〜TUNAG導入前、御社ではどのような課題をお持ちだったのでしょうか〜
中村:2008年に訪問看護事業を開始し、4年後に有料老人ホーム施設を開設しました。それから9年経った現在、20施設で1,000人以上を超えるスタッフのグループに成長しています。
弊社では、グループの規模を大きくしたくて施設展開をしているわけではなく、その土地で事業をやりたいという人がいるからお任せをして、グループが大きくなっていったという経緯があります。
同じ方向を向いて、同じ理念のもとでサービスを提供する。利益追求ではなく、理念追求型経営を突き詰めたいという思いで9年間やってきましたが、グループの規模が大きくなるにつれてそれが難しくなってきました。事業自体はノウハウがあり、需要もあってうまくいっていましたが、子会社化して会社が分かれていく中で、私の思いが薄まっていくように感じていたんです。
私からの情報発信を各会社の社長に伝え、それが部長に伝わるときには7割に、その下に伝わるときはさらにその7割に、現場のスタッフに伝わる頃には1割しか伝わりません。会社が分かれて横に広がると、同じグループでもどんな人が働いているか、何をしているか、施設長にすらわからない。ですが、そうした事情は入居者には関係のないことです。
私自身が伝えたいことは、現場のスタッフにもちゃんと話せば伝わる自信はありましたが、会社をよくしたいという思いで伝える事項が現場には正反対の意味で伝わってしまう。これを防ぐためにはグループ内に横串を通して、運営側と現場で働くスタッフの距離を縮める必要があると思ったんです。
TUNAGが機能すれば、社内にどんな人がいて、どんなふうに活躍しているのか、また自分の思いをそのままの温度感で伝えることができるのではないか。私がこれまでもやもやしていたこと、バラバラになって薄まってしまう思いを、その名のとおり「つないで」くれるツールなのではないかと感じて導入を決めました。
中村:各施設がどんなことをしているのか、取り組みを共有する制度は大切だと思います。そこにグループの理念が表れているとなおいいですね。
たとえば、入居者さんの思いを聞いて玄関に花を飾るような取り組みも、ただ花を飾るのではなく、それが何にどうつながって入居者さんの思いが実現されていくのか。そこまで考えて取り組むことで、グループの理念という筋が一本通るのではないかと考えています。そういった投稿ばかりだと、スタッフは構えてしまうかもしれませんけどね。
〜いわば、グループの理念と現場との答え合わせにTUNAGを活用されているのでしょうか〜
中村:TUNAGを活用する大きな理由がそれですね。私が直に経営している会社は理念が浸透しやすいのですが、そうでない会社は現場に理念が行き渡らない可能性があります。
そういった施設のスタッフから、理念にもとづいた取り組みが共有されることで、スタッフにしっかり伝わっているんだなと感じます。
「当グループの理念はこうなんだ」と意識するだけでなく、日々の取り組みの中で理念を体現できることが大切。それをTUNAGで共有してもらうことで、グループ全体がひとつになっていくのではないかと思います。
〜当社のサポート体制についてはいかがでしょうか〜
中村:TUNAGのサポート担当の方があいだに入って、うまく回してくれているのは感じています。
私自身、TUNAGをまだまだ活用できるのではないかと感じているので、他社さんでやっているおもしろい仕掛けや取り組みを教えていただけるとネタができるのではないかと思いますね。
今後活用していく中で、背中を押してもらったり、運用を加速するためのアドバイスをいただけると期待しています。
〜会社間の横のつながりがなく、グループ内でのシナジーが生まれにくいということをおっしゃっていましたが、TUNAGを導入されてからはいかがでしょうか〜
中村:グループが横に広いので、それぞれの施設がどんなことをしているのか、TUNAGがなければ知ることができなかったでしょう。
施設ごとにさまざまな取り組みを投稿することで、自分が働く施設以外で何をやっているのか、情報共有や学びは得られていると感じていますね。
〜今後TUNAGでどんなことを実現していきたいと考えていますか?〜
中村:現在は3社、700名で運用していますが、今後は6社にまで広げ、総勢1,000人で活用していく予定です。
3社で運用を始めた当初は、活用範囲を広げることはあまり考えていませんでした。しかし「グループ全体でイベントごとを大切にしたい」「同じ方向を向いて経営をしていきたい」という強い思いがあり、グループ内7社中6社で活用することになりました。
今後はTUNAGを運用する際、どの情報をどの範囲まで共有するか、全社に向けて発信するのか、ある会社のみに向けて発信するのか、使い分けをする必要が生じます。
発信する情報によっては共有範囲に制限をかけるといったことが簡単にできるように、サポート担当の方と相談して使い分けていきたいですね。
グループの社長間でも、TUNAGの話は結構出るんですよ。「あの話、TUNAGに上がっていたよね」みたいな。導入していない会社の社長からすると、TUNAGに入れていないという気持ちはあったみたいで、やはりグループとして、大きな行事や想いは共有していかなければならないので、加入してもらって、カテゴリ別に分けるところは分けるというかたちを取っていかないとなと思っています。
〜中村様、お話をお聞かせいただきありがとうございました!〜
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