エンゲージメントサーベイ比較11選!自社に最適な選び方を徹底解説
エンゲージメントサーベイは、従業員のやりがいや会社への愛着を数値で把握し、組織改善につなげるためのツールです。
エンゲージメントサーベイを比較する際は、分析できる項目だけでなく、自社の課題に合っているか、調査後の施策まで進めやすいかを確認する必要があります。
実際に「離職率を改善したい」「従業員の本音を知りたい」と考えていても、ツールごとの違いが分からず、選定に迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エンゲージメントサーベイツール11選の特徴を目的別に比較し、自社に合うツールの選び方や効果的な活用方法を解説します。
エンゲージメントサーベイとは?
エンゲージメントサーベイは、企業が持つ最大の資産である「人材」を最大限に生かすために欠かせない調査です。現代の職場では、従業員のやる気や組織への愛着が企業の競争力を左右する重要な要素となっています。しかし、多くの企業がその状態を正確に把握できていないのが現状です。
エンゲージメントサーベイの概要についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
従業員のエンゲージメントやモチベーションがわかるツール
従業員の意識や感情を把握することで、企業は職場環境の改善や業績向上につながる施策を打つことができます。
例えば、従業員が抱えるストレスや不満を明確にし、改善策を講じることができれば、生産性向上や離職率の低下に直結します。企業が持続可能な成長を遂げるためには、従業員のエンゲージメントを維持・向上させることが不可欠です。
エンゲージメントサーベイのメリット・デメリット
エンゲージメントサーベイには、組織の状態を数値で把握できるメリットがあります。
主なメリットは以下の3つです。
- 従業員の本音や不満を把握しやすい
- 部署や役職ごとの課題を比較できる
- 離職防止や組織改善の施策につなげやすい
匿名で回答できる形式であれば、普段は言いにくい不満や悩みも集めやすくなります。
また、部署別や役職別に結果を比較することで、特定のチームだけに課題が集中していないか確認できます。
一方で、エンゲージメントサーベイには以下のようなデメリットもあります。
- 実施するだけでは組織改善につながらない
- 質問設計によって回答の質が左右される
- 従業員に「回答しても変わらない」と思われる可能性がある
特に注意したいのは、サーベイ結果を集めるだけで終わってしまうケースです。
調査後に改善策を実行しなければ、従業員の期待を裏切ることにもなりかねません。
エンゲージメントサーベイを比較する際は、分析機能だけでなく、結果をもとにした改善施策まで進めやすいかを確認しましょう。
従業員満足度調査との違い
エンゲージメントサーベイと混同されがちなのが、従業員満足度調査です。両者の違いを理解することで、適切な施策を打つことが可能になります。
従業員満足度調査は、主に職場環境や福利厚生、待遇に対する満足感を評価するものです。一方で、エンゲージメントサーベイは、仕事への熱意や組織への貢献意識に重点を置きます。
満足度が高いだけでは従業員が積極的に貢献するわけではありません。例えば、福利厚生に満足しているが、キャリア成長の機会が乏しい場合、従業員満足度は高いものの、エンゲージメントは低下する場合があります。
エンゲージメントサーベイが注目される背景
エンゲージメントサーベイが注目される理由の一つは、従業員と企業の関係性が劇的に変化している点にあります。かつて日本では、終身雇用が当たり前で、企業と従業員の結び付きは非常に強固でした。しかし、時代の変化に伴い、個人の価値観や働き方に多様性が求められるようになり、転職が一般的となりました。
この結果、従業員と企業との関係性が希薄化し、エンゲージメントの低下が課題として浮上しています。
こうした背景を受けて、エンゲージメントサーベイを活用し、従業員の声を吸い上げることで信頼関係を再構築しようとしている企業が増えているのです。
