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Web社内報とは?
社内報とは、社員に向けて発信する社内情報であり、社内広報を行うためのツールです。紙媒体の冊子で全社員に配布される物が多いですが、デジタル化し、Web上で会社の情報や社内のイベント告知などを行っている企業も増えてきており、社内広報の支援を行うウィズワークス株式会社が2021年に公表した「社内報白書2021」によると、実施している社内広報施策の割合は、印刷(紙)社内報の71.7%に次いで、Web社内報・イントラが68.6%で2位という結果となりました。
参考:
『社内報白書2021』から見えてきた、コロナ禍でのICの変化と未来 | 社内報づくりに悩んだら「社内報ナビ」
紙の社内報との違い
Web社内報と紙の社内報との違いは、情報発信の即時性です。それに加えて、Web社内報は読了数や従業員の反応が可視化されるため、発信するコンテンツのPDCAを回しやすいことが特徴です。一方で紙社内報は、社員だけではなく印刷物を社員の親族に見せることができる、デバイスを用意する必要がないなどのメリットがあるため、各社の運用目的や状況に合わせて、ツールを選定することが重要です。
関連記事:
社内報とは?目的と運用の3つのポイント、事例&ネタ50選をご紹介 | TUNAG
参考:
おすすめWeb社内報サービス10選比較 | 紙との違い - メリットと成功事例 | BOXIL Magazine
Web社内報の事例3社
実際に、Web社内報をどのように取り入れ、効果が出ているのでしょうか。TUNAGを活用した成功事例を3社紹介します。
1. 株式会社デイトナ・インターナショナル
株式会社デイトナ・インターナショナルは、アパレルを中心としたライフスタイル全般の事業を展開しています。
同社で課題となっていたのが、本部と全国に40以上を構える店舗とのコミュニケーションです。部署や店舗を超えて一体感を生み出すことを目的にWeb社内報ツールを導入。
実際に、Web社内報としてコンテンツを掲載し始めると現場からの反応が増加します。大勢の人が集まる「たまり場」として、さまざまな情報が集まるようになったそうです。
> 株式会社デイトナ・インターナショナルの事例
2. 株式会社タイソンズアンドカンパニー
株式会社タイソンズアンドカンパニーは、レストランやカフェ、ベーカリーなど14の飲食ブランドを展開する企業です。
部署や店舗の垣根を超えた情報共有がスムーズに行えていないことが課題でした。代表の想いや会社の方針などを全従業員にダイレクトに伝えられるツールとしてWeb社内報ツールを導入。
TUNAGの導入後は、部署を超えたコミュニケーションが活性化し、業務改善につながります。今後は、エンゲージメント向上を目的に教育関連コンテンツの整備を考えているそうです。
> 株式会社タイソンズアンドカンパニーの事例
3. ディップ株式会社
ディップ株式会社は、アルバイト・派遣・正社員の人材紹介サイト『バイトル』や『はたらこねっと』などを運営しています。
従業員数は約2,000人と、拠点が増えて事業が展開するとともに、コミュニケーション不足が課題となっていました。もともと導入していた社内報サイトや各部門からのメール発信を一つのツールに集約することを目的にTUNAGを導入。
会社と従業員のエンゲージメントを高めるために、社員からの質問をトップが答えるメニューを追加しました。全社の7割以上が経営陣の発信を閲覧し、好影響を受けていると回答したそうです。
> ディップ株式会社の事例
読まれるWeb社内報の作り方5つのステップ

Web社内報をはじめて作成するとなると、業務の全体像が見えずに不安になることもあるでしょう。ここでは、Web社内報を制作する5つのプロセスを解説します。
▼参考:
社内報の作り方|手順12ステップ・目標設定から企画、効果測定まで【Web/紙共通】 - ourly Mag.
