社内報テンプレートおすすめ5選。現場にも届く「読まれる社内報」を効率的に作成する方法
社内報は、社内コミュニケーションの活性化や企業文化の醸成に欠かせない重要なツールです。
しかし「デザインやレイアウトに毎回悩み、作成に時間がかかる」「せっかく作っても現場のスタッフまで情報が行き届かない」など、経営層や人事担当者にとって頭を悩ませる課題も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、社内報作成に役立つテンプレートと、テンプレート活用時のポイント、さらにTUNAGを使った「伝わる社内報運用」の最適解をご紹介します。社内報を「単なる情報伝達」で終わらせず、従業員のエンゲージメント向上や組織文化の醸成につなげましょう。
社内報テンプレートのおすすめサービス
まずは、誰でも手軽に見栄えの良い社内報を作成できる、おすすめのテンプレートサービスを紹介します。
ゼロからレイアウトを組む必要がなく、見出しや写真を差し替えるだけで完成度の高い社内報をスムーズに制作できる点が魅力です。
サービスごとに特長が異なるため、自社の体制やスキルに合わせて最適なものを選びましょう。
TUNAG(ツナグ)
TUNAGは、社内報機能をはじめ、社内コミュニケーションやエンゲージメント向上に特化したプラットフォームです。
テンプレート機能により、誰でも簡単にお知らせ記事や社内ニュースを投稿でき、タイトル・本文・画像の差し替えだけで見栄えの良いコンテンツを作成できます。
投稿内容はカテゴリごとに整理でき、必要な情報を探しやすいのも特長です。
また、リアクション機能やコメント機能も備わっているため、単なる情報伝達にとどまらず、双方向のコミュニケーション活性化にもつながります。
ブラウザとスマートフォンアプリの両方に対応しており、リモートワーク中でも情報共有が途切れません。
Canva
Canva(キャンバ)は、ブラウザ上で操作できるデザインツールで、デザイン初心者でもプロ並みの社内報を作成できるのが魅力です。
豊富なテンプレートが揃っており、「社内報」「ニュースレター」と検索すれば、用途に適したレイアウトが簡単に見つかります。
操作は直感的で、ドラッグ&ドロップで画像やテキストを入れ替えるだけ。基本機能は無料で利用でき、フォントや素材の追加、チーム編集機能は有料プランで開放されます。
パワポン
パワポンは、アスクルが提供する無料のテンプレートサイトで、PowerPoint形式の社内報テンプレートが30種類以上揃っています。
ビジネスシーンでの活用を前提とした落ち着いたデザインから、カジュアルな雰囲気のものまでバリエーションが豊富です。
PowerPointファイルで提供されているため、普段からプレゼン資料を作り慣れている方にとっても違和感なく編集できるのが大きな利点といえます。
写真の差し替えや配色の調整もスムーズに行え、レイアウトの自由度が高いため、社内報づくりが初めての担当者にも最適です。
Officeテンプレート
Microsoft公式が提供するOfficeテンプレートは、WordやPowerPointに最適化された信頼性の高い素材が魅力です。
社内報やニュースレター用に整えられたテンプレートが用意されており、見出し・段組み・画像挿入スペースなどが初期状態で整っているため、内容を入力するだけで体裁の整った社内報が完成します。
既にOffice製品が社内に導入されていれば、追加のツールを用意する必要もなく、そのまま編集が可能です。
文章中心のレイアウトを採用しているものも多く、読みやすさを重視したデザインに仕上がる点も特徴です。
Microsoft Office のテンプレート - 楽しもう Office
bookuma(ブックマ)
bookumaは、社内報や会報などの紙媒体に特化したデザイン編集ソフトで、約600種類のテンプレートを無料で利用できます。
専用ソフトのインストールは必要ですが、操作性はシンプルで、デザインのカスタマイズ性も高く、細部の調整がしやすい点が評価されています。
作成したデータはPDF出力でき、そのまま印刷注文にも対応しているため、内製から印刷納品まで一貫して行えるのが大きな魅力です。
テンプレートをカスタマイズする際のポイント
テンプレートを使えば、社内報制作のハードルはぐっと下がります。
しかし、既成のテンプレートをそのまま使うだけでは、自社ならではの雰囲気や伝えたい想いが伝わりきらない場合もあります。
せっかくの社内報が「テンプレ感のある情報紙」で終わってしまわないよう、企業文化や読者に寄り添ったカスタマイズが欠かせません。
以下では、社内報を作成するにあたって押さえておきたいカスタマイズの基本ポイントを紹介します。
社内文化にあわせてデザインやトンマナを整える
社内報は、社外向けではなく「自社の社員に読んでもらう」ことが目的のメディアです。
そのため、デザインや言葉遣い、全体の雰囲気といったトンマナ(トーン&マナー)は、自社の社風にしっかり合ったものに調整する必要があります。
普段使われている社内用語や、メール文化のトーンを社内報にも反映すれば、読者である社員にとってぐっと親しみやすくなります。
こうした調整は、インナーブランディングの観点でも効果的で、従業員の帰属意識やエンゲージメントを高める一助となります。
読者層(従業員層)に応じてレイアウトや情報量を調整する
