社内広報は、企業が自社の従業員に向けて行う広報活動のことです。この取り組みは従業員のモチベーション向上、企業と従業員との信頼関係の強化、そして最終的には組織全体の強化に寄与します。
社内広報の目的 |
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一方、社内広報は社外から取り組みが見えにくいため、「何を発信すればよいのか」「どのような手段を使えば従業員に届くのか」と悩む担当者も少なくありません。コンテンツを増やすだけでなく、目的に合わせた発信内容とツールを選ぶことが大切です。
本記事では、社内広報に取り組む際のおすすめの発信ネタやツールを紹介します。
社内広報の代表的な手段の一つが社内報です。社内報の目的や役割、種類、作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

本資料では、社内報ネタ30選や会社に一体感を生んだWEB社内報の成功事例をお届けします!
うまく運用するための4つのステップも紹介しているので、社内報の運用が難しいと悩んでいる方におすすめです。
▼資料の内容▼
・今すぐ使える社内報ネタ30選
・Web社内報の4つの運用ステップと成功例
・組織に一体感をもたらすWeb社内報アプリ「TUNAG」の資料
社内広報は、企業が自社の従業員に向けて展開する広報活動を指し、従業員のモチベーション向上、企業と従業員間の信頼関係の強化、そして組織全体の強化に寄与する重要な役割を果たします。
社内広報は、従業員が自社についてより深く知り、理解することを目的としています。この取り組みを通じて、従業員は自社の価値や目標に共感し、組織全体としての一体感と向上心を育むことができます。
社内広報は単なる情報伝達の手段ではなく、組織の魂を形成し、従業員と企業の間の強固な絆を築くための重要な取り組みです。
また、社内広報で会社の方向性や価値観を伝える際は、企業として何を大切にし、どこを目指しているのかを整理しておくことも大切です。企業の存在意義、目指す未来、大切にする価値観をMission(ミッション)・Vision(ビジョン)・Value(バリュー)の3つに整理したものがMVVです。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の意味や違いについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
社内広報の仕事内容は、情報を発信するだけではありません。社内向けのコンテンツ制作やイベント運営、従業員からの意見収集などを通じて、会社と従業員の間で情報が行き交う機会をつくります。
主な仕事内容は次の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
社内報の発行では、例えば月に一度「社内ニュースレター」を作成し、各部署の最新のプロジェクト進捗、従業員の功績、新しいイニシアチブなどを紹介します。特にホールディングやグループ会社の広報担当になると、グループ報と呼ばれる広報誌を発行する場合もあります。
これにより、従業員は会社全体の動向を把握しやすくなり、他部署の活動に対する理解と関心が深まります。また、社内ブログやSNSを活用することで、よりカジュアルな形式で情報共有が行われ、従業員同士の交流が促進されます。
社内イベントの企画・運営には、年次の社員総会、チームビルディングを目的としたワークショップ、季節ごとの社内パーティーなどが含まれます。例えば、夏には社内バーベキューを開催し、部署間の交流を促進することで、社内コミュニケーションの壁を低減します。また、社内ハッカソンやイノベーションコンテストを開催することで、従業員の創造性を刺激し、新しいアイデアを会社にもたらす機会を提供します。
意見やフィードバックの収集には、定期的なアンケート調査やフィードバックボックスの設置があります。例えば、新しい福利厚生プログラムを導入する前に、従業員の意見をアンケートで集め、その結果をもとにプログラムを調整します。また、「アイデアボックス」を設置し、社内の改善点や新しいアイデアを提案するための直接的なフィードバックを受け付けることも有効です。これらのフィードバックは、経営層の会議で共有され、実際の経営戦略や職場環境の改善に役立てられます。
社内広報の必要性は、組織の規模や構造によって変わります。
小規模な組織では、従業員同士の距離が近く、日常的なコミュニケーションを通じて情報が自然と共有されるため、社内広報の必要性はそれほど高くありません。
しかし、組織が成長し、従業員数が増加すると、情報の共有や帰属意識の醸成が難しくなります。
特に、複数の拠点が存在する場合や、リモートワークが普及している環境では、社内のつながりを保つために社内広報が重要な役割を果たします。
■ 関連するお役立ち資料
組織に一体感を生むWEB社内報 | TUNAG(ツナグ)
