POINT
- 課題:お互いの顔と名前が分からない
- 課題:社長の想い・会社の考えが伝わりづらくなった
- 運用:感謝を贈り合う「ありがとうポイント」の運用
- 運用:人にスポットライトを当てたインタビューコンテンツの発信
- 効果:見えていなかった人の良さや活躍の可視化
- 効果:離職防止への貢献
会社名:株式会社クレイジー・ティブィ
従業員規模:101〜300名
事業内容:テレビ放送番組、テレビコマーシャルフィルムの制作並びに販売
会社HP:http://www.crazytv.com/
▼POINT
【課題】お互いの顔と名前が分からない
【課題】社長の想い・会社の考えが伝わりづらくなった
【運用】感謝を贈り合う「ありがとうポイント」の運用
【運用】人にスポットライトを当てたインタビューコンテンツの発信
【効果】見えていなかった人の良さや活躍の可視化
【効果】離職防止への貢献
参考資料:称賛文化が社内に浸透!「サンクスメッセージ」運用ノウハウ
参考資料:経営理念や行動指針が浸透する!社内ポイント・社内通貨 運用事例
テレビ放送番組を主に制作している株式会社クレイジー・ティブィ様。映像制作のプロフェッショナル集団として、若い世代も活躍しています。経営理念は「THINK CRAZY, DO CRAZY MAKE YOU HAPPY」。
その理念に沿うように、「TUNAG(ツナグ)を“楽しく”活用してほしい」そうお話するのは映像技術部部長の古木様。「ツナグ委員会」を作り、若手メンバーと一緒にTUNAGを運用されており、目に見えない良い行動をもっと部署を超えて知れるようにと、様々な取り組みをされています。
その取り組み内容や効果についてお話を伺いました。
課題に感じていたこと
人が増えるに連れ、顔が見えず、どんな人がいるのかが分からなくなった
※古木様
〜TUNAGを導入する前に感じられていた課題を伺えますでしょうか?〜
古木様(以下敬称略):社員が増えてきたこともあり、だんだん顔が見えなくなってきました。年に1回の新年会や、昔行っていた社員旅行みたいなものではカバーできなくなってきたと感じます。
柏様(以下敬称略):私は今2年目で、経理担当で本社にずっといるのですが、他の部署の人と話す機会が無いので、もっと他の人を知ることができる場があるといいなと思っていました。社内の企画でお花見などがありますが、その時に久しぶりにお会いする方も多いので。
社長の想い、考えが伝わりづらくなってきた
古木:さらに会社のビジョンや会社の未来が伝わりづらくなってきました。その「見えない状態」がどんどんふくらんできていると感じていて。
〜これまではどう伝えていたのでしょうか?〜
古木:Facebookなどを使って社長の記事や写真を掲載していましたが、全員が見るのはなかなか難しく。各部署に全体会議等で社長が出向いたり、機会は作っていたりしたのですが。「全社員のことを理解して、みんなで一緒に頑張っていきたい」という想いが強い社長ですので、そういったところをもっと浸透させたいと思いました。
TUNAGを導入した理由
感謝を贈り合うサービスとして、TUNAGのサービスの価値観や画面のフランクさに共感した
※左から柏様、古木様
〜そんな中で、TUNAGを検討した理由、導入に至った理由について伺えますか?〜
古木:総務部長から直々に「社内活性化」をするためのアイデアが欲しいという依頼を受けました。弊社の行動指針は7つあるんですが、その1つに「すべての人や物を大切にし、常に感謝の気持ちを忘れない。」というものがあります。
色々アイデアを考えている中で、日々の些細なことでも感謝し合う会社にしたいなと思い、感謝を贈り合えるような仕組みを考えていました。
※
クレイジー・ティブィ様の経営理念や行動指針について
〜その中でTUNAGを選定したのはどういった理由でしょうか?〜
古木:たくさんサービスはあったんですが、WEBサイトを見ていて、TUNAGの価値観ですとか、考え方、ツールの見た目のフランクさみたいなのに共感しましたね。簡単そうで、使いやすそう。カスタマイズできるという点も大きいです。
あとは担当の方がしっかりケアしてくれるという点も非常にいいなと思ったところですね。
ありがとうを贈るとポイントが貯まる「ありがとうポイント」の運用
ポイントがたまると、休暇や旅行券などがもらえる特典にチャレンジできる
※サイコロを実際に投げる時も映像コンテンツとして作成されています。
〜実際にTUNAGの運用が始まった当初はいかがでしたか?特に、「ありがとうポイント」の取り組みについて伺いたいです〜
※ありがとうポイント・・・感謝を贈ったり贈られたりするとポイントがたまる制度。一定期間の間に一定数たまると、「サイコロチャレンジ」という特典がもらえる機会にチャレンジできるルールになっています。TUNAGではお客様の課題に合わせてポイント機能を絡めながら感謝を贈り合う機能を自由にカスタマイズして活用できます。
古木:1年近く「ありがとうポイント」を実施していますが、私自身、非常に楽しかったですね。「ありがとう」を贈るという行為自体がとても楽しくて。実際にポイント獲得上位の方も、「贈るのが好き」という人が多かったですね。
こちらも軽い気持ちで活用してほしいと思って始めましたので、ポイントの中間発表等もはさみながら盛り上げていきました。
〜その後も引き続き活用されていったと思うのですが、そこからどんなことが分かりましたか?〜
古木:良かったのは、まだ多くの人に活躍が知られていないような若いメンバーがしっかり上位に入っていたことですね。若いリーダーやこれから活躍するであろう人が出てきたのは嬉しかったです。
※サイコロチャレンジ・・・ありがとうポイントで一定期間の間にポイント獲得数が上位だった方が、特典を得るためにサイコロを投げられる制度です。特典は、5連休や旅行券、商品券など、出たサイコロの目に合わせて選ぶことができます。
実際にサイコロを投げる瞬間は、動画コンテンツにもまとまっています。映像制作をされている会社だからこそ、社内の取り組みにも全力で素敵な映像コンテンツを作成されています。以下のリンクからぜひご覧ください!