読まれる社内報をつくるには、誰に向けた情報発信なのかを明確にした上で、読者層に合わせた見せ方を工夫することが大切です。
たとえば、現場作業や接客に忙しい従業員には、ぱっと見で内容が把握できるよう、写真を多用したり、見出しを大きく配置したレイアウトが効果的です。
一方で、管理部門などじっくり読み込める環境にいる従業員には、業務改善の事例や社内インタビューなど、読みごたえのあるコンテンツの方が刺さるかもしれません。
加えて社歴や年齢層によっても、好まれる文体や関心領域は異なります。全社共通のテンプレートに頼るのではなく、部署や読者属性を意識した細やかな編集を加えることで、社内報の定着率も高まりやすくなります。
テンプレート編集可能なツールを活用する
テンプレートを選ぶ際には、見た目だけでなく「どこまで自由に編集できるか」という点も重要です。
せっかく良いテンプレートがあっても、画像が固定されていたり、テキストが一部しか差し替えられなかったりすると、自社のニーズに合った誌面には仕上がりません。
その点、先に紹介したような編集自由度の高いツールを使えば、配色やフォントの変更、要素の追加・削除など、細かいカスタマイズが容易です。
テンプレートのデザインを活かしつつ、自社らしい誌面に仕上げるには、編集の柔軟性を持つツールの活用が鍵となります。
TUNAGで実現する伝わる社内報運用のポイント
テンプレートを活用すれば、見た目も整った社内報を効率的に作成できますが、それだけでは「届けたい人に、届けたい情報を、確実に届ける」ことはできません。
社内報を組織全体に行き渡らせ、読まれるものにするには、届け方の設計までが不可欠です。そこでおすすめなのが、社内報を中心にコミュニケーション基盤を構築できるクラウドサービス「TUNAG(ツナグ)」です。
単なる配信ツールではなく、社員が能動的に参加できる仕組みを備えており、社内報を「伝える」から「つながる」ツールへ進化させます。以下では、TUNAGを活用した社内報運用のメリットを3つの観点から紹介します。
豊富な社内報コンテンツ・機能を備えている
TUNAGは、記事の投稿だけで完結しない参加型の社内報を実現できる点が大きな特長です。
記事は「タイムライン」形式で公開され、読んだ社員がスタンプやコメントを通じてリアクションできる仕様になっています。
従来の一方通行な社内報とは異なり、社員の声が自然と集まり、社内の対話が活性化される仕組みです。
また「サンクスカード」などの独自機能も活用でき、記事のなかで感謝を伝え合うなど、より温かみのあるやり取りも可能になります。
社長メッセージや社内イベントの報告を通じて、社員同士がフィードバックし合える仕組みがあるからこそ、TUNAGの社内報は、単なる情報共有を超えた「文化を育てる場」へと発展していきます。
情報の一元管理で社内報作成を効率化
TUNAGは、Wordで原稿をまとめてからデザインツールで誌面を整え、PDFにして社内メールで送るといった複雑な工程が不要です。
投稿した記事は自動的にアーカイブされ、過去の社内報を振り返るのも簡単。さらに「誰が読んだか」「どのくらい読まれているか」などのレポート機能も搭載されており、コンテンツの反響を可視化できます。
運用の手間を省きながら、効果測定と改善サイクルまで含めてスマートに管理できるのが、TUNAGならではの強みです。
スマホ対応で現場スタッフにも届く社内報
TUNAGはPCだけでなくスマートフォンにも対応しており、現場スタッフやアルバイトなど、普段PCを使わない社員にも社内報を届けることができます。
専用アプリをインストールすれば、移動中や休憩時間でも気軽に閲覧でき、社用メールアドレスがなくてもアカウント発行が可能なため、全社員が対象となる配信が行えます。
導入企業の中には、紙の社内報からTUNAGに切り替えたことで、社長メッセージを現場まで即時に届けられるようになり、社員の反応スピードも大きく向上した例があります。
場所や職種に関係なく全員に届く設計が可能になることで、情報格差の解消やエンゲージメント向上にもつながり、社内報がより実効性のあるツールへと変わります。
社内報テンプレートを活用して伝わる組織づくりを始めよう
社内報は、単に情報を発信するだけの媒体ではなく、社員同士のつながりを育み、企業文化を醸成するための重要なコミュニケーションツールです。
本記事で紹介した各種テンプレートを活用すれば、デザインの負担を大幅に軽減しつつ、見栄えのする社内報を誰でも手軽に作成できるようになります。
そうして生まれた時間や余力を、コンテンツの質を高めたり、届け方を工夫したりする方向へ注げば、より深く社員の心に届く社内報が実現できます。
さらにTUNAGのようなプラットフォームを組み合わせることで、社内報の発信・共有・反応収集までを一元管理し、社員の声が自然と集まる「参加型の社内報運用」へと進化させることが可能です。
実際に、TUNAGを導入した企業の中には、社内報をきっかけにエンゲージメントが高まり、組織全体に一体感が生まれた事例もあります。
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テンプレートとTUNAGをうまく活用することで、社内報は読むものから組織を動かす仕組みへと変わります。
今日からできる一歩として、自社らしい社内報づくりをぜひ始めてみてください。