Web社内報の作り方―作成から完成まで| 株式会社ユイコモンズ
ステップ1) 目的・コンセプトの設定
最初に、Web社内報を発信する目的を設定しましょう。情報共有が目的なのか、企業へのエンゲージメントを向上させるためなのかなど、目的によって運用方法が異なります。また、発信するコンテンツごとにズレが生じないためにも、コンセプトを明確にすることも大切です。
Web社内報を読んでもらうには、ニーズをくみ取る必要があります。読者となる社員にアンケートを取り、扱ってほしい内容などを確認すると良いでしょう。
▼関連記事
社内報とは?目的と運用の3つのポイント、事例&ネタ50選をご紹介 | TUNAG
ステップ2) 企画の立案
次にどのようなコンテンツを発信するのか企画の立案です。Web社内報を思わず読みたくなるような、社員が親しみを持てる特別間のある内容を考えましょう。
Web社内報のネタ例としては以下のようなものが挙げられます。
- 経営層のメッセージ
- 新入社員紹介
- 社員同士の座談会
- 社内制度特集
とくに、社員インタビューは関係性の構築に効果的です。内容の充実度はインタビュアー次第となるため、しっかりと準備したうえで臨みましょう。
▼関連記事:
社内報のネタ・企画100選!テーマごとに具体例も紹介 | TUNAG
ステップ3) レイアウト作成~デザインの決定
社内にはさまざまな属性やバックグラウンドを持つ人が働いています。ひとり一人の興味関心を引くためにも、見やすいデザインを心がけましょう。レイアウトはもちろんのこと、色や字体にもこだわり、読みやすさを工夫します。
また、記事のみにするのか、写真も入れるのか、アンケート結果を掲載するのかなどのレイアウトも事前に決めておきましょう。全体像がつかみやすくなり、Web社内報をスムーズに作成できます。
ステップ4) 取材・撮影~原稿執筆
企画立案した内容をもとに、社員への取材や撮影を行います。
Web社内報の取材を円滑にするためには、事前準備が重要です。インタビューであればどのような質問をするのかはもちろん、取材の対象となる人の情報をある程度用意しておきましょう。
また、取材後はできるだけ早めに原稿を作成します。取材時から時間が経過すると、その場の臨場感が薄れたり、せっかく聞き出した内容を漏らしたりする可能性があります。
ステップ5) 校正・校閲~入稿
最後に、Web社内報を公開する前に全体の確認を行います。デザインはコンセプトに合っているのか、記事は伝えたいポイントがわかりやすくなっているかなどです。
早めに公開するためにも、制作スケジュールをあらかじめ組んでおくことが重要です。また、修正が発生することを見込んで、原稿執筆までの日程は余裕を持って設定しましょう。
Web社内報を導入する3つのメリット
Web社内報は従来の紙媒体とは違い、テレワークなどで出勤しない社員にも共有できることで注目されています。そんなWeb社内報を導入する3つのメリットを見ていきましょう。
1)社内への情報通知がスムーズになる
Web社内報は、作成したコンテンツをすぐに発信できます。紙の社内報は印刷する必要がありますが、Web社内報であれば執筆から社員の手元に届くまでのタイムラグがほとんど発生しません。
また、Web社内報は発信後の加筆や修正も即対応可能であることもメリットの一つです。アプリなどを活用すれば過去の記事など必要な情報が簡単に検索できます。
2) コンテンツの効果測定がしやすい
紙の社内報の場合、どれだけの人が読んでいるのかデータの収集は困難です。Web社内報は以下のようなデータを収集できます。
- 閲覧数(PV数)
- 閲覧者数(UU数)
- アンケート回答率
このような効果測定をすることで、より社員のニーズにマッチしたコンテンツ作成ができるでしょう。また、コメント機能などを活用すればコミュニケーション活性化にもつながります。
3)Web社内報ツールの活用でコンテンツの幅が広がる
掲載できるコンテンツの幅が広がることもWeb社内報のメリットです。たとえば、動画の挿入や社内SNS・Webページへのリンクなどの機能を活用して内容の充実化を図れます。