最新のテクノロジーを活用すれば、リアルタイムで結果を分析し、データに基づく迅速な対応が可能になります。このツールは単なる調査手段にとどまらず、企業の競争力を高めるための戦略的な基盤として位置付けられています。
エンゲージメントサーベイを利用する目的
エンゲージメントサーベイは、単にアンケートを実施するだけでなく、組織改善につなげることが重要です。
ここでは、エンゲージメントサーベイを利用する主な目的を3つ紹介します。
従業員の離職率を改善する
離職率の高さは、多くの企業が直面する課題です。エンゲージメントサーベイを活用することで、従業員が職場に対してどの程度の帰属意識を持っているのかを測定できます。この測定結果を基に、企業は従業員が求める環境やサポートを提供することが可能です。
たとえば、サーベイ結果から「上司に認められていない」と感じている従業員が多い場合、上司が感謝を表明する文化を醸成するサンクスカードなどの取り組みが必要となるでしょう。コミュニケーションの活性化やワークライフバランスの充実も、エンゲージメントを高める重要な施策です。
エンゲージメントが高い従業員は離職率が低いことが統計的に示されており、企業の成長に大きく寄与します。
従業員のモチベーションや本音を可視化する
エンゲージメントサーベイは、従業員のモチベーションや本音を可視化する重要なツールです。匿名で回答できる形式を採用することで、従業員が自由に意見を述べやすくなります。その結果、表面化していない問題点や組織内の課題が明らかになることもあります。
例えば、特定の部署でストレスが高い従業員が多い場合、その原因を特定し、迅速に対処することで問題を解消することが可能です。部署だけでなく、役職や年代、性別、地位などあらゆる属性を解析し、やる気と本音を可視化することでエンゲージメントを高める施策に活用します。
データに基づく施策は、直感に頼るよりも効果的であるといえるでしょう。
組織全体の課題を発見する
エンゲージメントサーベイは、個々の従業員の状況だけでなく、組織全体の健康状態を測る手段としても役立ちます。
エンゲージメントサーベイの結果で、従業員間のコミュニケーション不足や、管理職と部下の間の信頼関係の欠如など、組織が抱える課題を特定することができます。
企業が組織課題を解決する際、最初のステップは現状を把握することです。エンゲージメントサーベイは、そのための最適なツールとして、多くの経営者や人事担当者に支持されています。
エンゲージメントサーベイに特化したツール比較
ここからは、エンゲージメントサーベイを行うためのツールを紹介していきます。まずは、エンゲージメントサーベイに特化したツールの紹介です。データの収集や分析を行いたい場合、導入を検討してみてください。
TERAS
TERASのおすすめポイント
- 何回でも何人でもサーベイの実施が可能
- 5分程度の回答で組織の状態を把握でき、従業員の負担を最小限に抑える
- 診断結果に基づき、具体的な改善施策の提案も行う
TERASは、組織が抱える課題を可視化し、改善につなげる強力なソリューションです。
半年に1回、わずか5分程度のアンケートで組織全体の健康状態を診断でき、従業員の負担を最小限に抑えています。回答は完全匿名で行われるため、従業員が本音を伝えやすい環境を提供可能です。
また、スマートフォンからも簡単に回答できるため、場所を問わず参加できます。その結果、調査への参加率も高く、従業員の負担も最小限になっています。
さらに、TERASはエンゲージメントに影響を与える8つのカテゴリーで診断結果を解析し、課題の本質を明らかにします。分析結果に基づき具体的な改善アクションの提案を行うため、課題発見から解決までをワンストップで支援してくれる体制がそろっています。
何回でも何人でも実施可能という柔軟性も大きな魅力です。TERASは、組織のエンゲージメントを高め、持続可能な成長を実現するための頼れるパートナーといえるでしょう。
ラフールサーベイ
ラフールサーベイのおすすめポイント
- 1億5,000万件の蓄積されたデータから多角的な課題を分析
- カスタマーサクセスによる徹底的なサポート体制
- 豊富な導入実績