社内報やブログでの発信において、以下のテーマは従業員のエンゲージメント向上やコミュニケーションの活性化に有効です。
部署間のコミュニケーションを活性化させるためには、他部署の仕事内容や人となりを知ることが重要です。成果を上げている部署や、目立たない部署などを取材し、社内の多様性や個々の貢献を紹介することで、組織全体の理解と協力を促進できます。
管理職やリーダーの視点や考え方を共有することで、従業員は組織の方向性や意思決定の背景を理解しやすくなります。また、役職や部署を超えた普遍的な学びやインサイトを提供し、従業員の成長やモチベーション向上に寄与します。
新入社員のフレッシュな視点や意気込みを紹介することで、組織全体に新たなエネルギーをもたらすことができます。また、新入社員が直面する課題や期待に対する理解を深め、組織としてのサポート体制を考えるきっかけにもなります。
社内イベントの様子を詳細に報告することで、イベントに参加できなかった従業員もその雰囲気を共有できます。イベントを通じた学びや楽しみを共有することで、次回の参加を促し、社内コミュニティの強化につながります。
企業や従業員が外部メディアに取り上げられた際の情報を共有することで、組織の成果や評価を社内に広め、従業員の誇りやモチベーションを高めることができます。また、外部からの評価を通じて、自社の強みや改善点を客観的に把握する機会にもなります。
ここで紹介した以外にも、社員紹介やアンケート企画、季節に合わせた企画など、社内報で取り上げられるテーマはさまざまです。「何を発信すればよいか分からない」「企画がマンネリ化してきた」という場合は、発信ネタをまとめた資料も参考にしてください。
関連資料:もうネタ切れに困らない! 本当に使える社内報ネタ30選
社内広報の方法は、全社会議や紙の社内報だけではありません。音声やWebサイト、動画、従業員からの投稿などを活用し、自社の課題に合わせた方法でコミュニケーションを行っている企業もあります。
ここでは、次の4つの事例を紹介します。
それぞれの企業が、どのような課題に対して社内広報を活用しているのか見ていきましょう。
2007年に岡山県で創業した同社は、岡山と東京の2拠点で活動しています。楽曲・効果音等の音素材をWebサイトで販売するサービスを運営しています。東京と岡山で情報の差が大きくなり、「社長の意見を知りたい」という意見が多く上がるようになったそうです。
そこで、「音声データ」を社内向けに発信する取り組み、社長や社員がパーソナリティを努める社内ラジオを開始しました。
求人情報メディア・人材紹介サービス等の運営を行うエンジャパン。「ensoku!」というWebサイトでは、社員一人一人が発信する社内報をWeb上で公開しています。オープンな社風を表現し、社内外のコミュニケーションを活性化する手法となっています。
英国大手食品スーパーのWaitroseは、全ての従業員等の関係者は、組織の成功についての利害関係者だと考えています。多様な変化を迎えるにあたって、従業員がアイデアを共有し、将来の成功の一翼を担えるようにしたいと考えていました。
Waitroseのウェブサイトには、従業員が昼夜を問わず、アプリやウェブサイトからいつでもアイデアを投稿できるコーナーが設けられました。これらのアイデアは、他の人が「いいね!」と言ったり、組織全体からコメントをもらうことができます。
Waitroseは貴重な財産である「従業員」を活かしています。ある従業員がレシートの情報を最適化し、再定義することを提案した後、16万ポンド相当のレジロールを節約することに成功するなど、明確に結果が表れています。ビジネスで何が起こっているのか、最前線にいる人たちが一番理解知っているのです。
これは、「報酬よりも承認を」という考え方の例と言えるでしょう。ではなぜ、人は承認を求めるのか?承認は多くの場合、目に見えないものですが、心理的に計り知れない価値があるのです。
参照:How Waitrose drive process improvement through employee suggestions
英国のマンチェスター警察は、2017年にマンチェスターアリーナで発生したテロ事件の後、救急サービスにおける危機管理コミュニケーションと現場のスタッフを優先することの大切さを示しました。
甚大な被害の生じた事件において、職員達はリアルタイムで何が起きているのかを知らされる必要がありました。そして、職員達の安全が第一におかれました。次の対応策が、迅速に取られ、効果を発揮しました。
この事例からは、最も深刻な状況においても、強力なリーダーシップに導かれ、団結したコミュニケーションは、いかに組織とそのスタッフを助けるのかということが分かります。
参照: Crisis Comms lessons with Greater Manchester Police’s Amanda Coleman
社内広報に活用できるおすすめのツールを紹介します。

