社内報の作り方マニュアル。準備・計画・制作の手順とアイディアを紹介

従業員エンゲージメントの向上と組織の一体感醸成は、多くの企業で経営課題として認識されています。その解決手段として、社内報は重要な役割を果たすツールです。社内報制作を任されたものの「何から着手すればよいか分からない」「効果的なコンテンツが思いつかない」「継続運用できる体制構築が難しい」といった悩みを抱える担当者は少なくありません。本記事では、社内報制作の全工程を10のステップで体系化し、各段階で押さえるべきポイントと実践的な手法を解説します。

社内報制作のステップ【準備編】

社内報の成功は、制作前の準備段階で決まるといっても過言ではありません。組織の現状分析から制作体制の構築まで、基盤となる4つのステップを確実に実行することで、効果的な社内報制作の土台が築けます。

以下では、情報収集から始まり、目的設定、読者層の明確化、そして体制構築に至る各プロセスで留意すべきポイントを詳しく解説していきます。

【STEP1】情報収集と現状分析を行う

社内報制作の第一歩は、自社の現状を正確に把握することです。従業員の声やニーズを収集し、どのような情報発信が求められているのかを分析しましょう。

まず、従業員アンケートやヒアリングを実施して、現在の社内コミュニケーションに関する課題を洗い出します。例えば「他部署の業務内容が分からない」「会社の方針が伝わりにくい」「同僚との交流機会が少ない」といった声が上がるかもしれません。

他社の社内報事例を調査することも重要です。同業他社や規模の似た企業がどのような社内報を発行しているか、どのようなコンテンツが人気なのかを研究しましょう。ただし、他社のまねをするのではなく、自社の課題解決に適した要素を参考にすることが大切です。

【STEP2】発行目的とコンセプトを設定する

情報収集の結果を基に、社内報の発行目的とコンセプトを明確に設定します。この段階で方向性を決めることで、以降の制作プロセスがスムーズに進みます。

発行目的の例としては、以下のようなものが考えられます。

  • 従業員同士の相互理解促進と組織の一体感向上
  • 会社の方針や戦略の浸透
  • 従業員のモチベーション向上と離職率の改善
  • 企業文化の醸成と価値観の共有
  • 部署間の連携強化と情報共有の促進

目的が決まったら、それを実現するためのコンセプトを設定します。「全員参加型の双方向コミュニケーション」「現場の声を重視した情報共有」「読みやすく親しみやすい社内メディア」といったコンセプトが考えられます。

このコンセプトは、企画立案からデザイン決定まで、あらゆる制作過程での判断軸となるため、関係者全員で共有し、理解を深めておくことが不可欠です。

【STEP3】ターゲット読者を明確化する

効果的な社内報を制作するには、誰に向けて発信するのかを明確にする必要があります。全社員を対象とする場合でも、どの層を重点的に意識するかによって内容や表現方法が変わってきます。

年齢層、職種、勤続年数、役職などを考慮してターゲットを設定しましょう。「入社3年以内の若手社員」「管理職」「営業部門」といった具体的な設定が効果的です。

また、読者の興味関心や情報収集スタイルも把握しておくことが大切です。例えば、多忙な管理職には短時間で要点が把握できる構成を、デジタルネイティブ世代の多い若手社員には視覚的に楽しめるデザインを重視するなど、ターゲットに合わせた工夫が考えられます。

ターゲット読者のペルソナを作成し、その人物がどのような情報を求めているか、どのような表現なら響くかを具体的に想像してみましょう。

【STEP4】制作体制と予算を決定する

社内報の継続的な発行を実現するには、適切な制作体制の構築が不可欠です。誰が責任者となり、どのようなメンバーで制作チームを組織するかを明確に決定する必要があります。

このとき、社内リソースと予算を考慮して、最適な制作体制を選択することが重要です。完全内製化の場合は、制作スキルの習得に時間を要しますが、外注費用を抑えられ、柔軟な対応が可能になります。外部委託の場合は、プロフェッショナルなクオリティが期待できますが、予算確保と外部との調整が課題となります。