特に動画を活用した社内向けコンテンツの制作が注目されており、ウィズワークス株式会社が2021年に公表した「社内報白書2021」によると、7割近くの企業が「動画コンテンツ制作」や「動画配信」を実施済み、もしくは実施したいと回答しました。
Web社内報を閲覧する社員も、紙の社内報より豊富なコンテンツが楽しめるでしょう。また、企画を立案する側も紙の社内報では叶わなかった内容の発信ができるようになります。
Web社内報ツールの選び方・4つの比較ポイント
Web社内報を導入するにあたり、どのツールにすべきか迷っている担当者も少なくないでしょう。ここでは、Web社内報サービスを選ぶための4つの比較ポイントを解説します。
▼参考:
web版の社内報を導入するメリットは?制作ツールまとめ | Video BRAIN(ビデオブレイン)
1) 目的にあった機能が搭載されているか
まずは、自社が求めている機能が搭載されているかどうかです。Web社内報には、主に以下のような機能があります。
- 閲覧数や読了率などの分析機能
- リアクション、コメント機能
- アンケート機能
- Web社内報のテンプレートデザイン
- 公開の通知機能
Web社内報を導入する目的によっても異なりますが、従業員のエンゲージメント向上を目指すのであれば、分析機能やリアクション、コメントができるツールがおすすめです。
▼関連記事
ノーコードアプリとは?ローコードとの違い、注目されている背景を解説! | TUNAG
2) ランニングコストは予算内に抑えられるか
Web社内ツールは運営会社によって費用が異なります。一般的に初期費用と月額費用がかかることが多く、ランニングコストが予算内の抑えられるのかも確認しておきましょう。
機能が充実したツールは費用が高くなる傾向にあります。無料トライアルができるサービスもあるため、自社にマッチしたものかをしっかりと確かめることが大切です。
3) セキュリティ対策に問題はないか
Web社内報ツールを選ぶうえで、セキュリティ対策が万全かどうかも重要なポイントです。自社の情報を外部に漏らさないためにもしっかりと確認しておきましょう。
どのような機能が備わっているかはもちろん、過去の導入実績や事例に問題がないかもチェックすると良いです。
4) デザインは自由度が高いか
Web社内報ツールにはテンプレートや例文が用意されているものがほとんどです。真っ白な状態から制作し始める紙の社内報とは異なり、作業を進めやすいのがメリットです。
一方で、自社の特色にマッチしたデザインなのかどうかは重要なポイントとなります。自由度の高いデザインが搭載されているツールのほうが使い勝手が良いでしょう。
社内の情報発信や伝達にWeb社内報の活用は有効
目的に沿った運用で、従業員に使われる社内報を目指す
社内報は全社向けの情報や部署ごとの情報など、利用する単位は様々ですが、重要なのは、従業員に見られる、使われることです。
基本的なルールを設定することは必要ですが、現実的に運用できるところから始め、会社や社員にとって有益になる社内報づくりを進めましょう。
ツール選びの際は、社内報を通して実現したいことや、課題点などもサービス提供社に相談し、目的が達成できるツールを導入することがおすすめです。
Web社内報の運用に「TUNAG」がおすすめな理由

Web社内報の運用でおすすめなのが「TUNAG」です。
PCはもちろんスマートフォンアプリで社内報を運用でき、部署や現場を問わず従業員一人ひとりに情報が届きます。
特徴的なのが現場からも発信できることで、各部署や拠点にどんな人がいて、どんなことを頑張っているのかが見える化しやすいサービスです。
また、ネタ・企画ごとに既読やコメントの数が見え、データが蓄積されるためPDCAをまわしやすく、「読まれる社内報」のための改善を続けていくことができます。
気になる方は、下記より「TUNAG」の資料を無料でダウンロードしてみてください。
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