稿だけでなく、業務連絡や申請、従業員同士のコミュニケーションまで一つのサービスにまとめられる点が特徴です。

また、組織の課題や利用目的に応じて、使用する機能や運用方法を設計できます。導入時の設計から運用開始後の改善まで専任担当者のサポートを受けられるため、自社に合った情報共有やコミュニケーションの仕組みを整えたい企業に適しています。

TUNAG(ツナグ)

Talknote

【Talknoteの特徴】

  • グループごとに情報を共有し、投稿へのコメントやリアクションを通じてやり取りできる
  • 過去の投稿ややり取りが蓄積され、必要な情報をあとから確認できる
  • タスク管理や組織の状態を把握する機能も備えている

Talknoteは、社内の情報共有とコミュニケーションを一つにまとめられる情報共有プラットフォームです。グループごとに投稿先を分けられるため、部署や店舗、プロジェクト単位で必要な情報を共有できます。

投稿やコメントなどのやり取りは時系列で蓄積され、過去の情報をあとから検索することも可能です。メールや口頭での連絡に比べて情報が分散しにくく、業務の経緯や社内のノウハウを残しやすい点が特徴です。

また、投稿だけでなくタスク管理にも対応しており、担当者や期限を設定して業務の進捗を管理できます。情報共有に加えて、従業員同士のコミュニケーションやタスク管理もまとめたい企業に適しています。

Talknote

Workvivo

【Workvivoの特徴】

  • 社内ニュースや経営メッセージをタイムライン形式で共有できる
  • コメントやリアクションを通じて、従業員同士の交流を促進できる
  • スマートフォンやライブ配信、音声コンテンツに対応している

Workvivoは、社内の情報共有と従業員同士の交流を支援する社員エクスペリエンスプラットフォームです。

社内ニュースや経営陣からのメッセージをタイムライン形式で掲載でき、従業員はコメントやリアクションを通じて投稿に参加できます。社員の活躍や各チームの取り組みも共有できるため、部署を越えたコミュニケーションを生み出しやすい点が特徴です。

スマートフォンにも対応しており、店舗や工場など、社用PCを日常的に使わない従業員にも情報を共有できます。また、ライブ配信やポッドキャストにも対応しており、契約内容や設定に応じて利用できます。文章だけでなく、動画や音声を通じて経営方針や社内の取り組みを伝えることも可能です。

投稿の閲覧状況やリアクションも確認できるため、どのような情報が従業員に見られ、反応されているのかを把握しながら発信内容を改善できます。

Workvivo

Microsoft Viva Engage

【Microsoft Viva Engageの特徴】

  • 部署やテーマごとにコミュニティを作成し、情報やノウハウを共有できる
  • Microsoft 365の対象プランで利用でき、Microsoft Teamsにも組み込める
  • ライセンスに応じて、投稿や社内キャンペーンへの反応を分析できる

Microsoft Viva Engageは、Microsoftが提供する社内コミュニケーションプラットフォームです。部署やプロジェクト、関心のあるテーマごとにコミュニティを作成し、質問や意見、業務上のノウハウなどを共有できます。経営陣からのお知らせや社内イベントの案内にも利用でき、組織全体への情報発信と従業員同士の交流を一つの場で行える点が特徴です。

最大の特徴は、他のMicrosoftサービスとの親和性です。Microsoft TeamsやMicrosoft 365と連携して利用できるため、すでにMicrosoftのサービスを導入している企業は、既存の業務環境に組み込みやすいでしょう。

コミュニティや会話などの基本機能は、Microsoft 365の対象プランで利用できます。一方、社内キャンペーンや高度な分析などのPremium機能を利用するには、特定のライセンスが必要になるため、目的に合わせたプランを選べるように注意しましょう。

Microsoft Viva Engage

社内掲示板ツール【グループウェア一体型】

グループウェア一体型は、社内掲示板に加えて、スケジュール管理や会議室予約、社内申請などを利用できるツールです。情報共有だけでなく、日々の業務を一つのサービスにまとめたい企業に向いています。

▼本記事でご紹介するグループウェア一体型ツール

サイボウズ Garoon

【サイボウズGaroonの特徴】

  • メンバーの予定や会議室、備品の予約を一元管理できる
  • ポータルや掲示板に社内の重要情報を集約できる
  • 日本語・英語・簡体字・繁体字の4言語に対応している