内製する場合は、編集長、記者、デザイナー、校正担当といった必要な役割を洗い出し、適任者を配置します。各メンバーの本業との兼ね合いを考慮し、無理のない業務分担を行うことで、長期的に持続可能な体制を構築できます。制作体制の決定は、社内報の品質と継続性を左右する重要な判断となるのです。

社内報制作のステップ【計画編】

準備段階で基本方針が固まったら、具体的な制作計画の立案に移ります。発行スケジュールから媒体形式まで、実際の制作に向けた詳細な設計を行うことで、スムーズな制作進行が可能になるでしょう。

以下では、スケジューリング、媒体選択、企画立案の3つのステップについて、実務的な観点から解説していきます。

【STEP5】発行スケジュールと頻度を決める

社内報の発行頻度は、制作体制や予算、コンテンツの性質を考慮して決定します。一般的な発行頻度としては、月刊、季刊、年2回などがあります。

月刊の場合は情報の鮮度を保ちやすく、継続的なコミュニケーションが図れますが、制作負荷が高くなります。季刊や年2回の場合は制作負荷は軽減されますが、タイムリーな情報発信が難しくなる場合があります。

制作スケジュールを検討する際は、以下の要素を考慮しましょう。

  • 企画会議の開催時期
  • 取材・撮影の実施期間
  • 原稿作成・編集の期間
  • デザイン・レイアウト作業の期間
  • 校正・最終チェックの期間
  • 印刷・配布の期間

余裕を持ったスケジュール設定により、品質の高い社内報を安定的に発行できる体制が整います。

【STEP6】媒体形式とデザイン方針を選択する

社内報の媒体形式は、紙媒体、Web版、PDF版など複数の選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社の状況や読者のニーズに最適なものを選択することが重要です。

以下の表で、各媒体の特徴を比較してみましょう。

紙媒体

Web版

PDF版

メリット

手に取って読める親しみやすさ

保存性に優れる

リアルタイムな更新が可能

双方向コミュニケーションを実現

制作と配布が比較的容易

印刷コスト不要

デメリット

印刷コストがかかる

配布の手間が必要

全従業員がアクセスできる環境整備が必要

読者の反応を把握しにくい

適した用途

記念号・保存版の発行

日常的な情報共有・対話促進

コスト重視の定期発行

この表からわかるように、各媒体には明確な特徴があります。紙媒体は従来型の安心感、Web版は即時性と双方向性、PDF版はコストパフォーマンスという強みを持っています。

デザイン方針についても、この段階で基本的な方向性を決めておく必要があります。親しみやすいポップなデザインにするか、シンプルで洗練されたデザインにするか、設定したコンセプトとターゲット読者を考慮して決定します。統一感のあるデザインルールを定めることで、継続発行しても品質が安定した社内報を制作できます。

【STEP7】企画詳細を決定し取材準備をする

具体的なコンテンツ企画を決定し、取材の準備を進めます。創刊号では特に、読者の関心を引く魅力的な企画を用意することが重要です。

企画立案では、読者のニーズと会社の伝えたい内容のバランスを考慮しましょう。一方的な情報発信にならないよう、読者にとって価値のあるコンテンツを心がけます。

そして取材対象者との日程調整や撮影場所の確保、必要な機材の準備など、円滑な取材のための準備を進めましょう。取材に協力してもらう社員には、事前に取材の目的や流れを説明し、理解と協力を得ることが大切です。

社内報制作のステップ【制作編】

計画が固まったら、いよいよ実際の制作作業に入ります。取材から最終的な配布まで、各段階での注意点とコツを紹介します。

【STEP8】取材・撮影・原稿作成を実施する

取材は社内報制作の核となる作業です。事前に準備した企画に沿って、効果的な取材を実施しましょう。

取材時は相手の話しやすい雰囲気づくりを心がけます。緊張をほぐすような雑談から始めて、徐々に本題に入っていくとよいでしょう。また、準備した質問項目だけでなく、話の流れに応じて追加の質問を行うことで、より深い内容を引き出せます。

