POINT
- 課題:福利厚生の制度など、会社のことが理解されていなかった
- 課題:コミュニケーション不足の声があがっていた
- 運用:会社のことを「見える化」し、福利厚生などの整備から実施
- 効果:他部署・別工場とのコミュニケーションが活発になった
会社名:アルメック株式会社
従業員規模:51〜100名
事業内容:製鉄原料加工及び販売、一般建設業等
会社HP:http://www.armec.jp/
▼POINT
課題:福利厚生の制度など、会社のことが理解されていなかった
課題:コミュニケーション不足の声があがっていた
運用:会社のことを「見える化」し、福利厚生などの整備から実施
効果:他部署・別工場とのコミュニケーションが活発になった
アルメック株式会社様は、「活力再生工場」をビジョンに掲げ、鉄・非鉄金属・樹脂などのリサイクル事業を行っています。従業員満足度調査を行った時に、会社の制度や福利厚生制度がよくわからないという声があがったこときっかけにTUNAG(ツナグ)を導入。
年齢層も幅広く、職種も異なる環境で、どのようにTUNAGが活用されたのか、ES向上プロジェクトのリーダーとして関わっている樅山様にお話を伺いました。
感じていた課題
福利厚生の制度など、会社のことが理解されていなかった
〜経営品質委員会やES向上プロジェクトなど、様々な取り組みをされていますが、どんなことを課題だと思われていたのでしょうか?〜
樅山:もともと福利厚生制度はあったんですが、「使い方が分からない」「知られていない」という状態でした。また、従業員満足度調査を行った時に、会社のことが分からないという声があがったので、整備だけでなく、会社のことを知ってもらうための取り組みが必要でした。
コミュニケーション不足の声があがっていた
樅山:会社の中で経営品質委員会が発足し、各部署からメンバーが集まって話していく中で「他部署同士のコミュニケーションが必要だね」という話になりました。従業員同士の仲が悪いということはありませんでしたが、壁はあったかもしれません。
トラックに乗る方から事務の方までいて、仕事がかなり違うので、他部署のことを知らないという人は多かったかなと思います。年齢層も幅広いですし。
TUNAG導入の流れ
まずは会社のことを「見える化」し、福利厚生などの整備から実施
〜TUNAGを導入する時に気をつけていたことや心がけていたことを教えてください〜
樅山:いきなりツールを渡して「コミュニケーションをとってね」と強制するのは難しいので、福利厚生に関わる制度を複数用意して、「会社の取り組みがわかりやすくなりますよ」という説明をしました。運用開始時には、TUNAGのスタッフの方に来ていただいて、導入説明会を行っていただきました。反発は無かったですし、導入はスムーズでした。
これまでは会社のPCを持っている人はメール、会社の携帯を持っている人はLINEでやりとりしていたのですが、TUNAGを通して全社員が共通のツールの上でやりとりできるようになりました。会社の情報が見に行けて、かつ、コミュニケーションもとれるのは便利ですね。
〜導入後の活用促進はどのようにされていましたか?〜
樅山:最初はプロジェクトメンバーが率先して活用しました。その様子を見てもらい、徐々に広がっていくといいなと思って進めていきました。あまり強制はしなかったですね。
TUNAGを使って実感した効果
普段の業務における「助け合いの声がけ」が出てきました
〜TUNAGはどんな風に使われていますか?意外な出来事はありましたか?〜
樅山:50歳すぎたくらいの人が意外とリアクションしてくれたりしましたね。若い人しか使わないということはなかったです。休憩中、お昼休み、仕事終わりとかに見てもらっている感じですが、投稿に対する既読数はとても多いので、みんな見てるんだなと思いますね。かなり浸透したのではないかと思います。
〜導入当初の目的だった「福利厚生制度の見える化」からは進化しているように思います。どんな印象がありますか?〜
樅山:福利厚生サイトというよりは“社員コミュニケーションツール”という位置づけになっていますね。懇親会や採用イベントなど、何かあればTUNAGに投稿しようという感じになっています。会社や部署の情報発信の場として活用されていますね。
弊社では定期的に社内報も発行しているのですが、社内報よりは、もう少し日々のできごとに近い立ち位置で見られています。みなさんが仕事しやすくするような工夫や社内の動きが見えるような感じです。
〜TUNAGを導入して良かったなと思ったこと・効果は何でしょうか?〜
樅山:他部署とのコミュニケーションが活発になりました。別の工場とのやりとりも増えて、「何か手伝いましょうか?」とサポートし合う声がけが増えましたね。みなさんがどんな仕事をしているかが投稿されたり、どんな人なのかをプロフィールで見ることができるようになったのが理由だと思います。また、TUNAGに投稿された内容について質問があったりもしますので、現場で新しいコミュニケーションが起こる量は増えています。
また、他部署だけでなく、役員とのコミュニケーションが増えました。社長のコメントがついたり、現場で会った時に「TUNAG見たよ」と声をかけたりして、接点が増えましたね。今までは現場のメンバーと役員とのコミュニケーションは挨拶くらいでしたから。
従業員と会社のエンゲージメント強化のために考えていること
すべての社員の成長や働きやすさを実現するために、施策や仕組みをしっかり展開していく
〜これからTUNAGをどう活用していくか、考えていることを教えてください〜
樅山:コミュニケーション活性化を目的に、先日サンクスメッセージの取り組みを開始しました。経営陣から現場に積極的にサンクスメッセージを送っています。そういう意味ですと、私たちの会社ではTUNAGは完全にコミュニケーション寄りのツールですね。
また、会社の経営理念に沿った制度をもっと作って有効活用したいと思っています。TUNAGに対してネガティブにとらえている人はいないと思うので、じっくり取り組んでいけば組織の活性化はもっと進んでいくと思います。
※TUNAGの「サンクスメッセージ」の制度を利用し、助けてくれたことに対するお礼のメッセージを贈り合う頻度が上がっています。
樅山様、お話いただきありがとうございました!
▼『TUNAG』について
『TUNAG』では、会社として伝えたい理念やメッセージを、「社内制度」という型として表現し、伝えていくことができます。会社様ごとにカスタマイズでき、課題に合ったアクションを継続的に実行できるところに強みがあります。「施策が長続きしない」「定着しない」というお悩みがございましたら、「現在のお取り組み」のご相談を無料で行っておりますので、お問い合わせください。