サイボウズ Garoonは、サイボウズ株式会社が提供する、10名から数万名まで企業規模問わず利用可能なグループウェアです。企業だけでなく、官公庁や教育機関などでも利用されています。スケジュール管理機能では、メンバーの予定を確認しながら、会議室や備品を予約できます。複数人が参加する会議の日程や、設備の利用時間を調整しやすい点が特徴です。

また、ポータル機能を使って、社内のお知らせやスケジュール、申請業務などの情報をトップページに集約できます。組織や部署に合わせて表示内容を設定できるため、従業員が必要な情報を確認しやすい社内ポータルを構築できます。掲示板では、全社や部署ごとに情報を発信できます。掲示の作成時に閲覧状況の確認を有効にすると、通知先に設定された従業員がいつ投稿を確認したかを把握できるため、重要なお知らせを確実に共有したい場合にも適しています。

Garoon

desknet's NEO

【desknet's NEOの特徴】

  • チームの予定や会議室、備品の予約を一元管理できる
  • 申請・承認業務を電子化し、紙やExcelによる運用を減らせる
  • AppSuite機能を活用すれば、業務に合わせたアプリをノーコードで作成できる

desknet's NEOは、株式会社ネオジャパンが提供するグループウェアです。スケジュールや社内掲示板、ワークフローなど、社内の情報共有と業務管理に必要な機能をまとめて利用できます。スケジュール機能では、メンバーの予定を確認しながら、会議室や備品の予約が可能です。複数人が参加する会議の日程や、社内設備の利用時間を調整しやすくなります。

また、ワークフロー機能を使えば、紙やExcelで行っていた申請・承認業務をシステム上で管理できます。申請状況を確認できるため、承認の停滞や書類の紛失を防ぎやすい点も特徴です。社内掲示板として利用できるインフォメーション機能では、全社や部署ごとにお知らせを掲載できます。掲載期間や対象者を設定できるため、必要な従業員に向けて情報を発信できます。

さらに、AppSuiteも活用すれば、案件管理や問い合わせ管理など、自社の業務に合わせたアプリをノーコードで作成できます。情報共有だけでなく、申請業務や個別の業務管理も一つの環境にまとめたい企業に適しています。

desknet's NEO

Google Workspace

【Google Workspaceの特徴】

  • Googleサイトを使って、社内のお知らせや資料を集約するポータルを作成できる
  • GoogleドライブやGoogleカレンダーの情報をページ内に表示できる
  • 複数のメンバーでページを共同編集できる

Google Workspaceは、Google LLC(日本法人:Google合同会社)が提供するクラウド型の業務ツールです。Googleサイトを活用することで、社内のお知らせや業務資料、各種リンクをまとめた社内ポータルを作成できます。Googleドライブに保存した文書やスプレッドシート、Googleカレンダーの予定などをページ内に表示できるため、従業員が確認する情報を一か所に集約できます。

また、複数のメンバーでページを共同編集でき、部署や担当者ごとに情報を更新しながら運用することも可能です。閲覧できるユーザーやグループを設定すれば、社内向けの情報に限定して公開できます。

GmailやGoogle Meet、Googleドライブなど、ほかのGoogle Workspaceのサービスと組み合わせて利用できる点も特徴です。すでにGoogle Workspaceを導入しており、既存の環境を使ってシンプルな社内ポータルを作りたい企業に適しています。

Google Workspace

Microsoft 365

【Microsoft 365の特徴】

  • SharePointを使って、社内ポータルや掲示板を作成できる
  • Microsoft TeamsやOneDriveと連携して、資料や情報を共有できる
  • 部署や役職などに応じて、ページや情報の閲覧範囲を設定できる

Microsoft 365は、Microsoftが提供するグループコラボレーションサービスです。Microsoft 365の中にあるSharePointを活用することで、社内のお知らせや業務資料、各種リンクをまとめた社内ポータルを作成できます。

また、WordやExcelなどのファイルをポータル上に掲載できるほか、OneDriveに保存した資料の共有や共同編集も可能です。社内のお知らせと関連資料を一か所にまとめることで、従業員が必要な情報を探しやすくなります。

Microsoft Teamsと連携すれば、チャットや会議をしながら、SharePointやOneDriveに保存された資料を確認できます。情報共有の場と日々のコミュニケーションを組み合わせて運用できる点が特徴です。

ページやファイルの閲覧範囲は、部署や役職、ユーザーごとに設定できます。全社向けのお知らせだけでなく、特定の部署やプロジェクトに限定した情報共有にも対応できます。利用できるアプリや機能は契約プランによって異なるため、導入前に必要な機能とライセンスを確認しましょう。