撮影においては、表情が自然で親しみやすい写真を心がけましょう。硬い表情の写真では読者に親近感を持ってもらいにくくなります。複数のカットを撮影して、後でベストショットを選択できるようにします。

原稿作成では、取材で得た情報を読者にとって分かりやすい形で整理します。専門用語は避け、誰でも理解できる平易な表現を使用しましょう。また、読者の興味を引く導入部分と、印象に残る結びの部分を意識して構成します。

【STEP9】編集・デザイン・レイアウトを行う

原稿がそろったら、編集作業を通じて記事全体の品質を高めていきます。各記事の内容を精査し、誤字脱字のチェックや表現の統一を図ることで、プロフェッショナルな仕上がりを実現します。

編集作業では、事実確認を徹底することが重要です。人名、部署名、数値データなどは特に慎重にチェックし、必要に応じて関係者に確認を取ります。文章の読みやすさも重要な要素であり、長すぎる文章は適切に分割し、段落構成を整えることで、読者が最後まで読み進めやすい構成にします。

デザインとレイアウトの段階では、全体のバランスを考慮しながら、視覚的に魅力的な紙面を構成します。重要な記事は目立つ位置に配置し、写真とテキストのバランスも調整することで、メリハリのある紙面になります。読者が最後まで興味を持って読み進められるよう、視覚的な工夫を凝らすことが、社内報の価値を高める重要な要素となるのです。

【STEP10】校正・最終チェック・配布を完了する

制作が完了したら、校正作業を行います。内容の正確性はもちろん、レイアウトの崩れや画像の品質もチェックしましょう。

可能であれば、制作に直接関わっていない第三者にも校正を依頼することで、見落としを防げます。特に個人名や数字、日付などは慎重に確認しましょう。

最終チェックでは、印刷仕様や配布方法についても確認します。紙媒体であれば、印刷部数、用紙の種類、製本方法など、事前に決めた仕様通りに進行しているかチェックしましょう。

社内報のアイディア集

魅力的な社内報を制作するためには、読者が興味を持つコンテンツ企画が必要です。ここでは、多くの企業で効果的に活用されている企画のアイディアを紹介します。

社員インタビュー・紹介系企画

社員インタビューは社内報の定番コンテンツです。普段接する機会の少ない他部署の社員や、入社したばかりの新人社員を紹介することで、従業員同士の相互理解が深まります。

新入社員紹介では、出身地や趣味、入社の決め手、今後の目標などを聞いて、親近感を持ってもらえるような内容にしましょう。経験豊富な社員の場合は、これまでの経験や仕事への思い、後輩へのメッセージなどを盛り込むと効果的です。

退職者へのインタビューも印象深いコンテンツになります。在職中の思い出や会社への感謝の言葉を紹介することで、組織への愛着を深められるでしょう。

参加型・投稿型企画

読者が参加できる企画を設けることで、社内報への関心を高められます。投稿型の企画は、従業員の主体的な参加を促し、組織全体の一体感醸成にもつながります。

写真投稿企画では「私のお気に入りの職場風景」「ランチタイムの一コマ」などのテーマを設定し、社員に写真を投稿してもらいます。日常の何げない瞬間を共有することで、親近感が生まれます。

文章投稿企画では「仕事でのうれしかった出来事」「同僚への感謝メッセージ」などのテーマで短文を募集します。ポジティブな内容を共有することで、職場の雰囲気向上に貢献できます。

クイズやアンケート企画も参加しやすいコンテンツです。会社に関するクイズを出題したり、福利厚生に関するアンケートを実施したりすることで、楽しみながら会社への理解を深めてもらえます。

業務改善・スキルアップ系コンテンツ

実務に役立つ情報を提供することで、読者にとって価値のある社内報になります。業務効率化のノウハウやスキルアップのヒントを共有しましょう。

参加できなかった社員にも学習機会を提供でき、知識の共有が図れます。資格取得者のインタビューでは、取得のきっかけや勉強方法、業務への活用法などを聞くことで、スキルアップへのモチベーション向上につながります。