ラフールサーベイは、組織と個人の状態を可視化し、行動変容を促進することでウェルビーイング経営を実現する組織改善ツールです。1億5,000万のデータを基に、エンゲージメントやメンタル・フィジカルデータ、eNPS、企業リスクなど多角的な設問を網羅し、組織の強みや課題を明確化します。その結果、データに基づく効果的な人事戦略の立案が可能となります。
さらに、サーベイ運用の専門家であるカスタマーサクセスチームが、活用方法から対策の選定まで徹底的にサポートし、組織改善への道筋を提供します。導入企業は2,000社を超え、多様な業種・規模の企業での実績があります。セルフケアや福利厚生などが標準機能として搭載されているのも魅力で、セルフケアでポイントをためると「ラフコイン」に交換し、コンビニなどで商品と引き換えられます。
見つけた課題に対し、同一のツールで対策を施せるのも強みといえるでしょう。
モチベーションクラウド
モチベーションクラウドのおすすめポイント
- 国内最大級のデータベース
- 豊富なコンサルティングノウハウ
- 伴走型のサポート体制
モチベーションクラウドは、国内最大級のデータベースを活用して組織の状態を可視化し、従業員エンゲージメントの向上を支援するサービスです。
12,190社、476万人のデータを基に、期待度と満足度の2軸でアンケート調査を行い、組織の課題を明確化します。さらに、同業他社や会社規模、部門・階層ごとの比較、過去との比較など、多角的な分析が可能です。
また、創業以来20年間の実績を持つリンクアンドモチベーションのコンサルティングノウハウをツール化し、再現性と実効性のある組織変革をサポートします。
コンサルタントが変革まで並走し、組織改善施策のアドバイスを提供することで、組織改革の具体的な方法が分からない、組織診断はしているが改善ができていないといった課題の解決をサポートしてくれます。
さらに、パルスサーベイにより改善進捗を測定し、研修や動画による知見・事例の共有も行ってくれる点も特徴です。これらの機能により、離職率の低下や定着率の向上など、組織の健全化を促進します。
Geppo
Geppoのおすすめポイント
- リクルートとサイバーエージェントのノウハウに基づく設問設計を採用
- 厳選された質問と直感的な回答方式
- 専任の担当者が導入から課題解決まで無償で伴走
Geppo(ゲッポウ)は、リクルートが提供するエンゲージメントサーベイツールで、従業員のコンディション把握や組織診断を低コストで実現します。サイバーエージェントでの運用実績を基に開発され、リクルートの人材事業ノウハウを結集しているのが大きな特徴です。
個人サーベイでは厳選された3問(仕事満足度・人間関係・健康)+αを用い、従業員の負担を軽減しつつ高い回答率を確保します。そして組織サーベイでは20問+αの設問で多くの人事課題を網羅的に把握することが可能になります。
さらに、1企業に1人の担当者がつき、導入から課題解決まで無償でサポートしてくれるのも大きな特徴です。
「個人の課題」と「組織の課題」の両面からアプローチし、組織のエンゲージメントや従業員のコンディションを改善するのに役立ちます。
HRBrain 組織診断サーベイ
HRBrain 組織診断サーベイのおすすめポイント
- 自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能
- 豊富な分析機能がそろっている
- 業界標準や競合他社との比較分析が可能
HRBrainはタレントマネジメントや人事管理など、HR領域に関するさまざまなサービスを提供しています。その中の一つである「組織診断サーベイ」は、従業員エンゲージメントの向上を目的としたサービスです。
このツールは、組織全体の状態を可視化し、従業員の体験を定量的に評価します。設問内容や配信対象、スケジュールなどを自由にカスタマイズできる柔軟な設問設計により、自社固有の課題を発見可能です。
課題の優先順位付けから具体的な改善アクションへの接続が行えるため、課題が複数ある場合、どれから取り組んでいくべきかが明確になります。
さらに、豊富な分析軸やクロス分析を活用して、詳細な課題の特定が可能です。テキストマイニング機能を備え、従業員からの自由記述を解析し、課題発見や施策立案に役立てます。