※
サイコロチャレンジをまとめた動画コンテンツはこちら
活躍している人にインタビューする「ハッピーニュース」を投稿
〜ありがとうポイントで上位に出てきた方を取り上げるコンテンツがありつつ、「ハッピーニュース」のコンテンツも素敵ですよね、こちらは「入社後数年経った方へのインタビュー」ですね。〜
※社員をとりあげる「ハッピーニュース」のコンテンツ。こちらもTUNAGで投稿されています。
柏様(以下敬称略):私はまだ入社2年なのですが、若い新入社員に主にスポットが当たっているなと感じたんです。その反面、5年とか長く会社で頑張ってくださっている先輩に現状あまりスポットが当たっていないのではないかと思いました。
先輩の凄さや頑張りは、私達新入社員にとって目標や励みにもなりますし、誰かのデビュー情報は、誰にとっても幸せなニュースだと思ったので、もっと広く共有できたらいいなと思い、ツナグ委員会で提案して始まりました。
〜先輩社員の中でも、どういう人にインタビューしているんですか?〜
柏:新しくディレクターデビューされた方やエディターデビューされた方など、より大きな仕事を任されるようになった先輩方の節目のタイミングに、これまでの努力や経験をインタビューしています。
〜実際に公開してどんなリアクションがありましたか?〜
柏:過去に教育係として関わっていた上長や、現在は別番組を担当しているけど、以前一緒に働いていた先輩方から「最近彼も頑張っているんだね」「ディレクターデビュー良かったね」などのコメントが多く見られます。
今は制作部の方に多めにスポットを当てているので、次は技術部の方の記事も載せられるように企画したいですね。
TUNAG導入後の効果
今まで見えていなかった人の良さや活躍が見えた
※社内部活動の活動レポートもTUNAGに投稿されています。こちらは『クレイジーライダーズ』〜自転車部の活動写真。右から藤村社長、古木様。TUNAGで部員募集し、9名に部員が増えたとのこと(2020年3月現在)
〜ありがとうポイントで上位だった方は、これまではあまり目立っていなかったんですか?〜
古木:そうですね、こんなに人間力があり、優秀な人がいたんだと、嬉しくなりましたね。ありがとうポイントで1位に輝いた伊熊くんは、サイコロチャレンジでも1等賞をとりましたし、何かもってますよね。
そういう意味で、最初に話した通り、この1年は貴重な1年でした。楽しかったですよ。1位をとった彼もとても楽しんでくれました。
彼の周りの人は彼の良さを知っていたはずですが、TUNAGを通してそれが表に出て、みんなで共有できたところがTUNAGの非常に良いところだと思うんですよね。
「ここにいる意味がある」と思える職場づくりから、離職防止へ
古木:働き方改革などの要素も加わり、確実に離職率は下がっています。離職に関してはこの業界の特徴もあり、色々な要素があるため「全部TUNAGのおかげ」と決めきれないところはありますが、自分個人の意見としては、TUNAGは重要な役割をもっていると信じています。
〜このような業界での離職の理由には、傾向があるのでしょうか?〜
古木:私はミルフィーユだと思っていて、色々な理由が積み重なって一定まで来た時に辞めると思っているんです。ですので、これという傾向は無いのですが、必ず含まれるのは「ここにいるメリットが無い」という点だと思いますね。
その点、「ありがとうポイント」の取り組みによって、感謝し、感謝され、楽しめるようになると、仕事も楽しくなるし、居場所もできて、人生も楽しくなると思っていますね。
今後行っていきたいこと
引き続き、「人」にフォーカスして知るきっかけを作りたい
〜今後行いたいこと、力を入れたいことなどを伺えますか?〜
古木:引き続き、「人となり」を特集したいですね。今までスポットが当たらなかった人をしっかり紹介していきたいです。それをみんなで共有し合って会社の力にしていきたいですね。
経営理念の中に「MAKE YOU HAPPY」という言葉があるんですが、周りをハッピーにしようというメッセージなんです。
ですので、会社で活躍している人はそういったところを実行できる人であるべきですし、だから「ありがとうポイント」で見えてくる人たちはやはり会社を作っていく人たちだと思っています。
柏:私が作っているインタビューもそうですが、今まだ目立っていない人やSNSがそもそも苦手な方も、どんどんこちら側から切り込んでインタビューしていきたいですね。
もっと社内の一大イベントとして楽しく使えるようにしていきたいです。
気軽にチャレンジしていける場づくりを行いたい
※映像を編集するスタジオ
古木:運用の面でいくと、これから5Gになって動画ももっと進化していくじゃないですか。動画という弊社の強みを活かし、コンテンツに取り入れたいですね。
もっとみんな色々できると思うので、情報交換してほしいし、楽しんでほしいです。まだ周りの人を気にしすぎているところもあるので、あまり気にせずチャレンジできるよう、仕掛けづくりをしていきたいですね。
〜古木様、柏様、お話いただきありがとうございました!〜
▼『TUNAG』について
『TUNAG』では、会社として伝えたい理念やメッセージを、「社内制度」という型として表現し、伝えていくことができます。会社様ごとにカスタマイズでき、課題に合ったアクションを継続的に実行できるところに強みがあります。「施策が長続きしない」「定着しない」というお悩みがございましたら、「現在のお取り組み」のご相談を無料で行っておりますので、お問い合わせください。