Microsoft 365

社内掲示板ツール【ナレッジ共有特化型】

ナレッジ共有特化型は、業務マニュアルや社内ルール、過去の事例などを蓄積し、従業員が必要なときに検索・閲覧できるツールです。部署や個人ごとに散らばっている情報を整理し、社内のノウハウとして共有したい企業に向いています。

▼本記事でご紹介するナレッジ共有に強い社内掲示板

rakumo ボード

【rakumo ボードの特徴】

  • Google WorkspaceまたはMicrosoft 365と連携して利用できる
  • タブを使って投稿を分類し、社内情報を整理して掲載できる
  • コメントや「グッジョブ!」を通じて投稿への反応を共有できる

rakumo ボードは、Google WorkspaceやMicrosoft 365と連携して利用できる社内掲示板ツールです。社内のお知らせや業務連絡などを掲載し、従業員へ共有できます。投稿には文章だけでなく、画像や表、リンクなどを挿入できます。投稿をタブごとに分類できるため、全社のお知らせや部署からの連絡、社内イベントなど、内容に応じて情報を整理しやすい点が特徴です。

新しい投稿や投稿内容の更新時には、メールで従業員へ通知できます。また、投稿の閲覧状況を確認できるため、誰が情報を確認しているかを把握しながら運用できます。コメントや「グッジョブ!」機能にも対応しており、従業員が投稿に意見や反応を返すことも可能です。すでにGoogle WorkspaceやMicrosoft 365を利用しており、社内のお知らせを整理して発信できる掲示板を追加したい企業に適しています。

rakumo

NotePM

【NotePMの特徴】

  • 社内マニュアルや業務ノウハウ、よくある質問を一元管理できる
  • WordやExcel、PDFなどのファイル内も全文検索できる
  • アクセス権限や変更履歴を管理できる

NotePMは、株式会社プロジェクト・モードが提供するナレッジマネジメントツールです。社内マニュアルや業務ノウハウ、よくある質問などを蓄積し、従業員が必要なときに確認できる環境を整えられます。検索機能が充実しており、NotePM上で作成したページだけでなく、WordやExcel、PDFなどのファイル内に含まれる文章も検索できます。保管場所やファイル名が分からない場合でも、キーワードから必要な情報を探せる点が特徴です。

ページの作成には、見出しや表、画像などを使用できます。テンプレートにも対応しているため、マニュアルや議事録などの形式をそろえながら作成・更新できます。

また、ユーザーやグループごとにアクセス権限を設定でき、ページの変更履歴も確認可能です。部署ごとに閲覧できる情報を分けながら、誰がいつ内容を変更したのかを把握できます。従業員が必要な情報を自分で検索できるようになるため、担当者に繰り返し寄せられる問い合わせの削減にもつながります。

社内マニュアルや業務ノウハウを一か所に集約し、従業員が必要な情報を自分で検索できる環境を整えたい企業に適しています。

NotePM

Stock

【Stockの特徴】

  • ノート形式で社内情報を蓄積・整理できる
  • 情報に紐づけてタスクを設定できる
  • メッセージ機能を使ってメンバーとやり取りできる

Stockは、株式会社Stockが提供する情報共有ツールです。議事録や業務連絡、作業手順、問い合わせ内容などをノート形式でまとめ、チーム内で共有できます。チャットのように情報が流れていかず、テーマや案件ごとに整理して残せるため、過去の経緯や必要な情報をあとから確認しやすい点が特徴です。

また、ノートに紐づけてタスクを設定でき、担当者や期限を管理できます。関連する情報と作業内容を同じ場所で確認できるため、別のタスク管理ツールを行き来する手間を減らせます。メッセージ機能にも対応しており、情報を蓄積するノートと、日々のやり取りを使い分けられます。社外メンバーを招待できるため、取引先や外部パートナーと情報を共有しながら業務を進める場合にも利用できます。

社内情報の蓄積に加えて、タスク管理やメンバー間の連絡も一つのツールにまとめたい企業に適しています。

Stock

無料プランのある社内掲示板ツール

社内掲示板を試しに導入したい場合や、初期費用を抑えたい場合は、無料で使えるツールも選択肢となります。

ただし、利用方法やサポートの範囲はサービスごとに異なるため、自社で無理なく運用できるかを確認しましょう。

【無料プランのある社内掲示板ツール】

GroupSession

【GroupSessionの特徴】

  • 無料版でも利用人数に制限がない
  • 掲示板やスケジュール、施設予約、ワークフローなどを利用できる
  • 自社で用意したサーバーにインストールして運用する