他社比較やベンチマーク機能により、業界や規模に応じた客観的な分析も可能です。これらの機能により、組織改善を迅速かつ的確に進めることができます。
バヅクリエンゲージメント
バヅクリエンゲージメントのおすすめポイント
- 月額300円/人で利用可能
- 24問の設問でスコア低下の原因と対策を特定
- 研修やワークショップの実行までサポート
バヅクリエンゲージメントは、組織のエンゲージメント向上を支援する高機能なサーベイツールです。月額300円/人という低価格で、属性分析、推移分析、クロス分析、要因分析などの機能をオプションなしで利用可能です。
24問の簡潔な設問により、網羅的かつ効率的にデータを収集し、スコア低下の原因と最適な対策方法を明確にします。
さらに、エンゲージメント向上に特化した研修や対話型ワークショップの実行までフルサポートし、離職防止やコミュニケーション活性化、心理的安全性の醸成につなげます。組織コンサル専門家や産業医の監修の下、ISO30414に準拠した設計で、人的資本開示にも対応しています。
多様な調査ができるツール比較
エンゲージメントサーベイ以外にも、多様な調査ができるツールを紹介します。総合的な調査結果から、組織の課題や強みを明確化しましょう。
LLax forest
LLax forestのおすすめポイント
- メンタルヘルス・フィジカルヘルス・エンゲージメントの3要素からの分析
- 調査結果をイラストや偏差値、ランク、人数割合などで表示
- 約100種類のコンテンツから従業員一人ひとりに適した健康教育を実施
「LLax forest(リラクフォーレ)」は、SOMPOヘルスサポート株式会社が提供するエンゲージメントサーベイ・組織診断サービスです。
メンタルヘルス、フィジカルヘルス、エンゲージメントの3要素を調査し、組織の強みや課題を包括的に把握します。
調査結果は、イラストや偏差値、ランク、人数割合などで視覚的に表示され、企業独自の属性を追加することで詳細な分析が可能です。特に、健康課題による損失金を表示できるという機能はユニークです。
さらに、サーベイ結果に応じて約100種類の動画や豊富なアドバイスコメントから適切な内容を提供するパーソナライズ機能を搭載し、多様な働き方をする従業員一人ひとりに適した健康教育をオンラインで実施できます。
在宅勤務で働く従業員の調査も可能で、「肥満」「運動習慣」「飲酒量」などの健康に影響する要素についても調査することができます。
エンゲージメントサーベイ・組織診断なら【LLax forest】- SOMPOヘルスサポート株式会社
Wevox
Wevoxのおすすめポイント
- わずか3分で回答可能なエンゲージメントサーベイ
- 企業から個人の特性まで細かな診断が可能
- 豊富なオプション機能を提供
Wevoxは、組織の状態を見える化するだけでなく、そこから得られた情報による気付きや対話を通し、組織としての改善策の提示や個人の行動をアップデートするためのツールです。
そのために、エンゲージメントサーベイだけでなく、自社独自の調査ができるカスタムサーベイや、組織のカルチャーを可視化するカルチャーサーベイを実施することができます。
さらに、ストレスチェックや個人特性診断など、従業員一人ひとりに焦点を当てた調査が可能です。その結果、組織の強みや改善点を明確に把握できるだけでなく、従業員の意識や行動の改善を促すのにも役立ちます。
また、豊富な分析機能のほかにも、セキュリティの強化やプロジェクト支援など、オプションが豊富な点も特徴です。
タレントパレット
タレントパレットのおすすめポイント
- あらゆる人材データの一元化・分析が可能
- 国際基準「ISO 30414」に準拠した多彩な項目
- 労務管理や手続きもできる
タレントパレットは、企業の人材管理を支援するタレントマネジメントシステムです。人材の管理から労務管理まで多彩な機能を備え、あらゆる人事・労務に関する業務を行うことができます。
人材データベースでは、従業員の顔写真や経歴、スキル、評価などの情報をひと目で把握でき、様々な条件での人材検索も可能です。
