「甲子園出場チームのような組織を作る」大野精工株式会社のTUNAG活用事例

大野精工株式会社様は愛知県西尾市に本社を構え、主に自動車デバイス用精密部品加工事業を行っています。同時に、農業、飲食、福祉といった事業を展開し、多角化経営をされています。 従業員が働きやすい職場づくりを目指して様々な取り組みを実践されている大野精工様。それら働きやすい環境づくりの一環としてTUNAG(ツナグ)をどのように活用されているのか、代表取締役社長 大野様、経営管理室 牧原様、総務経理 平岩様にお話しを伺いました。

導入前に課題に感じていたこと

本社と他事業部のコミュニケーション

〜TUNAG導入前、大野精工様ではどのような組織課題を感じていたのでしょうか〜 平岩:弊社は製造業を主として、他に農業や飲食、福祉の事業を展開しております。工場だけではなく、店舗や施設の運営を行っており、現在は愛知県内の6つの拠点がございます。 拠点や事業が複数あることで、お互いどんな仕事をしているか、どんな人がいるか、そういったことが伝わりづらい状況がありました。 そんな時、名古屋で開催されたHR EXPOにてTUNAGの話を聞き、これを導入したら本社と他事業部のコミュニケーション活性のきっかけを作ることができるのではないかと感じ、導入を決めました。

TUNAGの運用方法

社内ポータルとしてのTUNAG活用

〜TUNAGでどんな取り組みを行っていますか〜 平岩:今まで紙や口頭アナウンスで行っていた、社内報や朝礼資料、社内ルールなどをTUNAGに置き換えて運用を開始しました。「ここを見れば社内のことがわかる」社内ポータルのような使い方をしています。 今までもさまざまな形で情報共有を行っていましたが、TUNAGに一元化して運用を実施したことで、社員がいつでも情報を確認できるようになりました。また、情報発信が誰でもできるようになっています。 ※大野精工様で実際に運用されている取り組みの一覧です。こちらは「制度」という画面に一覧化されています。取り組みが1つ1つ並んでいるので、情報が整理され、従業員にわかりやすい見た目になっています。 〜従業員様は何のデバイスでTUNAGを使用していますか〜 平岩:個人のスマートフォンで使用している人がほとんどですね。 事務職や営業職、外部と連絡する職種の従業員にはパソコン等のデバイスを貸与していますが、TUNAGに関しては、手軽に確認できる個人スマートフォンを多く使用していると思います。 申請に対する承認業務はパソコンで実施するなど、使い分けている従業員もいるようです。

紙で実施していることをTUNAGへ移行

〜現場への浸透はどのように取り組んできましたか?〜 ※ 経営管理室 牧原様 牧原:まずは、今まで紙で実施していた有給や残業の申請をTUNAGへ移行しました。今まで紙で実施していたことをTUNAGへ移行したので、そういった各種申請を利用していきながら、社内の皆さんに徐々にツールに慣れていってもらえたと思います。 他にも、時間と人を介さなくても申請ができることで便利になるという効果もありましたね。 平岩:また、弊社の製造事業部には外国籍の方が半数いらっしゃいます。その方々が少しでも馴染みやすいように、トップメッセージや社内ルールを翻訳してTUNAGに掲載しています。 他にも、オリジナルスタンプを作ることができるので、その国の方の言葉でスタンプを使えるようにしています。 ※大野精工様の実際の社内報やオリジナルスタンプです。TUNAGでは動画やPDFファイルの添付したり、会社オリジナルのスタンプをご利用いただくことができます。

TUNAGの効果について

社員全体でコミュニケーションが取れるようになった

〜TUNAGを導入して、コミュニケーションや社員の意識に変化はありましたか?〜 ※ 代表取締役社長 大野様 大野:事業を超えた取り組みの理解が進んだと感じます。 TUNAG導入当時は自分が社長になったばかりだったのですが、今まで製造事業部の管轄をしており、他事業部で起きていることは直接はタッチしていなかったので、具体的に現場でどんなことが行われているかを知らなかったんです。 TUNAGを導入したことで、少しずつですが各部署がどんなことをやっているかが見てくれるようになってきたと思います。 牧原:飲食事業のカフェで、ラジオ番組やテレビ局の取材に来ていただいているのですが、その放送の情報をTUNAGで流すようにしたら、いろんな人から「ラジオ聞いたよ」「テレビ出てたね!」という声を聞くようになりました。 事業が多岐に渡っていますが、全員でコミュニケーションが取れる状態になってきたと思います。   〜サンクスカードも紙からTUNAGへ移行されたとのことですが、効果実感としてはいかがでしょうか?〜 ※ 総務経理 平岩様 平岩:以前は、デイサービス事業でサンクスカードのやりとりを紙で実施していました。しかし、1棟での実施だったので、なかなか実態や効果が見えづらい状況がありました。 TUNAGで運用を始めてからは、デイサービス事業全体での運用に変化しています。本社や他事業部からもサンクスカードが見れるようになって、「デイサービスってこんな人がいるんだ」とか「こんな仕事しているんだ」と興味を持って見てもらっています。すごく面白く楽しく運用できるようになったと思いますね。 ※大野精工様の実際のサンクスメッセージです。こちらは誰にでも感謝の気持ちを伝えることができる制度です。入力は相手の選択とメッセージ、場合によっては写真の添付も可能になっており、投稿しやすい、シンプルな項目になっています。

社長のビジョンや思いが伝わりやすくなった

〜トップメッセージの実施をTUNAGへ移行されたとのことですが、効果実感としてはいかがでしょうか?〜 牧原:TUNAG導入前までは、トップメッセージを紙で印刷し、その日出勤していた人だけで読み上げるという運用をしていました。それによって、休みの人や出勤タイミングが異なる人は人伝えで内容を聞かざるをえない状況がありました。 TUNAGで運用を始めてからは、全社員が朝礼のタイミングでトップメッセージを確認できたり、休憩時でもトップメッセージを確認できるようになりました。社長のビジョンや思いが前よりも伝わりやすくなったと思います。 ※大野精工様では社長や現場からメッセージを発信し、会社の方針や想い、日々の出来事を共有されています。TUNAGでは共有したい内容に合わせて制度を作成し、写真や動画を使い目的に沿った投稿ができます。

今後TUNAGで実現したいこと

チームワークをさらに深め、より強い組織へ

〜今後、TUNAGでどんなことを実現されたいですか?〜 大野:目指すべき理想としては、高校野球の甲子園出場チームのような組織にしていきたいと思っています。やっぱチームワークってビジネスの世界や仕事においても、とても大事だと思うんですよね。 そういった組織を作っていくためには、もちろん仕組みや工夫がないと絶対できないですし、個人個人が考える組織じゃないとそんなこと絶対にできないと思っています。TUNAGでどんどん取り組みを進めていければと思います。 〜大野様、平岩様、牧原様、お話いただきありがとうございました!〜
TUNAG お役立ち資料一覧
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