引用:TUNAG
運営会社 | 株式会社スタメン |
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公式URL |
TUNAGは社員同士の相互信頼関係を向上させ、社内コミュニケーションを活性化させるWeb社内報サービスです。
会社からの情報を一方的に発信する社内報とは違い、社員からの情報発信・反応など双方向コミュニケーションを可能としたWeb社内報として活用できます。
各社の組織課題に合わせてコンテンツを簡単にカスタマイズ・発信できるとともに、優れた分析機能で社内報の反響や社内のコミュニケーション量の分析も行えます。

引用:Garoon
運営会社 | サイボウズ株式会社 |
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公式URL |
サイボウズ社が提供している中堅・大規模組織向けグループウェアです。社内ポータルを作る事が可能なため電子掲示板も簡単に作成できます。
その他にもスケジュールやワークフローなどグループウェアとして必要なメニューが一通り揃っています。
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引用:LINE WORKS
運営会社 | LINE WORKS株式会社 |
|---|---|
公式URL |
LINE WORKSは個人利用者も多いLINEのビジネス版で、メッセージ機能に加えてメール、カレンダー、資料の共有、掲示板などを使う事ができます。
仕事用に別のアカウントを作成する事ができるためプライベートとの切り分けも可能です。
また私用で利用しているユーザーも多い事から、使い方などをレクチャーしなくても導入時からすぐに使いこなせます。
利用者数が少ない場合やトライアルなどで使ってみたい場合は無料で導入が可能です。

運営会社 | マイクロソフト |
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公式URL |
Microsoft 365はマイクロソフト社が提供するビジネスツールです。Microsoft 365に含まれているものはOutlookやOfficeだけではなく、Share Pointというサービスを活用すると社内用サイトの構築も可能です。
Share pointはファイル・情報共有サービスの位置付けですが、ワークフロー、コンテンツ管理、アンケート機能、外部共有などを利用する事が可能です。


一般的に「社内報の記事は広報担当者が作成し、従業員が見るもの」という認識が多いと思いますが、
TUNAGは全従業員が社内報の記事制作やリアクションに参加して、全社員で作り上げていく仕組みになっています。
そういった運用を適切に行うために、権限設定や記事投稿フォーマット、オリジナルスタンプ等の機能が搭載されています。

社内報は従業員に届き、読まれて初めて効果的を発揮します。
TUNAGは、社内チャット機能、社内ポータル機能、ワークフロー機能など、日常的に従業員が利用する機能を多数搭載しています。
そのため社員の日常的なログインを促し、より多くの従業員様に読まれる社内報の運用を実現できます。

投稿された記事はリアルタイムで、タイムラインに流れて従業員様の手元に届くようになっています。
それと同時に、記事はカテゴリー毎にも蓄積され、後から入社した人でもすぐに辿り着き、見ることができる設計になっています。
社内報のバックナンバーや、社内アルバムとしての役割を果たします。

どの記事がどれぐらい読まれているか、そもそもログインされているか状況把握をするために、記事毎の閲覧数や読了数、投稿数、ログイン数など、社内報運用における様々な数値を管理者画面に表示しております。
また、部署・個人毎に可視化されるので、適切な改善活動に繋げることができます。
社内広報が機能すると、従業員は経営方針や会社の取り組みだけでなく、普段接点の少ない部署や社員がどのような仕事をしているのかも知ることができます。会社全体の動きが見えやすくなることで、自分の仕事がどこにつながっているのかも理解しやすくなります。
また、他部署の取り組みや従業員の活躍を継続して発信すれば、「この業務ならこの部署に相談できそう」「同じ課題に取り組んでいる人がいる」といった気づきも生まれます。社内広報をきっかけに部署を越えた会話や協力が始まれば、情報を届けるだけではない価値につながります。
そのためには、発信するコンテンツを増やすだけでなく、従業員が何を知りたいのかを把握し、反応を見ながら内容や届け方を改善することが大切です。各部署の情報を取り入れたり、従業員から意見や投稿を募ったりしながら、一方的な情報発信で終わらない社内広報をつくっていきましょう。