このような実務的なコンテンツは、読者の直接的な利益につながるため、社内報の価値を高める重要な要素となります。

会社の新商品や新しいサービスの紹介

自社の事業内容への理解を深めてもらうため、新商品やサービスの紹介は重要なコンテンツです。開発秘話や特徴、今後の展開などを分かりやすく説明しましょう。

開発担当者へのインタビューを通じて、商品に込めた思いや開発過程での苦労、こだわりのポイントなどを紹介します。社員が自社の商品により愛着を持てるようになります。

お客さまの声や導入事例も効果的なコンテンツです。自分たちの仕事がどのように社会に貢献しているかを実感でき、働きがいの向上につながります。

競合他社との差別化ポイントや市場での位置付けなども説明することで、営業活動や顧客対応に活用してもらえます。

会社の方針・目標発表とトップメッセージ

経営陣からのメッセージは、組織の方向性を統一し、従業員のモチベーション向上に重要な役割を果たします。決算発表や方針転換のタイミングで積極的に発信しましょう。

代表者からの年頭所感では、前年の振り返りと新年の目標、重点取り組み事項などを分かりやすく伝えます。数値目標だけでなく、目標達成に向けた思いや期待も込めることで、従業員の共感を得られます。

新規事業立ち上げや組織変更の際は、その背景と目的、期待される効果を詳しく説明します。変化に対する不安を軽減し、前向きに取り組んでもらうためのメッセージを発信しましょう。

社内報を制作するポイント

継続的に読まれる社内報を制作するためには、いくつかの重要なポイントがあります。読者の立場に立った制作姿勢と効果的な運用方法を紹介します。

デザイン・レイアウトの基本原則を守る

読みやすい社内報を制作するには、デザインとレイアウトの基本原則を理解しておくことが重要です。美しく見やすい紙面は、読者の関心を引き、最後まで読んでもらう確率を高めます。

まず、統一感のあるデザインを心がけましょう。フォントの種類やサイズ、色使い、余白の取り方などを統一することで、プロフェッショナルな印象を与えられます。

写真と文章のバランスも重要なポイントです。文章ばかりでは単調になりがちですが、写真を適切に配置することで視覚的な魅力を高められます。

写真のサイズやトリミング方法も、全体の印象に大きく影響するため、慎重に検討する必要があります。デザインの一貫性と視覚的な魅力のバランスを保つことで、読者にとって価値のある社内報が実現するでしょう。

読者目線を意識する

社内報制作では、常に読者の立場に立って考えることが重要です。発信者側の都合ではなく、読者が本当に知りたい情報、役に立つ情報を優先して掲載しましょう。

文章表現においても読者目線を忘れてはいけません。専門用語を多用したり、社内でしか通じない略語を使ったりすると、読者にとって分かりにくい内容になってしまいます。

写真撮影時も読者の視点を大切にしましょう。社員の自然な表情や働く姿を捉えることで、親近感を持ってもらえる社内報になります。

タイムリーな情報発信と更新頻度の調整

社内報の価値を高めるには、タイムリーな情報発信が欠かせません。古い情報ばかりでは読者の関心を引くことができず、次第に読まれなくなってしまいます。

季節の話題や社内イベント、業界動向などを適切なタイミングで取り上げることで、読者にとって価値のある情報源としてのポジションを確立できます。

ただし、情報の鮮度を重視するあまり、制作品質が下がってしまっては本末転倒です。制作体制に見合った適切な更新頻度を見つけることが重要です。

緊急性の高い情報については、社内報以外の方法での発信も検討しましょう。メールやチャットツールと連携することで、より効果的な情報発信が可能になります。

効果測定と改善のPDCAサイクル

社内報の効果を最大化するには、継続的な改善が必要です。制作・配布・評価・改善のPDCAサイクルを確立し、より良い社内報づくりに取り組みましょう。

社内報の目標を数値化して設定することから始めます。読者アンケートの満足度、記事への反応数、社内コミュニケーション活性化の指標などを定め、定期的に測定します。Web版であればアクセス数や滞在時間、紙媒体であれば配布後のアンケート回収率などが指標となります。