GroupSessionは、社内の情報共有や業務管理に必要な機能を備えたグループウェアです。社内掲示板のほか、スケジュール管理や施設予約、ワークフロー、チャットなど、さまざまな機能を利用できます。無料版には利用人数の制限がなく、保存できるデータ量は、導入先のサーバー容量などによって決まります。人数に応じた月額料金がかからないため、ソフトウェアの利用料を抑えてグループウェアを導入したい企業に適しています。

一方、無料版は自社で用意したサーバーにインストールして運用する必要があります。導入時の環境構築に加えて、アップデートやバックアップ、障害対応、セキュリティ対策などを担当できる人材や体制が必要です。なお、無料版には利用人数の制限がありませんが、公式では快適に利用する目安として300ユーザーまでが推奨されています。

GroupSession

R-GROUP

【R-GROUPの特徴】

  • 利用人数の制限なく無料で利用できる
  • 自社サーバーへの設置が不要なクラウド型
  • パソコンとスマートフォンの両方に対応している

R-GROUPは、利用人数の制限なく無料で使えるクラウド型のグループウェアです。自社でサーバーを用意したり、ソフトウェアをインストールしたりする必要がなく、アカウントを登録して利用を開始できます。社内掲示板のほか、スケジュール管理やメール、チャット、タイムカードなど、社内の情報共有や業務管理に使える機能を備えています。

パソコンだけでなくスマートフォンにも対応しているため、オフィス以外の場所から社内のお知らせや予定を確認することも可能です。利用人数に応じた料金をかけず、複数の機能をまとめて導入したい企業に適しています。一方で、問い合わせ窓口や導入支援など、利用できるサポートの内容は事前に確認しておく必要があります。

R-GROUP

e-Broad office

【e-Broad officeの特徴】

  • 社内掲示板や伝言メモなどの機能を無料で利用できる
  • メンバーのスケジュールを共有し、ToDoリストで自分の業務を管理できる
  • 一部の機能はモバイル端末からも利用できる

e-Broad officeは、社内の連絡や予定共有に利用できる無料のグループウェアです。社内掲示板のほか、伝言メモやスケジュール、ToDoリスト、タイムカードなどの機能を備えています。スケジュール機能ではメンバーの予定を共有でき、在席管理機能では出社・外出・退社などの状況を確認できます。相手の予定や在席状況を確認してから連絡できるため、社内での伝言や日程調整を行いやすくなります。

また、一部の機能はモバイル端末にも対応しており、オフィス以外の場所から予定や伝言を確認できます。高度なカスタマイズや多機能な社内ポータルではなく、社内の連絡や予定共有に必要な基本機能を無料で導入したい企業に適しています。

e-Broad office

無料の社内掲示板ツールを使う際の注意点

無料の社内掲示板ツールは導入費用を抑えられる一方、利用人数や機能、サポートなどに制限が設けられている場合があります。導入後も継続して利用できるかを判断するため、次の点を確認しておきましょう。

  • 利用人数や保存容量に制限がないか

従業員数や投稿、添付ファイルが増えると、無料プランの上限を超える場合があります。上限を超えた際の料金も確認しておく必要があります。

  • 必要な機能を利用できるか

既読確認や通知、検索、アクセス権限などが有料プランに限られていることがあります。導入目的に必要な機能を無料の範囲で利用できるか確認しましょう。

  • セキュリティ対策が自社の基準を満たしているか

データの暗号化やアクセス制限、操作ログ、バックアップなど、必要なセキュリティ機能が備わっているかを確認します。

  • 運用やトラブルへのサポートを受けられるか

無料プランでは、問い合わせ窓口や導入支援が用意されていない場合があります。設定や不具合への対応を自社で行える体制があるかも重要です。

  • サービス終了時にデータを移行できるか

無料サービスは、機能や利用条件が変更されたり、提供が終了したりする可能性があります。投稿やファイルを出力できるかも確認しておきましょう。

特に個人情報や社外秘の資料を扱う場合は、料金だけで判断せず、利用規約やデータの保存場所、セキュリティ対策を確認したうえで選ぶことが大切です。

【目的別】自社に合った社内掲示板ツールの選び方

社内掲示板は、導入する目的によって適したタイプ・ツールが異なります。現在抱えている課題を整理し、必要な機能を備えたツールを選びましょう。

できるだけ費用を抑えて導入したい

導入費用を抑えたい場合は、GroupSessionやR-GROUPなどの無料ツールが選択肢になります。

「社内掲示板が自社に定着するか分からない」「最初から大きな費用をかけるのは不安」という場合も、無料ツールであれば、費用をかけずに操作性や従業員の利用状況を確かめられます。