サーベイ機能としては、パルスサーベイや自由に設計できるアンケート機能に加え、テキストマイニング機能で、アンケート結果から傾向や注目されている単語を拾い上げて分析することもできます。
モチベーション・ダッシュボード機能は、社員と組織のエンゲージメントや状態をリアルタイムに把握可能です。多角的な分析で組織の課題を浮き彫りにし、改善策をすぐに実行に移すことができます。
エンゲージメントの向上を図れるツール比較
組織改革で重要なのは、エンゲージメントサーベイによる調査結果を生かし、どのような改善策を実施するかです。そのためには、エンゲージメントの向上を図れるツールを導入し、さまざまな施策を行うことが大切です。
以下では、エンゲージメントの向上を図るための施策を行えるツールを紹介します。組織課題の解決に役立ててください。
TUNAG
TUNAGのおすすめポイント
- 日常的に使いやすい豊富な機能
- 組織課題に応じた柔軟なカスタマイズ
- 充実したサポート体制
TUNAGは、組織のエンゲージメント向上を目的としたクラウドサービスです。組織の状態を可視化・分析し、課題に応じた改善施策の設計から実行までを一貫してサポートします。
日常的に使いやすい社内チャットや掲示板、ワークフローなどの豊富な機能を搭載しており、従業員同士の情報共有や交流を促進するほか、サンクスカード機能やタイムライン機能、経営者からのメッセージの送信を手軽に行える機能などがあり、エンゲージメントを向上させるあらゆる施策を実施することが可能です。
また、スマートフォンアプリにも対応しているため、社用PCを持たないスタッフでも利用可能です。専任スタッフによる導入から運用までのサポート体制も充実しており、効果的な運用を支援します。
上記で紹介した「TERAS」と提供元が同じのため、TERASでエンゲージメントサーベイを実施し、TUNAGで施策を行うといった連携がおすすめです。
カオナビ
カオナビのおすすめポイント
- タレントマネジメントに特化
- コミュニティで悩みを共有できる
- システムの連携先が豊富
カオナビは、従業員の個性や才能を可視化し、戦略的人事を推進するタレントマネジメントシステムです。人材情報を一元管理し、その後の経営・人事戦略に生かすことができます。
人材管理の機能が特に豊富にそろっているほか、オプションでサーベイや適性検査、従業員ごとの学習管理などを行うこともできます。
社外のプロによるサポートやユーザー同士が悩みを共有できるコミュニティで、社外とのつながりや同じ課題を持つ仲間と情報共有をすることも可能です。
人材育成に力を入れたい場合、おすすめのツールです。
【目的別】自社に最適なエンゲージメントツールの選び方
エンゲージメントツールは、導入目的に合わせて選ぶことが大切です。
エンゲージメントサーベイを比較する際は、自社が調査したいのか、健康状態を見たいのか、改善施策まで進めたいのかを整理しましょう。
目的ごとに向いているツールのタイプを整理すると、次のようになります。
- 組織の状態を把握したい
- 健康状態や労務状態も見たい
- 改善施策まで進めたい
エンゲージメント課題に関する自社の状況を把握したい
まず組織の状態を知りたい場合は、サーベイに特化したツールが向いています。
従業員のやる気や会社への愛着を数値で把握できるため、課題の出発点を見つけやすくなります。
たとえば、部署ごとのスコアに差があれば、マネジメントや情報共有に課題があるかもしれません。
ツールを比較する際は、部署別や年代別など、分析軸の細かさを確認しましょう。
状況把握が目的なら、エンゲージメント課題を見える化しやすいサーベイ機能を重視するのがおすすめです。
はじめて導入する企業は、回答のしやすさや運用の負担も見ておくと安心です。
ヘルスチェックや労務状態に特化した分析をしたい
心身の状態まで見たい場合は、健康や労務データも扱えるツールが候補になります。
エンゲージメントの低下には、業務負荷やストレスが関係している場合もあるためです。
たとえば、特定の部署で疲労感が高い場合、残業や人員配置の見直しが必要になることがあります。
メンタルヘルスやフィジカルヘルスも調査できれば、より早くリスクに気づきやすくなるでしょう。