そして収集した情報を基に、コンテンツ企画やデザイン、配布方法などを見直しましょう。小さな改善の積み重ねが、読者満足度の向上につながります。

継続的な運用体制の構築

社内報を長期間にわたって発行し続けるには、持続可能な運用体制の構築が不可欠です。担当者の異動や業務量の変化にも対応できる柔軟な体制を整えましょう。

制作業務の標準化を進めることで、担当者が変わっても品質を維持できます。企画シートや取材マニュアル、編集ガイドラインなどを整備し、ノウハウを蓄積しましょう。

社内報制作に関わるメンバーのモチベーション維持も重要な課題です。制作の成果を評価し、適切に称賛することで、継続的な取り組みを促進できます。

制作チーム内での情報共有や意見交換の機会を設けることで、メンバー間の連携強化とスキル向上も期待できるでしょう。持続可能な体制構築により、長期的に価値のある社内報運用が可能となるのです。

TUNAGで実現する効率的なWeb社内報の運用

デジタル化が進む現代において、Web社内報の活用は多くの企業で注目されています。特に組織改善クラウドサービス「TUNAG(ツナグ)」を活用することで、従来の社内報を超えた効果的な組織コミュニケーションが実現できます。

TUNAGの特徴と双方向コミュニケーション機能

TUNAGは単なる情報発信ツールではなく、双方向コミュニケーションを促進する多彩な機能を備えた組織改善プラットフォームです。従来の一方向的な社内報とは異なり、読者が積極的に参加できる仕組みが整っており、組織全体の活性化に貢献します。

加えて、発信した情報を社員に「伝える」だけでなく「伝わったか」までを可視化できる分析ダッシュボードが特徴的です。

記事の閲覧率、いいねやコメントの数、読了率などのデータを詳細に把握できるため、効果的なコンテンツ企画の立案が可能になります。従業員の反応をリアルタイムで確認できることで、PDCAサイクルを高速で回すことができます。

詳細が気になる方は、下記より「TUNAG」の資料をダウンロードください。

Web社内報TUNAGのサービス資料をダウンロードする

TUNAGでWeb社内報を運用した事例

実際にTUNAGを活用してWeb社内報を運用している企業では、従来の紙媒体では実現できなかった成果が報告されています。導入企業の成功事例から、効果的な運用方法と期待できる成果を見ていきましょう。

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制作効率の面でもTUNAGは大きなメリットをもたらします。テンプレート機能により統一感のあるレイアウトを簡単に作成でき、制作時間の短縮が可能です。また、スマートフォンからの投稿にも対応しているため、現場からリアルタイムで情報発信できます。

高品質な社内報でもっと会社を好きになってもらおう

社内報は単なる情報伝達ツールではありません。適切に企画・制作された社内報は、従業員同士のつながりを深め、組織への愛着を育む重要な役割を果たします。

本記事でご紹介した10のステップを参考に、自社の課題や目標に合わせた社内報制作に取り組んでみてください。準備段階での目的設定から制作・運用まで、それぞれの段階で丁寧に進めることで、読者に愛される社内報が完成するはずです。

制作過程では試行錯誤があるかもしれませんが、PDCAサイクルを回しながら継続的に改善していくことが重要です。読者の声に耳を傾け、時代の変化に合わせて柔軟にアップデートしていけば、長く愛される社内報になるでしょう。

高品質な社内報を通じて、従業員の皆さんにもっと会社を好きになってもらい、組織全体の活性化を実現してください。きっと、社内コミュニケーションの改善とともに、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与するでしょう。

著者情報

人と組織に働きがいを高めるためのコンテンツを発信。
TUNAG(ツナグ)では、離職率や定着率、情報共有、生産性などの様々な組織課題の解決に向けて、最適な取り組みをご提供します。東京証券取引所グロース市場上場。

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