ただし、利用人数や保存容量、機能、サポートの範囲に制限が設けられている場合があります。利用を続けるうちに有料プランへの変更が必要になることもあるため、料金体系やデータの移行方法まで確認しておきましょう。まずは一部の部署で試し、必要な機能や運用にかかる手間を確認してから、全社への展開を検討する方法もあります。

掲示板機能をシンプルに使いたい

社内のお知らせを一か所にまとめて発信したい場合は、rakumo ボードなど、掲示板機能を中心としたツールが適しています。

メールでは重要な連絡がほかのメッセージに埋もれたり、過去のお知らせを見つけにくくなったりすることがあります。掲示板に情報を集約すれば、社内ルールの変更や人事からのお知らせなどを同じ場所で確認できます。

カテゴリ分けや検索機能があれば、従業員が過去の投稿を探しやすくなります。多くの機能を使う予定がない場合は、投稿、通知、検索、既読確認など、掲示板の運用に必要な機能に絞って比較しましょう。

従業員同士のコミュニケーションも増やしたい

情報共有に加えて、従業員同士の交流を増やしたい場合は、TUNAG(ツナグ)などの社内SNS一体型が適しています。社内SNS一体型では、会社からのお知らせだけでなく、従業員の活躍や各部署の取り組みも社内に共有できます。コメントやリアクションを通じて、投稿に対する従業員の反応を確認できる点も特徴です。

普段は接点の少ない部署の様子が見えやすくなり、投稿をきっかけに従業員同士の会話が生まれることもあります。

社内掲示板を一方的なお知らせの場にとどめず、組織の一体感や従業員エンゲージメントを高める場として活用したい企業に向いています。

社内マニュアルやノウハウも蓄積したい

社内マニュアルや業務ノウハウを整理して残したい場合は、NotePMやStockなどのナレッジ共有に強みを持つツールが適しています。

業務に必要な情報がWordやExcel、チャット、個人のパソコンなどに分散していると、従業員が必要な情報を探すまでに時間がかかります。ナレッジ共有型のツールを使えば、マニュアルやよくある質問、過去の事例などを一か所にまとめられます。

検索機能やカテゴリ分け、アクセス権限、変更履歴などを比較し、従業員が必要な情報を自分で探し、継続的に更新できるツールを選びましょう。

申請やスケジュール管理もまとめたい

社内申請や予定の管理も一つにまとめたい場合は、サイボウズ Garoonやdesknet's NEOなどのグループウェア一体型が適しています。

グループウェア一体型では、社内のお知らせに加えて、従業員のスケジュールや会議室の予約などを同じ環境で確認できます。ワークフロー機能を使えば、休暇や経費などの申請・承認もオンラインで進められます。複数のツールを行き来する必要がなくなるため、従業員が情報を探す手間や、管理者がアカウントや情報を管理する負担の軽減につながります。

ただし、多機能なツールほど設定や運用が複雑になることもあります。実際に使用する機能を整理し、管理者と従業員の双方が無理なく運用できるかを確認しましょう。

社内掲示板ツールは導入目的と運用方法に合わせて選ぼう

社内掲示板ツールは、会社からのお知らせを届けるだけでなく、社内情報の集約や従業員同士のコミュニケーション、業務ノウハウの共有にも活用できます。従業員の活躍や各部署の取り組みを全社に共有すれば、普段は接点の少ない部署の様子や、会社全体の動きも見えやすくなります。

ツールを選ぶ際は、費用だけで判断せず、導入目的や必要な機能、従業員の働き方に合っているかを確認しましょう。導入後も継続して利用できるよう、操作性や管理のしやすさ、運用支援の内容も重要な判断材料です。

自社の課題や運用方法に合った社内掲示板ツールを選び、必要な情報が従業員に届き、社内のコミュニケーションが生まれる環境を整えましょう。

著者情報

人と組織に働きがいを高めるためのコンテンツを発信。
TUNAG(ツナグ)では、離職率や定着率、情報共有、生産性などの様々な組織課題の解決に向けて、最適な取り組みをご提供します。東京証券取引所グロース市場上場。

社内連絡」の他の記事を見る

TUNAG お役立ち資料一覧
TUNAG お役立ち資料一覧