ヘルスチェックを重視するなら、エンゲージメントだけでなく従業員のコンディションも分析できるツールを選びましょう。
人事や労務の施策とあわせて活用したい企業に向いています。
エンゲージメント課題の分析から向上まで実現したい
課題の分析だけでなく、改善施策まで進めたい企業は実行機能も確認しましょう。
サーベイで課題が見えても、現場で行動に移せなければ変化は起こりにくいものです。
たとえば、称賛不足が課題ならサンクスカード、情報共有不足なら掲示板やタイムラインが役立ちます。
このように、課題に合わせて施策を実行できるツールを選ぶと、改善の流れをつくりやすくなります。
エンゲージメント向上まで目指すなら、分析結果を施策に変えられるツールを選ぶことが大切です。
エンゲージメントサーベイを比較する際は、調査後の運用支援や社内施策の実行しやすさも確認しましょう。
エンゲージメントサーベイツールの効果的な使い方
エンゲージメントサーベイツールは、単に従業員の意識を調査するだけでなく、得られたデータを活用して実際の改善策に結び付けることで、真の価値を発揮します。多くの企業がこれらのツールを使いこなせず、表面的な利用にとどまっているケースも少なくありません。
そこで以下では、エンゲージメントサーベイツールを最大限に活用するための具体的な方法を解説します。
エンゲージメント向上ツールと組み合わせる
エンゲージメントサーベイツールの効果を最大化するには、他のエンゲージメント向上ツールと組み合わせるのが効果的です。
例えば、リアルタイムで感謝や称賛を伝えられるツールを導入することで、サーベイで得られた課題に対して即座にアクションを起こすことができます。サンクスカードやタイムライン機能によるアナウンス、表彰機能などが効果的です。
エンゲージメント向上は長期的な視野で行う必要のある施策であるとともに、いくつもの有効な施策を打つ必要があります。
なぜなら、エンゲージメント向上のきっかけとなる動機や働く理由は、人によって違うからです。「人から褒められたい、会社に貢献したい」という動機で働く人もいれば「家族との時間を大切にしたい」という人もいます。個々の動機が違うのですから、異なった施策をいくつか打つ必要があります。
そうした施策を打つ場合は、エンゲージメントサーベイと同時に、向上の施策ができる「TUNAG」のようなツールがおすすめです。あらゆる施策の成果を見ながら実行できるので、より効果のある戦略を選択することができます。
適切な調査であることを心掛ける
エンゲージメントサーベイを効果的に活用するには、調査そのものの質を高めることが重要です。質問項目が曖昧だったり、回答が選択肢に限られていたりすると、正確なデータが得られません。
従業員が自分の意見をしっかり反映できる調査設計を行いましょう。
また、調査の頻度にも配慮が必要です。過度に頻繁なサーベイは従業員に負担をかける可能性があり、適切な間隔で実施することが求められます。
分析結果を周知しその後の対策につなげる
エンゲージメントサーベイの結果は、単に収集して終わりではなく、分析と共有が鍵です。得られたデータを可視化し、経営層だけでなく全従業員と共有することで、組織全体の透明性を高めることができます。
また、結果に基づいた具体的な改善施策を速やかに実行しましょう。重要なのは、エンゲージメントサーベイの実施によって取得したデータをどう生かすかです。結果とそれに対する施策を周知することで、従業員が「声が反映されている」と感じ、さらなるエンゲージメント向上につながります。
エンゲージメントサーベイで組織の課題を見える化する
エンゲージメントサーベイは、従業員の声を吸い上げ、職場環境の改善や企業成長に直結する貴重なデータを提供します。
調査結果を活用して、離職率の原因を突き止めたり、従業員がやる気を持てる職場を築くことで、持続可能な成長を目指すことが可能になるでしょう。
加えて重要なのは、サーベイで発見した課題を解消するための施策を実行することです。単なる調査だけで終わらせず、データを生かして従業員のエンゲージメントを高めることで組織の生産性を向上させ、帰属意識を高めることにつながります。













